ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

イケダハヤトさん著 まだ東京で消耗してるの?という本を読んでみました

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「この本が目に入らぬかー!!」

 

まるでどこぞの黄門様の印籠を出すシーンのような写真になってしまっているがそこは気にしないでもらいたい。遂にあの「イケハヤさん」の本をゲット(ニートちゃんはお金がないので図書館にて)したのでその感想を書いてみようと思う。

 

目次

  • 第1部  もう東京は終わっている 
  • 第2部 田舎の方が圧倒的に稼ぎやすい
  • 第3部 限界集落に移住して、こんなに幸せになりました
  • 第4部 「ないものだらけ」だからこそ地方はチャンス
  • 第5部 移住で失敗しないための5つのステップと知っておくべき制度

 

 感想

イケハヤ節はさすがといったところ。最初に東京のダメなところをディスりまくり、その後に地方のいいところを述べている。僕は東京に住んでいるわけではないが、東京で働いていたことはあるので満員電車の消耗度とか、東京のトイレ問題とか共感できるところは結構多かった。

 

人が多いから色々不都合が起きる

イケハヤさんもそうらしいのだが僕もどちらかというとお腹が弱い方なので、すぐに入れるトイレが見つからないのは不安が大きい。特に駅のトイレなんかはまるで何かの訓練かのように我慢を強いられたこともある。

 

以前、駅のトイレに入ろうとしたらメチャメチャ並んでて、駅の改札を出てコンビニは言ったらコンビニでも並んでいて、さらにマ〇クに入ろうとしたらマ〇クでも並んでて、やむを得ずよく分からない雑居ビルに飛び込んでギリギリセーフだったことがある。トイレ問題は深刻だ‥‥‥。

 

田舎には結構仕事があるらしい

「田舎には仕事がないのはウソ」というところも興味深かった。僕自身やっぱり「都会よりも仕事は少ないんじゃないだろうか‥‥‥。」という思い込みはあった。ただそれはスーツを着て企業に「雇われる」という発想に縛られているとも言える。

 

イケハヤさんが移住した高知で発見した仕事を列挙していたのでこちらにも書いておこう。

 

  • 収穫アルバイト(※、ゆず、オクラなど)
  • 草刈りアルバイト
  • 自伐型林業(自分たちで木を伐採する小規模林業)
  • 狩猟(サルは1頭駆除すると5万円もらえるとか)
  • 電線に絡みついた木を除去する仕事(電力会社)
  • 冬場の日本酒造り
  • 地元NPO臨時職員(週1日程度)
  • 町営住宅の管理業務
  • 廃棄される食材(ゆずの皮、魚のあらなど)を使った加工品の販売
  • 山菜の加工販売
  • 見捨てられた茶畑を再生して加工販売
  • 空き家を活用したゲストハウス経営
  • 烏骨鶏や地鶏を放し飼いにして平飼い卵を販売
  • 各種ワークショップの企画、実施

 まぁ、これだけではないだろう。探せばもっとあるはずだ。確かに一つ一つの仕事だけでは食べていけないかもしれないが、組み合わせる事で生活していくことが出来るようになる。

 

やはり田舎という事でやや体を動かす仕事が多いようだ。頭ばかり使ってきた人にとって仕事でついでに体を動かすというのもいいかもしれない。

 

ただ全部体を動かす仕事ばかりでは厳しい気もするので、疲れる事もあるだろう。週に2~3日は体を動かす仕事、さらに残りの日はシェアハウスの運営をするなどうまく組み合わせるといいんじゃないかと思う。

 

そういえば、以前ニートをサポートするNPOの代表の方がニートの人をうまく活用してお遍路さんの回る場所にゲストハウスを作りたいという事をおっしゃっていた。そういう事にチャレンジしてみてもいいだろう。ニートの人なんか性格的にのんびりしている人も多いから田舎で生活なんていうのもありかもしれない。

 

もちろん、自分が元々持っているスキルを田舎に持ち込むというのもアリだ。都会では当たり前と思われるスキル、もしくはライバルが多く埋もれてしまうようなスキルでも田舎に行くことで突出できる可能性もあるだろう。地域にそのスキルを持つ人が自分しかいなければ自動的にその人が一番になる。頼ってもらえることもあるだろう。これはこれでちょっとうれしい気もする。

 
 高知、地方を大絶賛

 基本的にイケハヤさんは移住した高知県をこれでもかというぐらいべた褒めしている。

 分かりやすく「東京ダメ-!!高知サイコー!!」っていうのがこの本だし、高知サイコー!!の部分を様々な角度からこれでもかというぐらいに語っている。

 

実際に食材の話や地元の飲食店の話などは読んでいて魅力的だと感じた。僕の話になるがぼくの母は海沿いの街の出身で数年前いっしょに帰省したときに食べた魚介類のうまさといったらもう格別だった。とにかく新鮮で身のぷりっぷりさと言ったらもうこれは実際味わってもらいたい。自信を持って「うまい!!」と言えるレベル。そういうのを日常的に味わえるのは確かに田舎の魅力の一つだと思う。(回転寿司ですらうまい)

 

もちろん、土地によって食べられる食材は違うだろうが、そういう点では田舎暮らしの利点はあるように思う。食はなくてはならないものだからね。

 

まぁ、田舎暮らし、高知暮らしのよさはわかった。その一方で正直そこまで東京をディスることもないんじゃないかとも思うのだが、煽るような文章というのは注目を集めやすいし、それがイケハヤさんの狙いなんだろう。僕も「ちょっと地方いいかもなー」なんて思ったりもしていてちゃっかり影響されてるし(笑)

 

この本を書いた時点で移住してから1年半とのことなので、新たな高知の魅力というのも発見しているのだろう。今後もブログでイケハヤさんの生活の一端を見る事が出来ると思うので引き続きチェックさせてもらうつもりだ。

 

 移住で失敗しないために

 イケハヤさんは基本的に「高知サイコー!!みんないらっしゃい!!」スタンスなんだけど、ただ単に移住すればいいっていう考えではなくて「移住に失敗する可能性もあるよ」というのを示してくれている。

 

 実際移住に失敗した人の事例も書かれていて、「なるほど、こういうパターンが失敗するのね。」というのを理解することが出来た。

 

さらに「地方移住に失敗しないためにしておくべきこと」を移住者の視点で教えてくれるのはありがたい。詳しくは本書を読んでみてほしいのだが、移住した人間ならではの視点で失敗への対応策を教えてくれている。移住を具体的に考えている方はその辺を重点的に読んでみるといいのかもしれない。

 

まとめ

最後に本書の中で特に印象に残っている言葉を書いておこうと思う。

僕はもっと多くの日本人が、気軽に環境を変えられるようになるべきだと考えています。「私はここにいなくてはいけない、こうあらねばならない」という、心底くだらない「縛り」を自分に与えるから、犯罪が、自殺が、戦争が起きるのです。もっと流動的になれば、ぼくらの社会は優しく、豊かなものになっていきます。

 

本人がある程度頑張ることも必要かもしれない。何も学ばず努力もせず生きていくのは難しいだろう。ただ環境に活かされている人もいる一方で環境によって殺されている人もいるのかもしれない。また自分を縛るという呪縛は本人から活力を奪い、時に自分の存在を否定することにもなりうるだろう。それは非常にもったいない気がする。本来ならどんな人にも活躍できるところがあると思う。

 

環境を変えるという点でイケハヤさんは「地方移住」をオススメしているが、たとえば職場を変える、少し住む場所を変えるなど小さな環境の変化でも生活が向上するという事は十分にありうることだろう。

 

「地方移住までは難しいけど‥‥‥。」

みたいな人もちょっと違う環境にチャレンジしてみるかという視点は得られるように思う。もちろん、イケハヤさんとしては「地方に来ましょうよ!」というスタンスだとは思うのだが。それは難しいという人もいると思うので、まず小さいところから変えてみるというのもアリじゃないかな。

 

そういう気づきとかきっかけみたいなものを得るという点で本書を一度読んでみるのもいいだろう。僕は楽しく読ませていただいた。またイケハヤさんの次回作が出たら読ませてもらうつもりだ。

 

 

それでは今回はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします!

 

 イケハヤさんの別の本の記事はこちらから。

イケダハヤトさんの武器として書く技術は役に立つ良書である - ニート気質な僕の生きる道


 

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