ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

ひきこもり経験者 山田ルイ53世のヒキコモリ漂流記を読んでみました。

僕はニートとかひきこもりという言葉に敏感でして、以前からお笑いコンビ、髭男爵の山田ルイ53世が出した『ヒキコモリ漂流記』という本が気になっていたんです。

 

まぁ、ノーマネーのニートちゃんの僕なので「即購入!!」という判断には至らず、図書館で予約をして借りる事に。結構予約されている方が多くてなかなか順番が来なかったのですが、ようやく僕の番になり読み終えましたので、今回はこの本の感想を書いていきたいと思います。

 目次

  • 序章 引きこもりの朝
  • 第1章 神童の季節
  • 第2章 地獄の通学路
  • 第3章 引きこもり時代
  • 第4章 大学での日々
  • 第5章 下積みからの脱却
  • 第6章 引きこもり、親になる

 

ここからは本書の中で印象に残っているところを書いていきたいと思います。

 ダメ人間

貴族の風体をした二人組が「ルネッサーンス!!」と言いながらワイングラスをカチンとぶつけ合う独特の漫才をするお笑いコンビ「髭男爵」その突っ込み担当の「山田ルイ53世」さんが書かれた本です。

 

タイトルに「ヒキコモリ漂流記」とあるが山田さん(芸名で呼ぶと長いので山田さんとする)のヒキコモリ生活は第3章のみで、どちらかというと小さいころからの話~芸人になるに至るまでの自分史のような本ですね。

 

その中にひきこもっていた期間があってという事なので、ヒキコモリ生活中心の本だとお考えの方はご注意を。

 

そんなわけで、最初読みだした時は「なんだ、ヒキコモリの事あんまり書いてないじゃん」なんて肩透かしを喰らったわけだけども、普通に面白くて最後まであっという間に読めてしまったんですよね。文章の感じも読みやすくて好きだし。

 

特に本の中で共感できたのが、山田さんは結構ダメ人間ってとこかなー。社会不適合なタイプの人なんですよ。僕とおんなじ(^^;

 

ヒキコモリの時期から大検受けてようやく行けた大学も辞めちゃうし、大学を4年で卒業するのも難しいから、芸人になろうって事でバイト料と親から振り込まれてた大学の学費使って勝手に東京に行っちゃうんです。

 

それで東京のNSCというお笑い養成所に入るわけですね。親には大学をやめたことも言わず、大学に通うために住んでいた愛媛の部屋も勝手に解約しちゃうんです。まぁ、親御さんとの関係もだいぶこじれてたみたいですし、まず反対されるだろうという事で言えなかったとのこと。

 

そりゃ、せっかくヒキコモリから大学卒業っていうところまでこぎつけたのに、「芸人になる!」って言われたらほとんどの親が反対するんだろうなーなんて思いますよね。

 

でも僕なんかもうレール外れちゃってるから「おう!好きにやれ!生きてればよし!」なんて言っちゃうかもね(笑)いかん、やっぱ僕も世間からずれている気がする‥‥‥。

 

結局その後の東京生活でも合計300万を超える借金生活を送ることになるし、最大2年分ぐらい家賃を滞納することになるしっていうことで、結構しんどい生活を送ることになるわけです。まぁ、芸人として売れたし、結婚して子供も出来たわけですから良かったねーっていう話なんですが。

 

ただもし売れなかったら‥‥‥。なんて事も考えちゃいますね。可能性から言ったらやっぱ圧倒的に売れない人が多いわけだから。必ずしもうまくいくとは限らない。

 

でも、何かいいなぁと思っちゃいました。危なっかしいし一歩間違ったらそれこそ転落人生なんだけど、こういう人生もアリなのかもななんてね。なんかダメ人間でも頑張ろうなんてちょっと勇気もらえましたね。

 

漂流する人生もありかもね

タイトルにもある通り山田さんは色々なとこに漂流して今の場所にたどり着いたんです。中学受験したのも何となくっていう要素が強いし、ひきこもったのは事情がありますが、そっから大学いったのも確固たる意志があったっていうより「とにかくヒキコモリを抜け出したい」っていう焦りからくるもの。まぁ、それで大検受かって大学も受かるのは凄いことですけどね。

 

当然芸人になったのも始めっから「芸人になる!!」って思ってたわけじゃないし最初は大学の時に知り合った友人に誘われたのがきっかけだったわけです。その友人が就職するってことと自分は大学卒業できないから「もう、これは東京行って芸人になるしかない」って思って東京に行くんですよ。

 

これといった目的もない人生。まさにユラリユラリと漂流しながら今の場所に到着したといえるんですよね。

 

でも、こういう生き方も僕はありなんじゃないかななんて思ったりします。

 

確固たる目的とか目標があればそれに越したが事はないんだろうけども、山田さんみたいにユラリユラリととりあえず色々なところに行ってみて「ここじゃなかったかー。」って気づいてまた次行くみたいなね。すんごい遠回りのような気もしますけどね。

 

ただ正解なんて誰にもわからないわけですから、あれこれやってみるのもありなんじゃないかな。僕もそうですが、「特にいったん社会からドロップアウトしたような人」なんかは大卒→社会人とかっていういわゆる正規ルートみたいな道はもう難しいわけです。

 

だからたとえ周りから非常識とか、普通じゃないって思われてしまったとしても別ルートみたいなとこから行くっていうのも一つの手なんじゃないでしょうか。もう我が道を行くみたいな感じでね。

 

多分山田さんも「常識」とか「世間体」とか「普通は○○じゃなきゃならない」みたいなのに縛られてたら今芸人やれてないと思うんですよね。それどころか全然動けなくなってしまってる可能性もあるわけですよ。自分が嫌になってしまう可能性もある。

 

僕も含めてそういう人って多いんじゃないかなー。余計な縛り作って動けなくなっちゃう人。なんかもったいない。ちょっとずつでもいいからほどくといいですよ。ただ自分だけじゃ難しい。ガッチガチに凝り固まった考えってすんごい自分を縛っちゃうから。

 

そういう時は人の価値観とか本に頼るといいです。それこそ山田さんの本なんかまさにそういう縛りみたいなのを緩めてくれるのにぴったりな本です。「ああ、こういう風に生きてる人もいるんだ。」って凝り固まった考えを緩めてくれること間違いなしです。

 

 

ぜひぜひ、ガッチガチに固まった思考を本書を読むことで緩めてあげてみてください。それで苦しんでる人は少し楽になるはずですよ♪図書館とかにも置いてあると思うので、お金がない人は借りて読んでみてください♪

 

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