オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

大小関係なく自分の物語を生きればいいと思う今日この頃。

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僕の好きな本の中に「藝人春秋」という本がある。

 

 

 

この本の最後にオードリーの若林さんが解説をしているページがあってその中のある文章がとても素晴らしいのでシェアをしたい。

 

物語の大きい小さいじゃない。

他人の物語か、自分の物語かなのである。

英雄でも武将でもないことを思い知った後、自分の物語が始まる。

引用元:藝人春秋 (文春文庫)

 

この言葉がどうして語られたのかは以前書いた記事を見てみてほしい。

 

藝人春秋で感動した文章を紹介したいと思います。 - ニート気質な僕の生きる道

 

僕はついつい他人と比較して「自分って駄目だよなぁ。」とか「あの人の人生羨ましいなぁ」となりそうな時に彼の言葉を思い出すようにしている。(まぁ、僕のようなニートちゃんが売れっ子芸人の若林さんの言葉を借りるのはおこがましいが(笑))

 

僕らのほとんどはおそらく英雄にも武将にもなれない。ほとんどの人間が凡人である。そしてきっと僕らの物語というのは誰かに語り継がれるようなものでもなければ、本に残ることもないだろう。(ブログを書き続けてればネットには残るが)

 

「でもそれの何がいけないんだ??」

 

たとえ偉大な功績を残せなくても歴史的な何かを果たせなくても、みんなに認められるような成功者になれなかったとしてもその人生って意味のないものなのだろうか?くだらないものなのだろうか?取るに足らない人生なのだろうか?

 

「いやっ、そんなことはない」

 

と僕は思う。もちろん、成功を目指しがむしゃらに生きる生き方もアリだ。そういうエネルギッシュな生き方によって多くのものを得られる人もいるだろう。起業家なんかはまさにそのタイプなのかもしれない。その結果、みんなから認められその人生が本になったり、テレビなどで取り上げられたりするのかもしれない。そうやって何かをつかみ取る人生だって素晴らしい。

 

だが世の中そういう人間ばかりではない。必ずしも成功者になれるわけじゃないし、輝かしいスポットライトを浴びれるわけではない。それはスポーツ界だろうが、ビジネスの世界だろうが、芸能の世界だろうがどこの世界でも同じことだ。みんながスティーブ・ジョブズになれるわけでも、孫正義になれるわけでも、イチローになれるわけでも、メッシやクリスチャーノロナウド、ウサイン・ボルトになれるわけじゃあないんだ。

 

でもたとえ思うようにいかない、うまくいかない人生であっても挫折してポッキリ心が折れてもひきこもっても、一時的に無気力になっても必死に生きて、あがいてあがいて自分なりの幸せを見つけるまであがきまくるような人生だって素晴らしいんじゃないか?確かにスマートな人生ではないかもしれないけど、語り継がれる物語ではないかもしれない。でも僕はそっちの方がグッとくる。

 

僕も含めて世の中には「他人の物語」ばかりに目を奪われ自分の物語をないがしろにしてしまう人が多い気がする。本やネットで古今東西、過去から現在までのあらゆる英雄たちの物語に簡単に触れられる時代だ。そういう人たちの輝かしい物語と自分の物語を比べてしまいたくなる気持ちはわかる。でも、他人の物語を見ていくら羨ましがっても自分の物語が充実することはない、輝き始めることはない。何度も言うけど比べても何の意味はない。

 

もしかしたら自分の物語はショボくて矮小なものかもしれない。僕自身の物語もきっとそうなんだろう。でも、そんなものはどうでもいい。いつだって「他人じゃなくて自分なんだ」と最近僕は思っている。その自分の物語をどれだけ自分で充実させられるか。悩んでうまくいかなくてもちょびっとずつでも前進できるか。死ぬときに納得させられるか。幸せだったと思えるか。それが大事なんじゃないか??その視点さえ持っていれば他人の物語に振り回されず自分の物語を自分なりの輝きのあるものに出来るんじゃないだろうか。

 

まぁ、きれいごとかもしれないけどね。成功した人からしたら負け犬の遠吠えかもしんない。でも今うまくいっていない人とかついつい他人の成功をねたんでしまったり、羨ましいと思ってしまう人はこの考え持っておくといいとおもう。僕は散々他人の物語をうらやんできて、それで自分を否定して自信を失って動けなくなってしまった過去がある。でも今はすごい気持ちが楽だ。だって他人に振り回されなくて済むからね。(まだ振り回されるときもあるけど(笑))

 

それに、他人の物語じゃなくて自分の物語を生きようと決めた瞬間にちっぽけだと思ってた自分の物語が輝き始めるかもしれんよ??ちょびっとスポットライト当たるかもしれんよ。まぁ、過度な期待はしなくてもいいけど、自分の物語を生きる価値はある気がする。

 

今回も完全に勢いで書いてしまったので、文章めちゃくちゃだけど何となく自分の伝えたいことは伝えられた。だから今回はこのままでいいや。そんで最後にもう一回若林さんの言葉を。

 

物語の大きい小さいじゃない。

他人の物語か、自分の物語かなのである。

英雄でも武将でもないことを思い知った後、自分の物語が始まる。

引用元:藝人春秋 (文春文庫)

 

あなたは自分の物語を生きているだろうか??他人の物語を羨ましがっていないだろうか?ぜひ胸に手を当てて考えてみてほしい。以上、ニートの戯言でした(>_<)

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!!