ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

仕事選びは弱い絆に頼るといい?

どうも、ラッキーマンです。

 

前日、東浩紀さんの『弱いつながり 検索ワードを探す旅』という本を読みました。

 

『弱いつながり 検索ワードを探す旅』読了。旅に出たくなった一冊でした。 - ニート気質な僕の生きる道


内容を超簡単に言うと

 

「旅に出て偶然と出会うことが世界が広がり、人生が充実するよ。」

 

っていう本です。個人的には薄くて読みやすいのでぜひ多くの人に読んでほしい一冊です。

 

そんでこの本の中で東さんが仕事探しについて語っていた部分があるんですよね。それが特に仕事を探している人にとって参考になるんじゃないかと思ったので今回紹介させていただきます。

 

仕事探しは弱い絆をきっかけに?

 

本書の中で東さんが語っていたのはこんな内容です。

 

アメリカの社会学者、マーク・グラノヴェダ―が一九七〇年代に提唱した有名な概念に、「弱い絆(ウィークタイ)」というものがあります。グラノヴェダ―は当時、ボストン郊外に住む三〇〇人弱の男性ホワイトカラーを対象として、ある調査をしました。そこで判明したのは、多くのひとがひととひとの繋がりを用いて職を見つけている。しかも、高い満足度を得ているのは、職場の上司とか親戚とかではなく、「たまたまパーティーで知り合った」といった「弱い絆」をきっかけに転職したひとのほうだということでした。深い知り合いとの関係よりも、浅い知り合いとの関係のほうが、成功のチャンスに繋がっている。

引用元:『弱いつながり 検索ワードを探す旅(幻冬舎文庫)p15』

 

これは実に面白い結果ですね。

 

僕も含めて多くの人が仕事探しや転職をしたいと考えている時には、自分のことをよく知っている友人や、親、あるいは今ならキャリアカウンセラーの方などに相談するでしょう。そしてその仕事の探し方が正しいと思っている。

 

ところがこの調査ではそれとは逆の結果が出ているわけですね。東さんは「たまたまパーティーで知り合った人」と評してますが、それぐらい自分のことを詳しくないような人からの紹介の方が満足度が高い。

 

ではそれはなぜなのでしょうか?東さんはその辺りのことも語ってくれています。

 

かりに、いまみなさんが転職を考えているとしてみてください。そのとき、友人や同僚は、みなあなたの現職を知っているし、性格や能力も知っています。だとすれば、どうしても、あなたにとっても予測可能な転職先しか紹介してくれません。

それに対して、「パーティーでたまたま知り合ったひと」はあなたのことなんてなにも知らない、知らないがゆえに、まったく未知の転職先を紹介してくれる可能性があります。それはすごい勘違いである可能性もあるけれど、あなたが知らないあなた自身の適性を発見できる可能性もあるのです。

引用元:『弱いつながり 検索ワードを探す旅(幻冬舎文庫)p16』

 

つまり知り合いであればあるほど、あなたの事を知りすぎているがゆえに紹介されるのは大体以前と同じかそれに似たような仕事になってしまうと。以前と似た仕事なのだから慣れるのは早いでしょうし、ストレスは少ないかもしれない。でもそれはまぁ当然っちゃ当然ですよね?だって前にも似たような仕事をやっていたのだから。予想通りと言えば予想通り。

 

一方でパーティーでたまたま知り合ったような人はあなたのことをよく知りません。それゆえ「あなたはこういう人だよね。」と決めつけないんです。パッと見た印象や話した印象などからやや直感的に「君はこういうところにむいてるんじゃないの?」とある意味とてもアバウトな提案をしてくる可能性があるわけですね。

 

その提案が自分にとって全く予想だにしないものだった。最初は「えー?その仕事って自分に向いてるの?」と思うかもしれない。半分疑う感じですね。ところがその提案にのって働いてみたら思いのほか自分がその仕事に向いていることがわかりました。やっててとても楽しい。最初はそんなに期待してないわけですからその分喜びが大きくなるわけです。

 

「おお、僕(私)ってこんな仕事に向いてたのか!!」っていう自分も知らなかった自分を発見できたことができた。これまで「自分はこの仕事(業界、職種)が向いてるんだ。」という思い込みがいい意味で裏切られたと言えるでしょう。最初はあんまり期待していなかったぶん満足度は高まるはず。

 

最後に

 

もちろん東さんが言うように、「弱い絆」の人が提案したものがまったく的外れの可能性もあるでしょう。でもそれはそれでよっぽど違うと思ったなら断ればいいんです。

 

でももしその提案に対してちょこっとでも興味が持てたり、おもしろそうだなと感じたのなら試してみるというのも一つの手かもしれません。

 

キャリアの8割は偶然なんて言葉もあります。もしかしたら今後「パーティーでたまたま知り合った人」との偶然の出会いがあなたを思いもよらぬ場所へと連れていってくれるかもしれません。思いもよらぬ仕事に出会える可能性もあります。

 

これから仕事探しをする人や、転職をしようと考えている人は

  • 自分のことをあまり知らない「弱い絆」の人の提案をきっかけにしてみる
  • キャリアの8割は偶然。ときには偶然に身を任せてみる

 

というのを一つ参考にしてみるといいかもしれませんね。

 

弱い絆、偶然との出会いを大事にしよう。でもビビりだからパーティーとか行かないんだよな‥‥‥。

 

それでは今回はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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