ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

【ニートと読書】 2017年3月に読んで面白かった本を紹介してみる。

どうも、ラッキーマンです。

 

今回は2017年3月に読んだ本の中でおもしろいなぁと思った本を紹介していきたいと思います♪

 

君はどこにでも行ける

 

堀江さんが実際に様々な国を回って感じたことと、アジアを始めとした周辺国の発展と日本の現状をわかりやすく教えてくれる一冊。

 

海外に詳しい人からしたらある程度当たり前のことなのかもしれないが、僕のような海外に疎い人間にとっては「へぇ、今あの国ってこんな感じなんだ。」という発見が沢山あり読んでいて実に楽しめた。

 

もちろんそのように世界の国々の現状を知るため日本としても価値はあると思うのだが、堀江さんが言いたいのはもっと別のところにある。それは

 

「頭の中にある国境を消そう」

 

ということ。僕たちは知らず知らずのうちに頭の中に国教という名の枠組みを作ってしまっている。堀江さんの別の本に書かれている言葉を借りればそれは思い込みと言ってもいいのかもしれない。

 

その思い込みは、「これは無理かもな」「これはできないかもな」という具合に僕たちの行動を制限してしまう。思い込みという檻に閉じ込められているといってもいいのかもしれない。

 

でもそれは本当なのだろうか?というのが堀江さんの考えることだ。実はその思い込みは根拠のないものなんじゃないか?誰かから勝手に植え付けられたモノなんじゃないか?実はその思い込みを取っ払えばできることは多い、この本のタイトルのように

 

「どこにでも行けるし、何でもできるんじゃないか?」

 

というのが堀江さんの考えなのだと思う。少しでもいいので堀江さんの行動力とかフットワークの軽さみたいなものを見習いたい。

 

あと個人的にはこの本の表紙を書いているテルマエロマエの作者ヤマザキマリさんとの対談も面白いと思う。

 

ヤクザライフ

 

フリーライターの上野友行さんが書かれた本。上野さんが取材したヤ〇ザの方達のリアルな日常に触れることができるなかなか濃い一冊だ。

 

僕自身はぺチンと叩かれたら涙目になってしまうほどの貧弱な男なんだけど、なぜか昔からこういったアウトローの人たちに興味がある。おそらく自分が一番遠い人たちだからこそ気になってしまうのだろう。

 

それにしても筆者の上野さんの取材力というかヤ〇ザの人たちとの距離の近さは凄いと思う。まぁライターという仕事柄当然なのかもしれないけど、組長や若頭、構成員など様々な人から話を聞き共に行動することで僕らが知らない彼らの日常を浮き彫りにしているのだ。

 

とても印象的な話ばかり書かれているのだが、個人的には今のヤ〇ザの人たちもSNSを使っているのには驚いた。僕はあちらの世界の人たちはそういうものには疎いのかなぁなんて思っていたのだがしっかり活用しているようだ。人によってはフェイ〇〇ックを使いこなし、いいねを知り合いの人の投稿に押し、自分のブランディングをしていたりする。他にもラインを活用して連絡を取り合うといったエピソードもあり、今やITがない世界というのは存在しないのだなぁと改めて思った。

 

またもう少しSNSの話をすると勝手に組を抜けた若い衆や裏切り者を探すのにもそういったツールを使うそうだ。やり方は簡単。お尋ね者の顔写真をSNSにアップして行方探しの協力を呼びかける。するといいねがたくさん集まりそれがシェアされることで、投稿があっという間に日本どころか世界にまで広がっていく。まさかFacebookのザッカーバーグも自身が作り出したサービスがこんな使い方をされているとは夢にも思わないだろう。ああ、恐ろしい‥‥‥。

 

こんな感じで意外な一面を読み取ることができる一方でタイトルが『ヤクザライフ』というだけあって血なまぐさい暴力の描写であったり、彼らのおそろしい裏側の世界がこれでもかというぐらいに書かれてもいる。文字としてみるだけでもゾッとするようなおそろしいエピソードも盛りだくさんだ。人によっては刺激が強すぎるだろうし決してポップとは言えない。

 

僕も時々挿入されるそのあまりに非日常的なエピソードにひきつつも、なんとか最後まで読むことができた。それにしても登場する人物たちの濃さといったら、「本当にこんな人たち居るの?」という感じだが、上野さんが実際に取材された方たちなので間違いなく存在するのだろう。

 

この本が誰向けか?と言われると困ってしまうが僕のようにアウトローの人たちに興味があるなんて人であれば楽しめるかもしれない。ただ刺激が強いし裏の世界の人たちの話なので、注意してねとだけは伝えておく。

 

 トラオ

 

徳田虎雄という人物をご存知だろうか?医療法人「徳洲会」の理事長を務めかつては衆議院員として4期務めあげた人だ。

 

本書はその徳田虎雄の人生に迫る一冊である。僕がこの本を読んで抱いた感想は

 

「この人のパワーはすげぇな‥‥‥。」 

 

というものだった。彼は一代で医療法人・徳洲会グループを築き上げた。本書によると北は北海道、南は沖縄まで合計66もの病院を保有し、クリニックや老人保健施設まであわせると全国に280以上もの医療施設をがあるとのこと。

 

それだけでもすごい功績なのだが、驚くべきなのは彼はALSという難病にかかりながらも徳洲会グループを率いているということだ。

 

ちなみにALSとは筋委縮性側索硬化症という病のこと。この病名を初めて聞いたという方もいると思うので本書にも書かれていた厚労省のALSの解説を引用してみよう。

 

〈ALSとは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力が亡くなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうけ、脳から「手足を動かせ」という指令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、身体の感覚や知能、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。

一部省略

この病気は常に進行性で、症状が軽くなるということはありません。やがては全身の筋肉が侵され、最後は呼吸の筋肉(呼吸筋)も働かなくなって大多数の方は呼吸不全で死亡します。病気になってから志望までの期間はおおよそ2~5年です〉

引用元:トラオ 徳田虎雄 不随の病院王 (小学館文庫)p18~p19

 

説明を読むだけでゾッとするような病だが、徳田虎雄はこの病気にかかっていて現在では体を動かすことすらできない。

 

では、彼はどのように徳洲会グループを統率しているのだろうか?体も動かせないのでは意志の疎通もできないではないか?と思うかもしれないが、実はこの時点ではまだ動かすことができる部分がある。それは「眼の動き」である。

 

筆者の青木氏が徳田の病院を訪ねた時、徳田は自分の眼前にプラスティックの文字盤を掲げさせて、眼を動かし文字を指し示す。秘書が徳田の見た文字を指で追い、別の秘書がその文字をメモ用紙に書き上げる。そして眼の動きが止まると秘書がメモを読み上げ訪問者などに自分の意志を伝えるのだ。

 

だがさらにおそろしいことにALSの患者の場合、頼みの綱である眼の筋力ですら最後にはやられてしまうこともあるそうだ。そうなってしまえば眼を動かすこともできず、文字盤の文字を追うこともできない。自分で意志を表明することはできなくなる。意識ははっきりしている中で何かを考えたとしてもそれを伝えるすべがなくなるということだ。改めて本当に残酷な病気だと思う。

 

この難病に置かされながら徳田虎雄は眼の動きだけで巨大な徳洲会グループのトップに君臨している。だれもが絶望してしまいそうな状況の中で彼は「世界中に病院をつくる」ということを目標に働き続ける。

 

では、なぜ彼はそうまでして病院をつくりたいのか?彼を突き動かすものは一体何なのだろうか?

 

そこはぜひ本書を読んで確認してほしいところだ。良くも悪くも徳田虎雄という人のパワーに圧倒され強烈なインパクトを受けるはずだ。図書館などで借りられると思うので興味があれば読んでみてほしい。

 

まとめ

今回は2017年3月に読んだ本の中からおもしろかった本を紹介してみました♪これからも読んでみて面白かった本があれば紹介していきたいと思います♪

 

それでは今回はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。

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