ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

アマゾンと楽天の違いについて学んでみた!!

もはや僕らの生活に欠かせない存在と言っても過言ではないアマゾン。おそらくこのブログを読んでくれている読者の方の中にも、アマゾンのサイトで本だったり日用品を買った経験がある方はけっこういるんじゃないでしょうか?

 

で、そのアマゾンとなんとなくやってることが似ていると僕らが思っているのって楽天だと思うんですよね。ネット上で商品を買うことができて、様々な事業を手掛けていて、そっくりじゃないかって思う人もいるんじゃないかと。僕も最初は両者の違いなんて気にもしてませんでしたからね。

 

ところがどっこい(古い)、ふたを開けてみると両者は全くとは言わないまでも、その中身はけっこう違うわけですね。比較すればするほど明らかに違うところがあっておもしろいわけです。じゃあ、いったいアマゾンと楽天っていったいどこが違うのかを『amazon 世界最先端の戦略がわかる(成毛 眞 ダイヤモンド社)』を参考にしつつお伝えしてみようかなと思います。

 

アマゾンと楽天の違いとは?

①そもそもビジネスモデルが違う 

アマゾンと楽天。二社の大きな違いはビジネスモデルです。

 

※ビジネスモデルとは超カンタンに言うと企業が利益を生み出すための仕組みとか構造のことです。

 

「楽天市場」はインターネット上に構築された、まさに名前のとおり「市場」である。それは仮想商店街であり、楽天はネット上に軒先、すなわちスペースを貸すことで出店企業から料金を得ている。つまり、出店企業からの手数料を中心に稼いでおり、お客さんは企業だ。

引用元:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』p89 著者 成毛眞 ダイヤモンド社

 

これ非常にわかりやすいですよね。楽天の場合どっからお金をもらっているかというと、消費者じゃなくて、場所を貸している企業であると。

 

ほらっ、イオンとかって郊外にでっかいショッピングモールを作ってるじゃないですか?あの中ってユニクロとかABCマートとか、アパレルショップとか色々なジャンルのお店が入ってますよね?イオンは、そういうところに場所を貸してテナント料を取るわけですよ。それで利益を得てる。仕組みはあれとおんなじですね。あの仕組みをネット上に築いたのが楽天というわけです。

 

一方、アマゾンの中心はあくまでも、自社で仕入れた商品の販売だ。自社以外の事業者が出品をする「マーケットプレイス」もあるが、基本は自分で在庫を持ち、流通を管理している。そして、FBAの場合は、アマゾンが他者の在庫も倉庫に抱える。アマゾンのお客さんは、そのままアマゾンで物を買う消費者である。

引用元:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』p89

 

まぁ、アマゾンについては引用した文章どおりですね。楽天とは違ってアマゾンは利用する人からお金をもらっています。

 

ちなみにマーケットプレイスというのは、アマゾン以外のお店や事業者であってもアマゾンのサイトに商品を出品できるサービスです。ご存知の方も多いとは思いますが、アマゾンのサイトってアマゾンだけが商品出品してるわけじゃないですからね。

 

試しに何でもいいけどアマゾンのサイトで商品を検索してみてください。すると色々な事業者が同じ商品を出品しているのが確認できるはずです。

 

このマーケットプレイスによってアマゾンは圧倒的な品ぞろえを実現することができ、消費者は何か商品を探す時にまずアマゾンを選択するようになるわけです。で、ますますアマゾンに人が集まり利益を出るようになり、ますますでかくなるという構図が出来上がるわけです。

 

②支払いの仕組みが違う

どこからお金をもらうのかが二社の大きな違いですが、支払いの仕組みも違います。

 

楽天の場合、消費者が楽天のサイトでお金を払うとそのお金は直接出品しているお店や事業者に行くわけです。その際、お金を管理するのは楽天ではなく出店しているお店や事業者なわけですね。

 

一方、アマゾンはというと自分を経由して支払いをするような仕組みにしています。ここで、ちょっと疑問に思いませんか?

 

「えっ?アマゾンって外部の店とか事業者も出品してるんでしょ?支払いの管理とかそっちにやらせればいいじゃん」ってね。楽天はまさにそうですよね。出店している事業者に直接お金が支払われるので自分たちはノータッチなわけです。

 

じゃあ、なぜアマゾンはわざわざ自分たちを経由して支払う仕組みにしているのか?もちろん自分たちにちゃーんとメリットがあるからなんです。

 

アマゾン側の利点は、消費者の購買情報が全部わかるところである。アマゾンは、消費者の家族単位で情報を持つことができる。そうして、たとえば消費者の妻の誕生日が近くなると、女性ものの時計などをレコメンドしたりする。

引用元:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』p55

 

アマゾンが支払いをわざわざ自分たちを通させるのは情報を得るため。消費者がどういう商品を買う傾向にあるのかをガッツリ把握してしまう。情報がいかに大事かを知り尽くしているアマゾンはこういう仕組みを作るわけです。

 

で、把握した消費者の情報から「この本を買ったあなたにはこういう本がオススメですよ」とレコメンドしてくるわけです。このおススメは膨大なデータをもとに提示されるものですから、消費者はかなり興味を持つ可能性が高い。僕なんかレコメンドされた商品を何度買ったことか(笑)完全にアマゾンに情報を把握されてますね。

 

逆に楽天はこれができないわけですよね。なぜなら支払いの際に自分たちを通してないため、顧客の購買情報を把握することができないからです。顧客が何を買い、どういう商品を買う傾向にあるかっていうのがわからないんです。

 

この辺りもアマゾンと楽天の大きな違いと言えるでしょう。

 

③物流システムが整備されているかどうか

3つ目の違いは物流システムが整備されているかどうかです。

 

楽天に関してはそもそもネット上に設置した自分たちの「楽天市場」に出店したほかのお店や事業者からテナント料をもらうというやり方です。つまり、場所を貸す以外には楽天はノータッチで、消費者が商品を注文した場合、その商品を箱に詰めて出品したり、発送するのはお店や事業者がしなければなりません。

 

ということは、お店が勝手に商品を発送するわけですから、別に倉庫を作ったりして物流システムを整えたりしなくていいわけですよ。注文を受けたお店ごとに運送会社を使って発送してもらえばいい。

 

一方アマゾンはというと?

 

これに対してアマゾンは、あくまでも自社で仕入れた商品を売るので、物流倉庫も必要になるし、庫内での在庫管理や、注文を受けた際の発送準備などのノウハウも必要になる。当然ながら一朝一夕で物流網やノウハウは構築できないので立ち上がりには時間がかかる。当然、莫大な設備投資負担ものしかかる

引用元:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』p90

 

アマゾンはがっつり物流システムを整えておかないと、そもそも事業が出来ないわけですよね。これは楽天にくらべると負担がでかい部分です。物流システムを整えるということは、倉庫をつくり、注文から商品を発送しスムーズに消費者に届けられるようにしなければならないわけです。

 

もしかしたらニュースとかでアマゾンの倉庫内の様子を見たことがある人もいるかもしれません。でっかい倉庫の中に大きな棚がズラーっと並んでいて人と機械が商品の梱包や発送をしているわけです。ああいう倉庫を建てるのにも当然お金はかかるし、倉庫の中で商品を仕分けする人や機械にもお金はかかる。スムーズに商品が仕分けられるようなシステムを構築する必要するために時間もかかるわけです。ああいうのはパッとすぐに出来るものではないので、ノウハウを蓄積していかなければならない。

 

「えっ?じゃあ楽天の方がいいじゃん。倉庫とか作らなくていいし負担も小さいんだからさ。」

 

と思うじゃないですか。僕もホントそう思いましたよ。わざわざ倉庫を作って在庫を抱えるのってリスクじゃないってね。でも、これまで見てきてなんとなく分かると思いますが、アマゾンがそういう仕組みを作るのには当然メリットがあるからなんですよね。

 

アマゾンが倉庫と在庫を持つことは、アマゾンが提言する「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」の体現になくてはならないものだ。商品を安くできることはもちろん、まったく別の商品、たとえば書籍と洗剤と靴を同時に頼んでも一緒に届けることが可能だ。

引用元:『amazon 世界最先端の戦略がわかる』p94

 

地球上でもっともお客さんを大切にするっていうのは、アマゾンの理念みたいなものですよね。お客さんがアマゾンに来てくれさえすれば求める商品を安く買えて、それをスムーズに届けてもらうことができると。それを実現するためには物流システムを整備することが必要なわけです。

 

で実際に、アメリカもそうですし日本でも物流をバーッと整えて、商品が注文されてから消費者に届くまでの仕組みを構築してしまった。

 

楽天はというと、そもそも物流を整える必要性がなかったため、物流の大切さに気付いたときには時すでに遅し・・。『amazon 世界最先端の戦略がわかる』によるとアマゾンは2018年の6月の時点で日本国内に物流拠点が15カ所あるそうです。一方楽天はというと国内には3カ所の物流拠点しかないんです。この5倍の差はいかんともしがたい。物流に関して楽天はアマゾンに大きく後れを取っているといっていいでしょう。

 

今後もアマゾンは必要ならば日本に物流拠点をつくり、日本全国を網羅できる物流システムを着々と構築していくはずです。

 

アマゾンについて学んでみよう!!

というわけで、ここまでかなりざっくりとではありますがアマゾンと楽天の違いについて学んでみました。

 

一見似たように見える両社ですが、中を見てみるとお金をもらう相手、支払いの仕組み、物流への取り組みなどかなり違う会社であることがお分かりいただけたかと思います。

 

今後ますますアマゾンは規模を拡大していくでしょう。個人的には日本の会社である楽天にも頑張ってほしいところですが・・・。

 

他にもアマゾンがいったいどういう会社なのかを知りたい方や、アマゾンのビジネスはどういう仕組みで出来ているのかを学びたい方は、今回記事内でも紹介した『amazon 世界最先端の戦略がわかる』を読むことをおススメします。

 

今回お伝えしたアマゾンと楽天の違いについてもより詳しく書かれていますし、アマゾンがどの事業で利益を出しているのか、アマゾンは次にどこを見据えているのかといった、「アマゾンという企業について学んでみたい」という要望がある方にはとてもおススメの一冊です。文章も読みやすく内容もとても理解しやすいので興味がある方はぜひ読んでみてください♪

 

それでは今回はこの辺で。

 

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