オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

男だからって働かなくてもいいじゃないか。

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なんでこんなタイトルにしたのかというと、たまたまこのような本を発見したからです。

 

「男が働かない、いいじゃないか!」

 

とても素晴らしいタイトルですね(笑)

 

ただ僕自身は働くことを否定しているわけではありません。自分自身はどちらかといえばニート気質な男だけど、働くことに喜びを感じる人がいることも知っているし、何より世の中は働いている人がいるからこそちゃんと回っているわけです。仕事こそわが人生と言わんばかりに働くことに情熱を傾けている方もいますしね。それはそれでとても素晴らしいと思います。

 

一方で働かなくてもそれで生きていけるのならば、働かないことを選択してもいいよなーと思っています。不動産とか株持ってたりとか親の資産が死ぬほどあるとか、パートナーが働くから自分は家のことやるとかね。ヒモで生きていけるならそういう生き方だったアリでしょう。

 

これはもちろん男女関係なくです。働きたい人が働けばいいし、働くことが嫌だ、向いていない、苦しいと感じていたり、働くことで精神を病んだり死んでしまうような人がいるとするならば無理してしんどい思いをする必要もないんじゃないのかな?というのが僕の考えです。人には向き不向きってものがありますしね。

 

だからよくありがちな「男が働かなければならない」とか「男は稼いでナンボ」とか「男たるもの一家の大黒柱たれ!!」みたいな考え方も苦手です。その考えに向いている人はいいでしょう。存分にそこで輝けばいい。

 

だけど人によってはその考えに縛られた結果、苦しかったり悩んだりしているんじゃないでしょうか?周りから言われることもあるかもしれないし、自分自身もそうじゃなきゃいけないと思い込んでいる。その結果「適応できない自分はダメだー!!」とか責めちゃったりしている。だとするならば「別にその考えに縛られる必要はないんじゃないの?」って思ったりします。

 

特に男性にとって働くってことは縛りがかなり強い気がしているんですよね。働いていない女性よりも男性に対して見る目っていうのは厳しいように思います。「働いてない男?ありえない。」みたいな。それはまぁ長い間「常識」とされてきたことなので、いちいち疑問に思う人もいなかったからなのかもしれませんが。

 

でもその常識って従う必要ははたしてあるんでしょうか?と常々思っています。っていうか疑問に思いません?なんで誰かが言ってる常識で自分が苦しまなきゃいかんの?って。いやっ、本当は苦しむ必要なんてないはずですよ。

 

そもそも多くの人は「男性は働くのが当たり前」と思っていますが「じゃあその理由は?」って聞かれた時にハッキリとした理由を答えられないんじゃないかな?それこそ「昔から男が稼いでナンボだったから」とか「男が働くのが普通だから」ぐらいのことしか返ってこない気がする。それって理由を答えているようで答えていないんですよね。

 

そこで思考停止状態になってるんだけど「働かない男は悪だ。」とかそういう空気感に支配されてしまっている。その空気によって世の中には苦しい思いをしている男性もいるのではないかと思うわけです。邪魔ですよね、その空気。誰が得すんの?って話です。

 

ちなみに冒頭で紹介した本にも今回僕が述べたようなことが書かれています。本の著者の田中俊之さんは「男性学」という学問を専門にしている方です。男性学とは何ぞやと思う方もいると思うので、本書の説明から引用しておきます。

 

男性学とは、男性が男性であるからこそ抱えてしまう悩みや葛藤に着目する学問です。途中省略

男性学の役割は、これまであまり注目されてこなかった男性特有の悩みや葛藤の輪郭を明確にし、解決の糸口を見つけ出すことになります。

引用元:男が働かない、いいじゃないか! 著者田中俊之 講談社

 

男性特有の悩みっていうのは長年社会から押し付けられてきた「男だからこそ○○でなければならない。」というものですよね。この○○の中には「働く」とか「稼ぐ」とか「正社員」とか「結婚」とか色々な言葉が入ると思いますが、そろそろその縛りが色々な人を苦しめてるってことに気づくべきなんじゃないかな?

 

別に働くことに限らず「男だから」とか「女だから」とかそういう縛りが色々な人を苦しめてる可能性もあるってこと、そしてもし仮に今あなたがそういうもので苦しんでいるのだとしたら、そんな普通とか常識はいったん横においておきましょう。

 

その方が絶対これからの人生楽しいと思います。それにあなたが常識とかに縛られて苦しんだり悩みながら生きているよりも、あなたがそういったものに縛られず楽しく生きている方が結果的に周りにもいい影響を与えるんじゃないでしょうか?

 

「常識とか普通に苦しめられてるなら、そんなもんぶん投げてしまえ!!」

 

まぁ、僕もそんな常識とかに縛られがちなザコキャラですけどね(笑)だけどいずれはそんなもん気にしないで生きていけるようになりたいですね。

 

あと常識に縛られない生き方をしている人でホリエモン公認ニートの千葉コウジさんって人がいます。

 

参考記事:ホリエモン公認ニートが登場!!そのおもしろすぎる生活とは? - ニート気質な僕の生きる道

 

彼みたいな生き方を知るとそういう縛りみたいなものを解きほぐしてくれるんじゃないかな?あとは色々な人の人生を辿った本を読んでみるとかね。面白い人生歩んでる人たくさんいますからそういう人を見て、自分の考えを解きほぐしていくのもありなんじゃないかなーなんて思っております。

 

それでは今回はこの辺で失礼します!