オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

不登校、ひきこもり、ニートの人が一歩前進するための考え方をまとめてみた。

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僕自身の経験や、興味、そして現在NEET株式会社がという組織に属していることから、不登校やひきこもり、ニートもしくはそれに近い人たちとは親和性が高いと思っているし、実際にお会いしたり、関連する本を読んだりしてきてそれなりに知識はあると思っています。

 

で、多くのそういった人たちのことを知る中で、なかなか一歩踏み出せない人がいて、一方で少しずつでも動いて着々と経験を積んでいる人がいるなぁと思うわけです。

 

僕なんかもどちらかというとなかなか動けないタイプの人なので、やっぱ考えるわけですよ。「不登校やひきこもり、ニートの中でも動ける人と動けない人の違いって何なのだろうか?」ってことをね。

 

まぁ、もちろん動ける人が必ずしも正義ってわけではないけども、全く動けないとなると何も起こらないわけです。ベッドの上でじーっとしていたらある日世界が変わってなんてことはまずないので、今の自分の状況を変えていくためには、ある程度は動けること、まずは最初の一歩踏み出せることっていうのは大事なわけですよね。

 

そういうことを考える中で、今回は「不登校、ひきこもり、ニートの人が一歩前進するためには何をしたらいいのか、どういうことを頭に入れておいたらいいのか」っていうのを僕なりにまとめてにることにしました。

 

これが必ずしも正解というわけではないと思いますが、それなりに人と会い、本を読んできた中で出てきたものなので今なかなか動けない人は参考にしてもらえるといいのかなぁなんて思っています♪

 

①自分のことを過剰に責めないこと

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これまで色々な不登校、ひきこもり、ニートの人のことを見聞きする中で思ったのは、「けっこう自分のことを責めてしまっているな」っていうことですね。

 

学校に行けないとか、他人と同じようにできないとか、集団になじめないとか理由は様々でしょうけど、そのことで過剰に「自分はダメなんだ」「自分には価値がないんだ」と思ってしまっている節があります。

 

僕も経験ありますが自分のことを責めて責めて責めまくるとね、ほんと自己肯定感がごっそり奪われます。自己肯定できないとまぁ動けないですからね。冷静に考えて「俺はダメなやつだ、何の価値もない」って思ってたら行動したくないでしょ?そのメンタルで動こうとするなんて超ハードル高いですよ。

 

ぼくなんて自分のことをダメだと思いまくってた時期は、タ〇ンワークを持つだけで手が震えましたからね。自信がごっそり持っていかれてる状態だとほんとに何もかもが恐ろしいと感じてしまうわけです。(まぁ、今でもタ〇ンワークは恐いけど・・・)

 

なので、何をするにもある程度は「大丈夫、自分ならできる」って自己肯定感を持っておくことが必要になります。

 

そのためには\\自分を過剰に責めない。たとえ不登校になろうがひきこもりになろうニートになろうが自分を責めすぎない。むしろそれは単なる選択の一つであったと捉えて「じゃあこれから自分の人生を豊かにするために何をしていこうか?」って方向に考える方が賢明です。

 

どうせね、放っておいたって周りとか社会から責められますから(笑)ひきこもりなんて甘えだとか、ニートなんて○○だみたいな感じでね。ただでさえ、自分以外の人間から責められやすい立場なのに、自分自身も責めちゃってどーするんですか?究極のどMじゃないか!?なんてことは言いませんが、自分をサンドバック状態にする必要なんてありません。

 

せめて自分だけは自分のことを認めてあげる、肯定してあげると。

 

「これまであなたはよくやってきたじゃないですか。」

 

まずは自分のことを責めすぎない、自分の人生を少しずつ肯定していくことから始めてみるといいでしょう。

 

②自分の世界に閉じこもらないこと

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で、もう一個大事だなと思うのは「自分の世界に閉じこもらない」っていうことですね。

 

色々な本を読んだり人に会って思ったのは、不登校にせよひきこもりにせよ、ニートにせよ動けないタイプの人は自分の世界の中に閉じこもってしまいがちです。

 

まぁ、環境的にそうならざるを得ない部分もありますけどね。ひきこもりの人は基本的に自分の部屋だったり家に閉じこもっているわけですから。不登校もニートも外に出ない限り似たような感じだと思います。不登校、ひきこもり、ニートって何もしないとほんとに人と会わないんですよね。せいぜい家族とか仲のいい知人とかぐらい。あとは、割と一人でいるってことが多いでしょう。

 

そうすると、どうしてもね自分の中に中に閉じこもっていきます。ただそれは必ずしも悪いことばかりではないんですよ。時には自分と向き合うこと自分のことを考えることも大切ではあります。

 

ただ、自分と向き合いすぎて「自分の人生とは」とか「生きる意味とは」とかそういう哲学的なでもすぐには答えが出ないようなことを考えてしまったりするわけですよね。で、袋小路にはまり込むようにグルグルとあれこれ考えこんでしまったりする。そこから「自分がこの世にいる意味なんてないんじゃないか?」なんてことまで導き出してしまったりするんです。

 

僕なんかもそういう傾向がありましてね。一時期はガラにもなく人生に絶望しかけたりもしたわけです。で、じゃあどうやって少しずつでも動けるようになったのかというとこれはもうシンプルに「外の世界に目を向けてみた」からだったと思います。

 

よく押してだめなら引いてみろなんて言葉がありますが、「自分の中がダメなら外を見ろ」じゃないですけど、ちょっと自分の中ばかり見るのをやめてみる、外の世界に目を向けてみるってことです。すると視野がグワッと広がります。

 

具体的には人と会ったり、ネットでいろいろと調べてみたり、興味のある場所に出かけたり、本を読んだりという感じで何でもいいのですが、とにもかくにもいったん自分と向き合いすぎるのをやめてみるってことですね。これが一歩前進するためにまず大事なことなんじゃないかな?

 

あとは、ほんとにヤバくなったら人に相談するっていうのも大事です。自分の世界に閉じこもってしまうとなかなか人に相談するっていう選択肢が思い浮かばなかったりします。

 

ただ、ほんとに自分だけでどうしようもなくなったり、問題を解決できそうになかったら人の力を借りていいと思うんですよね。何もかも一人で抱え込まなくたっていい。

 

人に相談して話を聞いてもらったり、ちょっとしたアドバイスを聞くことで、「ああ、なるほど。そういう選択肢もあるのか」ということに気づけたりします。

 

相談することは何も悪いことじゃありません。時には人の力をうまく借りる方が問題を早く解決することもできますからね。相談することもぜひ選択肢に入れてほしい。

 

で、外の世界に目を向けるためのテクニックとして個人的には「人の誘いにのってみる」っていうのをオススメしています。

 

参考記事:何がしたいのかがイマイチ分からないあなたへ。 - ニート気質な僕の生きる道

 

詳細は↑の記事に譲りますが、自分の世界に閉じこもりがちな人は、なかなか外の世界に踏み出しにくいのもまた事実。たしかに新しい世界やこれまでとは違う世界に踏み出すのは勇気がいることでしょう。僕もけっこう躊躇してしまいがちです。

 

ただ、そこでちょびっとだけ踏み込んで人の誘いのってみましょう。「ちょっとこれやってみない」「ここ行ってみない」と誘われた時に「とりあえずやってみようかな」位のノリでちょろっとやってみる。

 

すると、意外に面白いじゃんという気付きだったり、「やっぱりこれは向いてないかもな」ということも改めて認識することができたりするわけです。まぁ、なんにせよ無駄ってことはない。

 

もちろん「自分にはこれがやりたいんです!!」っていう確固たるものがあるのであれば、それをやればいいと思うんです。でも、僕も含めて多くの人はそうじゃないと思うんですよね。そんなに確固たるものなんてないと思う。ましてや不登校、ひきこもり、ニート的な人の場合「これから何をしようか」と迷っている人も多いわけですよ。

 

なので、そういう人は自分の世界に閉じこもりすぎないためにも、人からの誘いのってみると。そうやって経験を積み知識を積み重ねていく中で、少しずつ自分のやりたいことも見えてくるんじゃないでしょうか?

 

③他人と比較をしすぎない

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これも大事だなと思うのは、「他人と比較をしすぎない」ということです。

 

外の世界に目を向け、他人の人生だったり考えに触れていくと自然と自分とその人を比べてしまいがちです。まぁ、比べてしまうこと自体は悪いことじゃないんですよ。他人と比べることで自分の得意不得意、何ができて何ができないのかがわかることもあるわけですから。比較しないと見えてこないこともありますよね。

 

ただね、あまりにも他人と自分を比べて自分のできないところやダメなところばかりに目を向けてしまっている人っていうのも結構多いんじゃないでしょうか?それこそ「あの人はできるのにそれが出来ない自分はダメなんだ」とか「自分は人と比べて劣るところばかりで何のとりえもない」みたいに、比べすぎてしまうことで、自分自身を否定しまう、自己評価を下げていってしまうこともあるわけです。

 

そういう比較のしかたっていうのはしんどいだろうし、自分のダメなところばかりに目を向けていると、なかなか一歩踏み出そうなんて気にはなれません。

 

ではいったいどうすればいいのでしょうか?この場合、他人と比較しすぎるよりも「自分の成長に目を向ける」ことにシフトチェンジした方がいいでしょう。

 

確かサッカーの本田選手がTwitterかなんかで「成功よりも成長に捉われろ」みたいなことを言っていましたが、自分のできることを増やしていく、自分の得意なことをより得意にしていく、つまり「自分の成長に目を向ける」っていうふうに考えていくと、他人と比較をしすぎず、少しずつ動き出せるのではないのかと思っています。

 

まとめ

そんなわけで、今回は「不登校、ひきこもり、ニートの人が一歩前進するための考え方」についてまとめてみました。今回の内容をまとめると

 

  • 自分を過剰に責めすぎない
  • 自分の人生を肯定する
  • 自分の世界に閉じこもらない
  • ほんとにしんどかったら人に相談する
  • 外の世界に目を向けるには、人の誘いにのってみるのがおススメ
  • 他人と比較をしすぎない、自分の成長に目を向ける

 

という感じになります。まぁ、これまでに似たようなことを何回か書いてきましたが、不登校の人もひきこもりの人もニートの人も当てはまるのはこんな感じかなぁ。

 

最初の一歩ってメチャメチャ怖いし、エネルギーを使うのでやっぱしんどいんですよね。特に自分を責めてしまいがちな人の場合そのエネルギーが既になかったりする。

 

なので、まずは自分を責めすぎない、自分のことを認めて自己肯定感を取り戻してエネルギーがある状態にする。その上で、ちょろっと外の世界に目を向けて、動き出してみる。それこそきっかけなんて何でもいいんですよ。僕がおススメした人の誘いにのってみるっていうのも一つだし、たまたま目にした何かのイベントがメチャメチャ面白そうで「ここ行ってみようかなぁ」でもいい。

 

そうやってちょろちょろと少しずつでもいいので、踏み出してみてある時ふと後ろを振り返ると結構進んできたなぁっていうのがいいですね。千里の道も一歩からなんていいますが、そんな感じでノロノロとでもビビりながらでもいいので動いていければいいのではないかと思っています。

 

それでは今回はこの辺で。