時々僕のブログのお問い合わせフォームにこんな質問が届くことがあります。
「自分も現在ニートなのですがブログは稼げるのでしょうか?」
やはり誰でも「お金を稼ぐ」ということに興味はあるだろうし、ましてや仕事をしていないもしくは辞めるとなると金銭的な不安も出てくるのでしょう。そんな時にたまたま僕のブログを見つけて質問をしてくれたのかもしれません。
回りくどいことはやめて結論から言いたいと思います。ブログが稼げるか否か?
「人によるしやり方にもよります。」
なんじゃそりゃ?って感じでしょうか?いやっ、でも実際そうなんですよね(^^;絶対稼げないとも言えないし、かといって絶対稼げるという保証もないんです。
それにはたしていくらなら稼げていると言えるのか?大卒の初任給ぐらい?パートナーを養えるぐらい?田舎暮らしで生活できるぐらい?はたまた雑誌に出てくるような有名店で食べ歩きできるお金持ちレベルの稼ぎ方でしょうか?稼げるといってもどのぐらいなのかはその人によります。
そういう前提はありつつまぁ仮に大卒の初任給ぐらいを「稼げているブログ」と仮定したとしましょう。その場合数はそこまで多くはないかもしれないですが、いることはいます。
えっ?ちなみに僕はどうかって?いやぁ、残念ながら僕はあまり稼げてはいないですね‥‥‥。GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトなども合わせてせいぜい月に数万円といったところでしょうか。(いくつかのブログを合わせてね)
ただ僕自身は色々な人のブログを見るので、無職やニートっぽい人の中にもある程度稼げている人がいるのは知っています。月数万~数十万の人なら不可能ではないことも知っています。そしてその人たちがどんなやり方で稼いでいるのかもある程度は把握をしています。
では、いったいその人たちはどのようなブログで稼いでいるのでしょうか?今回はその辺を共有していきたいと思います♪
①自分自身を売るブログ
現在ネット上には様々なブログが溢れていますが、その中には「自分自身」を商品としてお金を稼いでいるブロガーがいますね。
たとえば自分の考えを主張して共感を得て、自分のブログに人を集めるオピニオン系のブロガー。最近は顔出しをして自分を前面に押し出している方も見かけることもあるでしょう。
あるいは時事問題~自分の趣味など幅広いジャンルについて独自の考えや文体で読者をひきつけ、膨大なPV数を稼ぐブロガー。ジャンル分けが難しいので雑記ブロガーなんて言われてたりもします。これといった専門性がなくても始めることはできるので、一番参入しやすいジャンルと言えるかもしれません。
②持っている知識、スキル、ノウハウを売るブログ
無職やニートの方の中には以前は何らかの職に就いていた人も結構いるはずです。
例えばですが、その方がどこかの会社で営業成績NO1のような実績があれば、そこにたどり着くまでにやったことや、セールス時に役立った心理学、どんな服装が良かったか、ターゲットの絞り込み方などなど相当「物を売るため」の知識やスキルが蓄積されているでしょう。
そういった経験を基に例えばですが、営業マンが売り上げを向上させるためのブログを立ち上げてみるというケースは大いに考えられるはずです。
世の中なんだかんだ言ってセールスができないと会社も利益を得られないし、歩合制を導入している企業であれば物を売らないと営業マンの給料も上がらないため、そういった知識を求めている人は多いですからね。
特に何かの分野でトップに近い成績をとった人の知識やスキル、ノウハウなどは真似するだけでもうまくいったりするので、大いに需要はあるでしょう。
他にも例えば難関資格に合格したのであれば、それをとるまでにやったことをまとめるブログを作ってみるのもいいし、偏差値が40以下だったけど東大に行けたみたいな人が驚くような経歴を持っている方もそのノウハウを公開すれば一定数需要はあるはずです。(はたしてそういう人たちが無職やニートになっているかは疑問ですが。)
これは別に仕事とか勉強じゃなくてもいいですよね。例えば普通のOLさんでもメチャメチャ掃除が上手いとか、効率よく家事をこなす方法を知っていたり、安くて早くてうまい料理を作れるみたいな人がいるならばそういう料理の作り方やレシピを公開していってもいいでしょう。
僕なんか手先が尋常じゃないぐらいに不器用なので、そういう人でも簡単でうまい料理の作り方が学べるブログがあればすごく重宝すると思います。
あなたがこれまで生きてきた中で身につけた知識やスキル、ノウハウは大したことないと思う人もいるかもしれません。しかしそれは他人から見たら「教えてほしい。」と思われているものなのかもしれないということは頭に入れておくといいと思います♪
③自分の好きなことを突き詰めているブログ
どんな人にも好きなことはあると思います。漫画、映画、アニメ、ゲーム、スポーツ、旅行、食事etc。挙げていけばきりがないかもしれませんが、こういった自分の好きなジャンルについてトコトン突きつめたブログというのも、人が集まりやすいと言えるでしょう。
ただ漫画や映画などいわゆるエンタメ系の好きなことは、需要がある一方で参入している人たちも多く、競争はやや激しめかと思います。その場合、漫画なら単に漫画というジャンルについてのブログを書くのではなく、「○○先生の作品についての考察」「ホラー漫画専門ブログ」といった具合にやや専門領域を狭めてみると他の人と差別化がはかれたりもするし、ブログを訪れる人もピンポイントでそれが好きという人たちが来てくれるのでリピーターになってくれることもあるはずです。
ただ中には「自分の好きなことが世間ではそれほど需要がない」という人もいるかもしれません。具体例を挙げるのは難しいですが、例えばあなたが「アナコンダを好きで好きで仕方がない。」という場合、僕の感覚としてですがアナコンダの需要はそこまで高くないように思います。
じゃあ、だからとアナコンダが好きということに意味がないのか?というとそんなこともありません。人も来ないし、お金も稼げないかもしれませんが、まずは趣味の一環としてブログでひたすらアナコンダの生態などを書き連ねた濃い情報を発信し続けたらどうでしょうか?
ブログ単体ではそこまで人も来ないし、お金も入ってこないかもしれませんがもしかしたらその人は「アナコンダ専門家」として知る人とぞ知るような存在になっているかもしれません。
「アナコンダと言えばあの人。」「あの人はアナコンダにメチャメチャ詳しい。」
そう認知されるぐらいになれば、もしかしたら何かの媒体からお誘いが来るなんてこともあるかもしれません。つまり、ブログ単体でどうこうするわけじゃなくてブログを自分の宣伝材料として使うというわけです。
このようなニッチなジャンルというのは需要はあまりないかもしれませんが、そのぶん競争はそこまで激しくないためやり方次第ではその道のトップクラスになることも可能です。
需要は大いにあるけど競争の激しいジャンルでトップを目指すのか、はたまた需要はあんまりないけどそこまで激しくないジャンルでトップを目指すのか、その人が何を好きかにもよりますが、「好きなことを突き詰めたブログで稼ぎたい。」という方ならブログ単体で稼ぐのか?、それともブログはあくまで宣伝材料として割り切って使うといったことを考えてみるのもいいと思います。
まとめ
今回は稼ぐなんていう、あまり僕のブログらしからぬテーマになりました。まぁ質問もきていたし自分の考えをまとめるという意味でも、たまにはこういうのもいいかなーなんて思って書いてみました。
ただかなりざっくり書いたので「いやいや、もっとやり方あるだろ。」というツッコミもあるでしょう。まぁ、今回はブログをやったことがない方からの質問だったので、細かくなりすぎないようにしたということもあります。その辺りはご了承ください。
繰り返しになりますが、基本的には稼いでいる人がいるジャンルであれば、そこには需要があるので稼げる可能性はあるはずです。ただし、冒頭でも述べたようにそれは人にもよるしやり方にもよります。みんながみんな稼げるかと言われればそんなことはありません。
まぁ、でもこれってブログに限らずどんなジャンルでもおんなじですよね?
ブログで稼ぐより医者や弁護士になった方が稼げる可能性は高いけど、それだって人によるし、やり方にもよります。現に弁護士なんかは人が増えすぎていてかつてのように稼ぐことができないなんてことも言われているわけです。その辺は需要と供給の関係なんかも見ていかなければなりません。
まぁ、でもやってみると楽しいですよブログは。自分の考えとか好きなことを書いて何らかの反応があったりするのは素直に嬉しいものです。なので「ちょっとブログに興味があるなー」なんて人はいきなり「ゴリゴリ稼ぐ。」なんてハードルをあげまくることをせずにまずは「情報を発信する。」ということを楽しんでみてはいかがでしょうか?
やっていくうちに向き不向きも分かるだろうし、コツをつかんで改めてもっと突きつめてやっていきたいという考えになるかもしれません。違うと思えば別にブログにこだわる必要もないわけです。
その辺りは柔軟に考えてもらえればいいんじゃないかなーなんて思います♪
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。