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日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

フィリピンに移住したボンビーガールからニートが学んだこととは?

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突然ですが、「幸せ!ボンビ―ガール」という番組をご存知でしょうか?簡単に内容を説明すると貧乏な人なんかを取り上げる番組です。それで先日この番組をたまたま見る機会があって、番組でフィリピンに移住した女性のことを紹介していたんですね。

 

その女性の移住話からあることを学びました。それは

 

「環境を変えればよりよい状況に変わる人もいるかもしれない。」

 

ってことです。それでもしかしたら読者の方の中にもこの女性と同じように「環境を変えることで状況が変わる人もいるんじゃないか?」なんて考えました。そんでどうせなら「多くの人に彼女の話を参考にしてほしいなぁ。」って思ってブログに彼女のお話を書いてみました。

 

今いる環境でなかなかうまくいってない人には「なるほど!!」と思える話だと思うのでぜひご覧になってみてください♪

 

フィリピンに移住したある女性の話

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番組で紹介されていたのはフィリピンに移住した方なのですが、移住するまで日本で相当苦労なさっていたそうです。その時の日本での生活を簡単に紹介しておきます。

 

  • 家庭の事情から奨学金300万円を借りて写真学科のある大学に通い卒業。
  • 卒業後はカメラマンのアシスタントをしていたがそれだけでは食べていけない。
  • アシスタントと並行して時給700円のケーキ屋のバイトも行う。
  • 仕事をかけもちしても奨学金の返済が追い付かないという状況。

 

最近は大学を卒業しても奨学金の返済が負担となり日々の生活を圧迫しているなんていう話も聞きます。20年とかかけて返す人もいるみたいですが彼女もまさにこのパターンに近いんじゃないでしょうか?。

 

もしかしたら一般企業に就職していればそこまで苦労しなかったかもしれません。でも彼女が選んだのはカメラマンの道。当然ですがいきなりカメラマンとして仕事が来るはずもなく、まずは結婚式のカメラマンのアシスタントからキャリアをスタートさせます。

 

カメラマンとかスタイリストとかそういう世界のアシスタントって生活がカツカツですからね(>_<)まぁ皆さん貧乏って言っていい暮らしっぷりの人がほとんどです。どのぐらいお金をもらっていたかは分かりませんが、おそらく彼女も同じような生活を送っていたのでしょう。

 

さらに彼女には奨学金の返済があります。正確な数字は覚えてないんですが月に数万円は返済にあてなければなりません。

 

そのためカメラマンのアシスタントだけではなくて時給700円のケーキ屋さんでアルバイトをして何とかお金をやりくりしていたんだそうです。凄いなぁ‥‥‥。僕にはとてもできなさそうだ(>_<)

 

そんなわけで彼女はカメラマンアシスタントとケーキ屋のアルバイトをかけもちする日々を送っていたのですが、それでも奨学金の返済が追い付かずどうしようかと考えていました。

 

そんな時にフィリピン移住の情報を聞いて移住したんだそうです。ちなみにフィリピンに行った時には所持金たったの5万円‥‥‥。なかなかの強者ですな(^^;

 

フィリピンでの生活は?

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所持金が5万円でフィリピンへと移住した彼女。そう聞くと「おいおい、いくら日本より物価が低いとはいえそのお金で生活できるのかよ?」なんて思う方もいるでしょう。ところがどっこい(古い)

 

なんとフィリピンで彼女が移住したのはプールとジム付きのマンションなんです。

家具、家電付き、家政婦さんもいる家で家賃は3万5千円!!日本じゃあ、まずありえない料金ですね。日本だったら同じような家に住むのにひと月いくらかかるんだろうか?

 

でもいくらお安いとはいえ当然タダではないので生活するためには仕事をしなければなりません。ちなみに彼女は英語を話せないみたいではたして働けるのかどうかといったところですが、そこも問題なし。

 

なぜなら日本語しか話せなくても大丈夫な日本食レストランのアルバイトを見つけたからです。そのバイトが月5万円。ただこれだけじゃあいくら家賃が安いとはいえ食費や奨学金の返済も考えるととても生活はできません。じゃあ、どうしているのかというと実は別の仕事もしているんです。

 

その仕事はカメラマンの仕事。現在彼女には撮影のオファーがいくつかきていてそれで月に7万円ほど稼いでます。このカメラマンの仕事とレストランのアルバイトで合計12万円程度。

 

日本だと生活は出来なくないけど厳しいレベルですよね。でもフィリピンは物価が安くてこれぐらいでも余裕で生活できるんだそうです。番組で紹介した古着屋さんは全品150円だったからなぁ。日本の激安店でもなかなか対抗できないでしょう。贅沢しなければ10万円程度でも余裕で生活できそう。

 

実際彼女はちゃんと奨学金も返しながらゆとりのある生活もできてるみたい。フィリピンの生活を満喫していてとても楽しそうでした♪

 

何でカメラマンの仕事があるのか?

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 この女性の話を聞いていておそらく疑問に思った方もいると思うんですよ。

 

「何で日本でカメラマンのアシスタントだった人に、あっちでカメラマンの仕事がくるの?」

 

彼女が日本でカメラマンとして活動してたならまだわかりますよね。実績があるんだからフィリピンに行っても仕事をもらえる可能性は高いでしょう。でも彼女はアシスタントの経験しかないにもかかわらず仕事がもらえてるんです。それはなぜかというとフィリピンと日本のカメラマン事情に大きな違いがあるからなんです。

 

実はフィリピンではまだカメラマンの仕事がそこまで充実していないと言われています。おそらく専門的にカメラの事を学べる学校なども少ないのでしょう。

 

そのため日本の大学でカメラの専門的な技術や知識を学んだ彼女は、フィリピンという国では貴重な存在なんですね。だから彼女にオファーがくるんです。

 

一方日本では写真学科を卒業した人は毎年のようにいますし、他の大学にも同じようなことを学んだ人は沢山います。だからカメラマンになるには多くの人たちと競争をしていかなきゃならない。彼女が仮にそこそこ優秀だったとしても、その中から抜きんでてカメラマンとして活躍するのは大変ですよね。

 

そう考えると日本を出てフィリピンという国に移住した彼女の選択は正解だったと言えるでしょう。競争相手が少ないところに移ることで活躍の場が与えられたわけですから。もしかしたら日本にとどまっていたらまだアシスタントとして活動していたかもしれません。(アシスタントが悪いわけじゃないけどね)

 

環境を変えることは変化のきっかけになる

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別にカメラマンじゃなくても、彼女と同じように環境を変えることで状況が変わるケースは実は多いんじゃないかな??なんて思うんですよね。

 

例えば自分の住んでいる地域に仕事がないという人も、今いる地域に仕事がないだけで少し環境を変えると求めている仕事が見つかるかもしれません。

 

あるいは若者が不足している地域なら単純に若いというだけで「ぜひ来てほしい!!」ということもあるかもしれない。

 

もちろん与えられた環境で頑張るってことも大切ですし、その環境で通用するために自分の知識やスキルを伸ばすっていうことも大切でしょう。でも一方でその環境だといくら頑張ってもなかなか厳しいというところもあるかもしれない。それにも関わらずその環境で頑張り続けてしんどくなってしまう人も中にはいるはずです。

 

その時に「うわぁ、自分はもうダメなんだ」って考えるんじゃなくて別の考えとして

 

「もしかしたら環境を変えることでまた今の状況も変わるかもしれない」

 

っていう発想を持っておくことって大事なんじゃないかな?たとえある環境では通じなくても、今回紹介したカメラマンの彼女のように別の環境に移ればあなたを求めてくれるところがあるかもしれない。

 

そういえば経営コンサルタントの大前研一さんが「人が変わる3つの方法」というのをおっしゃってて、その中の一つに「住む場所を変える」っていうのがあるんだよなぁ。これは言い換えれば環境を変えるとも言えますよね。

 

ちなみに↓の記事に残りの2つの方法も書いてるので、変わりたい方はご覧ください♪

 大前研一さんから学ぶ 人間が変わる3つの方法とは?? - ニート気質な僕の生きる道

 

まぁさすがにすぐにフィリピンに移住とまではいかないかもしれないけど、ちょこっとでも環境を変えることが状況を変化させる一つのきっかけになるかもしれない。それは国とか都道府県のように場所だけじゃなくて、職場や学校などもそうです。それらも含めて

 

今いる場所だけが全てじゃない!!

 

っていうのは覚えておくといいでしょう。

 

まとめ

 

  • 環境を変えると状況が好転する(こともある)
  • 自分が求められる環境に移るのもアリ
  • 環境を変えることで自分が変わるきっかけになるかも
  • 今いる環境だけが全てではない。行き詰った時には環境を変えることも考えてみる

 

 

環境は大切です。

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!!

次回もよろしくお願いいたします!!