オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

あそこに何が建っていたのかをもう思い出せない

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 図書館とBOOKOFFに行きがてら、その周辺をぷらぷらと歩くと、とある神社の近くの土地で工事をしているようだった。どうやら、何棟か新しく家が立つみたいだ。以前建物があった場所は更地になっていて、もはや跡形もない。そこにあった建物はいったいどんなんだったけな?と思い出そうとしてみたが、思い出せない。はて、一軒家だったか、いやっ、何かの店舗だったか。

 

 そういえば、最寄駅の駅前通り沿いでも工事をしていて、ビルが取り壊されていた。瓦礫を横目に見ながら、はて、このビルはいったいどんな形状をしていたか。どんな店が入っていただろうか?と考えるも、これも思い出せない。何度も何度も目の前を通っていたはずなのに。

 

 別になんてことない出来事なんだけど、意識していないと、何十回も何百回も目にしたであろう光景もロクに思い出せないんだなぁと思った。まぁ、イチイチ全部を記憶していたら、人間の脳みそなんてあっという間に容量オーバーになってしまう気がするから、仕方がないんだろう。

 

 それにしても、こうやって見慣れたはずの景色が少しずつ変化していくのだなぁとしみじみ思う。街はいきなりガラッとは変わらないけど、いつの間にか、空き地に建物が立ち、建物があった場所が空き地になったりしている。パッと見た感じ「この辺りは変わらんなぁ」なんて思ってしまうのだけど、ささやかな変化はあちこちで起こっている。

 

 個人的には何かがなくなってしまうのは、悲しいとまでは言わないけど寂しくはある。たとえ、それが自分にとってそれほど関わりのないものであっても。なくなるとか消えるといった出来事に、妙に感傷的になってしまうことがある。

 

 そんなことを考えながら、BOOKOFFに向かう。この日はちょっと英単語や英文法などの本を見にきた。というのも、久々に英語をちょっと勉強してみようかなと思ったのだ。といっても、別に海外に行くとか、外国の友達ができたとかではない。少し前に読んだ『最強脳のつくり方大全』という本に、「新たな言語を学ぶと脳の機能が向上する」ということが書いてあったのだ。

 

 

 もちろん言語を学ぶ以外にも脳の機能を向上させる方法は色々とあるのだけど、なぜか「新たな言語を学ぶ」というところにピンときた。僕自身、学ぶことは嫌いじゃない。脳にも良いとなればモチベーションも上がる。さらに、外国語を学んで外国の人と日常会話ぐらいできたらなんてことも考えた。ちょっと道案内とかできたらかっこいい(笑)

 

 とはいえ、ご存知の方も多いと思うが、僕は日々薄い財布を持ち歩き、「ノーマネーでフィニッシュです!」と言っている人間なので、新刊を何冊も買うなんてことは難しい。そこで、安くなっている古本で何かいいものがないかと探しにきたというわけだ。  

 

 英語の勉強なんて高校卒業ぶり以来だろうか。かれこれ20年…。まぁ、ほんとに基礎的な単語とか文法しか覚えていない。そういえば、中学の時に英検3級とったな。あれはまだ有効なんだろうか?

 

 とにもかくにも中学レベルの英語を少しやってみようということで一冊英単語の本を買ってみた。(220円のやつを100円引きのクーポンで)

 

 まぁ、いきなりフルスロットルだと、続かない気もするので、まずはゆるーくお試し感覚で英語に触れてみようと思う。