オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

ニートやひきこもりの人はサポステに過度な期待をしてはいけない

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就職活動をしているニートやひきこもりの人に、同じくニート的な立場でアドバイスをするとするならば

 

「サポステに過度な期待はするな」

 

というのは言っておきたいところです。

 

サポステへの過度な期待はしないようにしよう

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僕自身は、サポステを利用してよかったと思っています。理由はカウンセラーの方と話をする中でなんとなく方向性が決まってきたり、自分の中のモヤモヤしたものが少しスッキリしたという経験をしてきたからです。

 

なので、ニートやひきこもりの人で就活をしたことがないとか、まったく自身がなくてどーしたいいのか?っていうのがわからなくなっている人であれば、自分の中でウンウン考えるだけではなく、一度サポステで相談してみるといいんじゃないのか?なんて思っています。

 

ただ、一方でサポステのサービスには限界があります。

 

「仕事のあっせんをできない」

 

わけです。

 

サポステではカウンセラーさんに就活の相談はできます。自己分析、面接、どういった企業をうけたらいいのか?を一緒に考えていくことで、少しずつあなたの進むべき方向性が定まってくることもあるでしょう。また、親身なカウンセラーさんであれば多少私生活の悩みなども話すことで、気持ち的に楽になれることもあるかもしれません。

 

ただ、仕事の紹介やあっせんは一切できない、それがサポステというところです。これは否定でも何でもなくて単なる事実です。そういう決まりだからです。

 

つまり、サポステでカウンセラーさんと二人三脚で自己分析、面接の練習、書類作成、受ける企業をある程度絞るといった事をしたとしても、最終的にどこの仕事を受けるかは相談者次第というわけです。相談に行ったからと言って、仕事が決まるわけでも進路が決まるわけでもないということは頭に入れておいた方がいいでしょう。

 

実際、僕もカウンセラーさんと相談しながら就職を進めていますが、いかんせん職歴がアルバイトしかないことと30歳をすでに超えているということで就活の結果は思わしくありません。

 

なので「空白期間が5年とか10年あって職歴が真っ黒」みたいな人の場合、年齢にもよりますが、もしかしたら厳しい就活になるかもしれないというのは憶えておくといいかもしれません。

 

またカウンセラーさんとの相性もあります。親身になってくれる人、相談者の立場になって考えてくれる人もいれば、淡々と質問をする人などカウンセラーさんのタイプも様々です。もしかしたら、あなたと合わないタイプのカウンセラーさんかもしれません。

 

そういう場合、カウンセリングを受けること自体がちょっと嫌だなとか思ってしまうこともあります。あまりにも「自分とは合わねぇな。」と感じるのなら、カウンセラーさんの交代ができるところもあるはずなので「別の人のカウンセリングを受けてみたいのですが」と聞いてみるのもアリかもしれませんね。

 

それでも最初の一歩を踏み出すきっかけになるかもよ?

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ここまでちょいとばかしネガティブなことも書いてきました。サポステに過度な期待はしちゃいけないよと。それでも僕がニートやひきこもりの人にサポステを利用してみたらというのは

 

「もしかしたら最初の一歩を踏むきっかけになるかもしれないから」

 

です。

 

カウンセリングを受ける中で「自分は全く何もできない。」と思っていた人がもしかしたら「ちょっとやれそうかも」「ちょっとここに興味があるかも」と思えたならそれは大きな一歩ではないでしょうか?

 

それまで誰にも相談できず「自分はどうすればいいのか?」とずーっと悩んでいた人が何となくでも方向性を見出せたのならそれは素晴らしいことだと思います。

 

僕も経験があるけど、本当に誰とも話さずに家の中で自分を責めているような状況ではなかなか次の一歩を踏み出すことはできません。そんな状況の中、自分で「ヨッシャ!!もう一回がんばるぞ!!」と奮起するのは大変なことです。なんせ自信がごっそり奪われちゃって何もできる気がしないですからね。

 

そんな時は、ちょっと人の力を借りちゃう。でもニートやひきこもりの人の場合なかなか相談できる相手がいない、であるならばそういう人を対象とした相談機関であるサポステを最初の一歩にしてみるのはいかがでしょうか?

 

相談する、話を聞いてもらう、自分はこう思っているんだ、実はこうしてみたいんだ。そんな思いを聞いてもらう。そうやって人と話しているうちに自分の考えがクリアになるし、まとまっていきます。

 

場合によっては「あれ?自分ってこんなこと考えていたんだ。」という気づきを得られるかもしれない。それがあなたの次の一歩を踏み出すきっかけになるかもしれないわけです。

 

だから、サポステに過度な期待はしない方がいいけど本当に動けなくてどーしようもないという状況ならちょっと相談するのもアリですよというのは頭の中に入れておいてもらえればななんて思います。

 

まとめ

そんなわけで、今回は『ニートやひきこもりの人はサポステに過度な期待をしてはいけない』という内容でブログを書いてみました。

 

読んでもらうとわかるようにサポステにやれることには限界があるし、「サポステに行けば大丈夫なんだ。」と過度に期待をしてしまうとがっかりしてしまうことになります。

 

そうではなくて、相談をする中で自己分析をしたり、自分の過去を振り返る作業を一緒にしてみたりすることで、一歩踏み出す足掛かりにする、自分の進みたい方向性をなんとなくでもアタリをつけてみる、そういったことをするためにうまく活用してもらえればななんて思っています。

 

それでは今回はこの辺で失礼します!