オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

ニート状態で動けない人へ。「とりあえず」って言葉を大切にしましょう。

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僕もそうだが、ニートやひきこもりの人の場合行動するまでに時間がかかる。以前、下の記事にも書いたけど、自信を喪失してしまっていたり、完璧主義に陥ってしまっていたりやたらと高いハードルを自分に課してしまっていることが主な原因だと僕は思っている。


参考記事:ニートの人が行動できない理由と解決策を書いてみた。 - ニート気質な僕の生きる道

 

そのための解決策は

 

  • ハードルをメチャメチャ下げること
  • 完璧主義を捨て去ること

 

というのも書いたと思う。人によって出来る事は違う。同じニートというくくりでも「さぁ、次は応募活動だ」となるひともいれば「まずは、人とコミュニケーションを取ることから始めようか」という段階の人だっているはずだ。みんな違う。

 

ガチでひきこもってた人がいきなり本格的に就活を始めるのはたぶん無謀だ。大ダメージを負って撃沈しかねない。そんな無茶なことはしなくてもいい。だったらまずはボランティアからでもいいし、短期のアルバイトから始めてもいい。相談機関に相談に行くことから始めたっていいだろう。そんな感じで行動のハードルを下げていくことで少しずつ出来る事が増えてくる。そしたら自信もついてくるはずだ。

 

その際に大切にしてほしい言葉がある。それが「とりあえず」という言葉なんだ。何でとりあえずなのか、その辺りの事を説明していこう。

 

とりあえずは行動に軽さを与える

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僕らニートやひきこもりの人は完璧主義が多いと思う。行動のハードルをぶち上げる完璧主義に陥ると行動がなかなか出来ないというのはお分かりいただけるだろう。なぜなら自分の行動に対して100点満点あるいはそれに近い効果を期待するからだ。そうじゃなければもはやそれは0点。つまり0か100か。白か黒かという極端な思考に陥ってしまう。

 

「50点でもいいか。とりあえず点数をとれたんだし。」

 

となかなかならないのだ。50点取るぐらいなら0点の方がマシという謎の考えを発揮し結果として行動をしない人が多いのだ。僕もそういう傾向にある。良い結果が得られないのならやらないほうがいいと考えがち。そうした思考は過剰な慎重さを生んでしまう。僕はこれを「石橋を叩きすぎて石橋がぶっ壊れる」思考と勝手によんでいるのだが、完璧主義に陥るとそれぐらい臆病になってしまう。

 

もちろん慎重さが必要な時もあるだろう。闇雲に突っ込んでいって大ダメージを負うなんて事も人生にはあるはず。無謀な行動は避けた方がいいとは思うし慎重なことが悪いとは僕も思わない。ただ、「過剰な慎重さ」はやはり改善していった方がいいと思う。動けなくなってしまうからね。

 

そんな時に使えるのが「とりあえず」という言葉なんだ。とりあえずというのは慎重さとは真逆の言葉だろう。

 

「とりあえずやってみよう」「とりあえず読んでみよう」「とりあえず行ってみよう」「とりあえず調べてみよう」「とりあえず会ってみよう」「とりあえず聞いてみよう。」

 

どうだろうか?とりあえずという言葉を付けるとなんだかハードルがグッと下がる感じがしないだろうか?完璧主義なんて程遠い感じにならないだろうか?100点を求めなくてもいい感じがしないだろうか?僕はとりあえずという言葉は行動に軽さを与えてくれると思うのだ。これは完璧主義に陥りがちなニートやひきこもりの人にとって有効な言葉なんじゃないかなと僕は思う。

 

例えばニートの人がある相談機関のホームページを見て相談してみようかなと興味を持ったとする。その際に「相談員と自分が合うかわからないしどういう機関なのかよくわからないけどとりあえず一回面談だけでもしてもらってみるか」と考えてみて欲しいのだ。僕も相談機関に行った時にはとりあえず一回行こうと考えて相談に乗ってもらった。そして実際にいい感じの相談員さんだったので相談を継続してもらったという感じだ。

 

これが完璧主義に陥っているとこうなる。

 

「相談機関って何を相談するんだよ?っていうか相談員と自分が合わなかったら意味ないし、有益なアドバイスを聞けなかったらしょうもない。無駄だよな。やっぱ相談行くの止めておこう」

 

そうして行動を止めてしまう。確かに相談員と自分が合うかどうかはわからない。それこそ「はずれ」をひいてしまうこともあるだろう。それでもそれでもだ、10点でも20点でも何か得られることはある。「行った相談機関がクソだった」ということを知れただけでも無駄ではないしそこには確実に経験が蓄積される。100点の経験ではないかもしれない。10点、それどころか5点とかそんぐらいのレベルかもしれないが、それでも何も動かない時に比べれば点数はプラスされる。そう考えてほしい。

 

仮にその相談機関や相談員さんが自分に合わないなとか自分が求めているものと違うなと思ったのならその一回でやめておけばいい。ただそれだけのこと。そしてまた違う相談員の人に相談をお願いするなり別の相談機関を探すなりしてみればいい。

 

なかなか行動に移せない人ほど、「とりあえずやってみる」 という精神を大事にしよう。100点満点を求めるな。完璧さを求めるな。5点でも10点でもいいんだ。それを今の自分にプラスしていけばそれだけで成長だ。そう考えると少しだけ行動を起こしやすくなるだろう。

 

一人でも多くのニートやひきこもりの人が小さくてもいいので行動を起こし、自分の人生を良くしていってほしいと願っている。僕自身も自分の人生をもっとよくしていきたい。一緒に少しずつでもいいので前にすすんでいきましょう♪

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!