先日、用事があって東京の虎ノ門に行ってきた。用事自体は1時間もしないで終わったため、都内を散歩することにした。
虎ノ門も久々だなぁと思って、まずはこの辺りをウロウロしてみることに。虎ノ門といえば虎ノ門ヒルズがある。私の地元にはまずない華やかで巨大なビルは、見るからに高そうなオーラを放っていた。なんとなく場違いな気がしたので、臆した私は中には入らなかった。とりあえずヒルズの雰囲気だけでも味わっておこうと、周辺をウロウロすると、おそらく海外からの観光客であろう方たちがけっこう来ていた。

虎ノ門ヒルズ周辺
虎ノ門をぷらぷらした後、Googleマップで地図を確認。隣には霞が関があるみたいなので、その辺りも歩いてみることに。○○省とか○○庁みたいな、看板とともに立派な建物が軒を連ねる。建物の感じは省庁によってけっこう違っていたりするので、見比べるのも面白いと思う。
ただ、どの建物も入り口付近には警備の人たちが何人かいて、目の前を通る時にはなんとなくソワソワしてしまった。
近辺を歩いていると、ちょくちょく省庁を出入りする人たちがいた。職員なのか官僚なのかは分からんが、「この人たちは頭いいんだろうなぁ」なんて思いながら彼らの様子をぼんやり眺めていた。

霞ヶ関周辺の写真
そんなこんなで30分ぐらい歩いただろうか。霞が関エリアを過ぎ、いつの間にやら皇居の桜田門近辺まで来ていた。桜田門といえば「桜田門外の変」が勝手に頭に浮かんでくる人もいるのではないだろうか。1860年。幕府で権力を握った井伊直弼が暗殺されたこの出来事は、幕末の動乱を表す重大事件と言えるだろう。
1860年というと、ほんの160年ほど前なので、案外そんなに遠い過去の話でもない。そう思うと、刀を携え直弼を運ぶ武士達の列が目の前に浮かんでくるような気がしたが、見えるのは信号待ちをする車の列だけであった。
桜田門を遠目に道路を右に曲がると、日比谷とか有楽町方面に行くことができる。この辺りになると、外国人観光客の姿を目にする頻度が多くなる。お目当ては皇居だろうか?あるいは、この辺りにホテルを取っているのかもしれない。調べると一部屋10数万のホテルとかあって、「ヒャッ!」と言葉が出そうになった。そんな部屋に泊まったら、家具とか傷つけたりしないだろうかと不安が先に来てしまう小心者だ。
日比谷、有楽町近辺を通り過ぎ神田エリアに出ると、都会の感じはして薄れ、一気に雑多な雰囲気が漂ってくる。ちょっと怪しい雰囲気が漂う場所もチラホラと目に入ってくる。個人的にはこちらの方が親近感があって好きだ。(写真とるの忘れました)
神田まで歩けば秋葉原ももうすぐそこ。この日もアキバには外国人観光客が大勢いた。アニメ好きっぽい人もいれば、子ども連れの家族もいたし、アジア系から欧米系までいたと思う。好きなものに触れている人たちの姿は、何だかウキウキしてみえた。彼らの笑顔を見て、すこしほっこりした。
秋葉原から御徒町を通り上野に到着した。駅に行く途中、アメ横と高架下の飲み屋エリアを少し歩いた。相変わらず多くの人で賑わっているし、こちらも外国の人が結構歩いていた。アメ横はかなり好きなエリアなので、変にきれいな感じになって欲しくないなぁと思う。騒がしくて洗練ない感じが居心地がいいんだよな。
いつもなら結構うろつくのだが、ここまで2時間以上は歩いたため、さすがに疲れが溜まっていて長居はできなかった。まぁ、上野はそこまで遠くないので、また今度ゆっくり回ることにしよう。
ふと思いついた都心散歩だったが、いつもと違う風景、ガラッと姿を変える街の雰囲気とそこを歩く人々。ふとした時に顔を出す歴史の一端にも度々触れることができ、飽きない散歩だった。
今回歩いた虎ノ門から上野エリアは2時間ちょっとで行けたので、お散歩好きで歴史好きな人は、都心を歩いてみるのも楽しいかもしれない。