オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

明日から9月という恐ろしい事実

つい先日のブログで「夏の暑さがだいぶ落ち着いてきましたなぁ」なんて事を書いた気がするのだけど、今日はまた暑さが戻ってきたようで、僕の住んでいる地域は34℃近くまで気温が上がった。まぁ、冷静に考えればここ何年も、9月の中頃まで30℃越えは当たり前だった気がするので、おそらくもうしばらく暑さの厳しい時期は続くのだろう。

 

今日は少し家の用事をしたり、本を読んだりして過ごした。相変わらず運動不足なのでダンベルを振り回して肩や腕にチャチャを入れておいた。

 

それにしても、ふと気がつくと明日から9月だ。今年ももう9、10、11、12と4ヶ月しかない。夏が終わるとあっという間に冬になっていつの間にか除夜の鐘が鳴っている気がする。なんか時間加速してないだろうか‥

 

ここ、数ヶ月の僕は用事がある時以外はほぼ家に引きこもっていて、こうしてブログを書いたり本を読んだり映画を見たり、時々ツイキャスをやったりして過ごしている。幸いやることがないわけではないのだが、焦りはあるし「このままでいいのだろうか」という考えが常にチラついている感じだ。

 

時々、あんま自分はいる意味ないなぁなんて事を思ったりもする。まぁ、それは極端に落ち込んだりした時の思考なので、「あぁ、今自分かなり落ちてるなぁ」なんて客観的にみることで、深刻になりすぎないようにしている。ちょっと休んだりとかしてごまかしたりもする。

 

それにしてもこんなことをもう何回も繰り返している。ちょっと動いては立ち止まりウジウジと悩んで、不安に押しつぶされそうになってを繰り返す。

 

30代後半になっても進歩がない。このまま朽ちていくのは嫌だ。何かを変えなければならない。

『夕凪の街 桜の国』原爆の被害が後にもたらすもの

映画が大ヒットしたということもあって、こうの史代さんといえば戦時下の広島を舞台にした『この世界の片隅に』を思い浮かべる方も多いかもしれない。僕もあの作品は、戦争とそこで生きる人たちの日常を、僕達に教えてくれる本当に素晴らしい作品だと思う。

 

ただ、僕はこうのさんが戦争について描いた作品で、もう一つオススメしたい作品がある。それが今回紹介する『夕凪の街 桜の国』という作品だ。

 

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2022年8月29日

まもなく8月が終わる。夏の暑さもだいぶ落ち着いて過ごしやすくなってきた。日が落ちてからそこら中に響く虫たちの鳴き声は、秋が近づくのを教えてくれるようだ。今年の夏は何をしただろうか。読書や映画、漫画などは楽しんだがあとはというと…という感じだ。家に引きこもって自分の部屋で焦りと不安にまみれながらため息をついている。

 

自分にとって次の一手は何なのだろう。そんなことを考える。そして、何も思い浮かばず落ち込んでいる。かつて20代の頃、家からあまり出れない時期があったが、その時は専門学校に行くというのが一つの目標となって動き出せた気がする。(結局学校に行って卒業もしたがその道も挫折した。)じゃあ、今はというとその具体的な目標というやつがない。

 

もちろん、将来のことを考えれば金が必要だ。そんなことは見ず知らずの他人に言われなくても百も承知だ。ただ、その「将来」というぼんやりとしたものに向かって自分はあまり頑張れない気がする。あまりにぼんやりふわふわとしすぎていて、それに向かってモチベーションを燃やせない。

 

かといって今自分が「これをやってみたい」とか「こうなってみたい」みたいなものがない。不安と焦りだけが募るが、こうした気持ちは現状をよしとしていないことだとも思う。まだ自分の中を諦めが支配していないだけ言いといえるだろうか。

 

でも、現状は宙ぶらりんだ。糸が切れた風船のように行くあてもなくあっちでもないこっちでもないと、何の規則性もなくこの世を漂っている。やがて、この風船は割れてしぼんでなくなってしまう。今のまま割れたくはない。

 

本や映画に逃げすぎなのだろうか。少し、自分の中でそうしたものをインプットする時間を減らしてみようか。もっと、真剣に自分の今後を考えて、それをノートなどに記してみる。それが正解かどうかなんてわからないが、何かを変えなければ今年はこのままな気がしている。

新興宗教を知るために役に立った本、漫画、映画を紹介してみる

2022年の夏は元総理の襲撃という衝撃的な事件から始まり、新興宗教やカルト問題の根深さが改めて浮き彫りになったと思います。とはいえ、多くの人はそこまで実態について詳しくないのかなとも思います。それは、僕も含めて。そこで、今回は僕なりに色々調べた末に新興宗教やカルトについて知る上で参考になるんじゃないかという作品を、本や漫画、映画など様々なジャンルから紹介してみようと思います。

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『アクト・オブ・キリング』大虐殺を行った当事者たちは国の英雄となった

先日、フォロワーさんにおススメしてもらった『アクト・オブ・キリング』という映画を観ました。

 

本作は二〇一二年に制作されたドキュメンタリー映画です。決して愉快で楽しい作品ではないのですが、善悪のこと、権力のこと、人間の愚かさなど様々な事を突きつけられる作品で、世界を知るためにもぜひ観ておいた方がいいと思ったので紹介してみます。

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