先日メールにてこういった質問をいただいた。
「サポステに行ってみようと思っているんだけど、アルバイトなど働いた経験がなくても大丈夫か?」
というもの。
あっ、ちなみに知らない人のためにサポステとはどういうものなのかを書いておこう。
地域若者サポートステーション(愛称:「サポステ」)では、働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っています。
よくハローワークと何が違うのかって言われるんだけど、ハロワは仕事を紹介してもらえるけど、サポステは仕事を紹介してもらえない。主にカウンセラーによる相談や就活セミナーなどを中心に「働くこと」に対して悩みを抱えている人をサポートする機関である。
先ほどの質問に対しての結論を言おう。
「サポステは就労経験の有無などは問わない。誰でも相談できる機関である。」
それはサポステを管轄する厚生労働省のホームページにものっている。
サポステの支援対象者
「働きたいけど、どうしたらよいのかわからない・・・」、「働きたいけど、自信が持てず一歩を踏み出せない・・・」、
「働きたいけど、コミュニケーションが苦手で・・・不安」、「働きたいけど、人間関係のつまずきで退職後、ブランクが長くなってしまった・・・」など、働くことに悩みを抱えている15歳~39歳までの若者の就労を支援しています。
このようにアルバイトであろうが、正社員であろうが、ニートだろうが、ひきこもりだろうが「働くことに悩みを抱えている人」であれば、だれでも相談をしていい機関なのだ。
あえて、条件を上げるとすれば年齢制限があることぐらいだろう。厚労省のホームページでも15~39歳までとしているので、これから利用しようとしている人はそこだけ注意してほしい。
それ以外は特に条件も何もない。なので、「ちょっとサポステで相談してみようかな」と考えている人は安心して利用してほしい。無料で使えるので損はしないだろう。
僕自身も、本当に動けなかった時はサポステをよく利用した。とはいっても週一のカウンセリングが中心だったが、それだけでも気持ちは楽になったし、少しずつではあるが前進できたように思う。
自分だけじゃ動けない、自分だけじゃどうすればいいかわからない。そんな時は誰かの力を使っていい。誰かに相談すればいい。身近にいなければこういう機関を使ってもいいと僕は思っている。
ぜひ「なかなか働くことに踏み出せない人」は一つの選択肢として「サポステ」も頭に入れておこう。こういう自分の悩みや不安を話してもいい場所があるとそれだけでも気持ちが楽になるからね。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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