オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

やりたいことを考えたり見つけたい時に役立つ本を2冊紹介!

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30代後半の日雇い労働者兼無職みたいな人間ではありますが、まだ人生諦めてはいないという厄介な状態でしてね(笑)平均寿命まで生きるとしてもまだ40年以上はあるし、さすがにその期間虚無モードでやり過ごすのは辛すぎる。だったらまぁ、やりたいことやって死のうじゃないかという思いに至りまして、最近改めて「自分は何がやりたいんだろうか?」と考えるようになりました。

 

で、今回はそんな僕と同じく「やりたいこと見つけたい」とか「自分のやりたいことって何だっけ?」というやりたいこと迷子になっている人に、参考になりそうな本を2冊紹介したいと思います。僕も現在進行形で本に書かれていることを実践中なので、実際やってみた感想なんかも含めて紹介していきたいと思います。

いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい

著者はジュリア・キャメロンさんという方で、長年にわたって創造性を開発するプログラム「アーティスト・ウェイ」を提唱しています。アーティスト・ウェイというと、音楽とか絵とかそっち方面をイメージして、自分には関係ないと思うかもいるかもしれないけど、そんなことはありません。人生を創造する力を育み、新たな一歩を踏み出したい人に向けられた内容になっているので、ジャンル問わず多くの人に対応できるものになっています。

 

では、具体的にはどういうことをしていくのでしょうか。本書では12週間にわたって様々な課題を提示していて、読者はそれに取り組んでいきます。特に大事なのが核となる以下の四つのツールです。

 

  • モーニング・ページ→毎日、朝一番に数ページ自分の思っていることを書く
  • アーティスト・デート→一週間に一回のちょっとした遠足
  • ソロ・ウォーキング→一週間に二回の単独でのウォーキング
  • メモワール→一週間に一回、過去の人生を振り返る

 

どれも大事なものですが、僕の中で特にいいなと思うのがモーニング・ページです。これをやると、自分が今何を考えているのかが客観視されますし、書いてるうちに「〇〇してみたらどうだろうか?」といった書く前は自分で思いもしなかった提案が浮かんできたりもします。

 

また、書くことで自分の中にあるモヤモヤした気持ちが吐き出され、視覚化されて気持ちがスッキリしていい感じになります。何かをするにもネガティブに傾きすぎていると、なかなか動きづらいと思うので、そういう時はモーニング・ページでガーっと思いの丈を吐き出してから1日を始めるのがオススメです。

 

ちなみに、本書にはモーニングページを1日数ページ書くことを提唱していますが、僕はそこまでの量は書かなくてもいいと思います。というか、今まであんまり文章書いてこなかった人が数ページ書くというのは大変だし、ハードルがグッと上がって続かないでしょう。だから、はじめは数行でもいいんじゃないかな。それで、慣れてきたらページ半分とか少しずつ書く量を増やしてみる。

 

ちなみに僕の場合は、最低半ページは書くようにはしていますが、そこをクリアすればあとは量は気にせず書き切ったなというところで終わりにしています。

 

あっ、あと朝一番っていうのも難しいって人いると思うので、そういう人は空いている時間でいいと思います。確かに朝一という縛りがあった方がいい気はしますし、「いつでもいいかぁ」だとなかなか手をつけられなかったりするするので。でも、「朝一は無理だなぁ」ってなってそもそも最初から諦めちゃうのが勿体無いので、だったら空いてる時間を活用してやると。モーニング・ページじゃなくてイブニング・ページとかになってもいいから、ノートに書き続けるということをやっていくと少しずつ成果が見えてくるのではないでしょうか。

 

用意するのもノートとペンぐらいなものですし、後のツールもアーティスト・デートは行く場所によってはお金が多少かかるかもしれませんが、他のに関しては大してかからないので、その辺も取り組みやすいかなって思います。

 

何にせよ、「マジでこれから何しようかな」とか「やりたいことなんだっけ?」って人には本書の内容は役に立つものが多いんじゃないかな。あと、大事なのは即効性を求めないってこと。1日や2日でババっとやりたいこと定まるみたいな人ってあんまりいないと思うので、少し気長に取り組んでみてほしいです。

 

やりたいことだけやって人生を良くするわがままリスト

こっちはもっとシンプルな内容で「やりたいことをリスト化して、今やれることをやっていきましょう」っていう本。やりたいことを定期的に見直しながら実行していくことで、次第にやりたいことが見えてくるというものです。

 

「いやいや、そもそもやりたいことがないんですけど」ってなる人もいると思いますが、多分それって仕事とか何かこう人生を方向付けるような大事なことを想定していると思うんですけど、本書におけるやりたいことはそういうものに限りません。どんなくだらないことでもオッケー。例えば、「焼き肉を腹一杯食べたい」とかそういう感じのもの。そういう「これってくだらないと思われないかな」というものも含めて、まずは100個やりたいことをノートなりスマホなりに書き出していくところからがスタートです。(100個が無理なら80ぐらいでもOK)

 

で、そういうくだらないのも含めると案外バーっと色々なやりたいことって出てくるんですよね。これはほんとやってもらうとわかります。

 

筆者はいま実現できるやりたいこと(夢)をたくさん抱えている状態を「夢詰まり」と表現していて、その状態が自分のやりたいことや夢を見つけたり叶える上で障害になっていると言います。それを解消するために、わがままリストを作って実行して、自分の中にたまったやりたいことを消化していくと、だんだんと本当のやりたかったことが見えてくるというわけです。

 

ちょっと抽象的だったり、自己啓発的な内容も書かれてるので「苦手だなぁ」っていう人もいると思います。そういう人はそこはすっ飛ばしてわがままリストの狙いとか、実際の作り方とかその辺りだけ読んで実践してもいいのかなと思います。

 

まとめ

そんなわけで今回はやりたいことを考えたり見つけたい時に役に立つ本を2冊紹介してみました。実際に僕が試してみたところ「考えの明確化」や「気持ちがスッキリする」「書きながら思わぬ願望が顔を出す」といった成果があり、なかなかいい感じで続けられています。

 

ぜひ、今回紹介した2冊を参考にあなた自身も「やりたいこと」を考えたり見つけてみてください。