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日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

芸人の下積み時代を知る。芸人貧乏物語を読んでみた。

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芸人さんと言えば下積み時代に物凄い貧乏だったという話をよく聞きます。

テレビなどでも語られるエピソード。かなり強烈な貧乏体験をした方でもそこには悲壮感がなくてみんなどこか楽しそう。そういった事もネタに出来てしまう芸人さんの力強さに憧れてしまいます。

 

さて、今回はそんな芸人さんの貧乏話を一冊に詰め込んだ本を紹介してみようと思います。それがこちら。

 

作者紹介 

著者の松野さんはABブラザーズというお笑いコンビでデビュー。その後、小説家、作家として活動中。ABブラザーズでは中山秀征さんとコンビを組んでいました。

 

 

本の内容

総勢42組のお笑い芸人にインタビュー形式で貧乏場話を聴くというスタイルです。

 

芸人の下積み=貧乏というのは知っていましたが、その貧乏エピソードも十人十色。

必死でバイトをして生活している人もいれば彼女に食わせてもらったり、相方や友人などと一緒に住んで何とか生活していたりと、ほんとに笑えるエピソードが盛りだくさんの内容でした♪

 

感想

大体の芸人さんは一度貧乏を経て売れたりしていますが、それにしても芸人さんは壮絶なエピソードをサラッというもんだなーと感心しましたね。

 

貧乏で苦しい事や悔しい事ももちろんあったんだろうけど、それをバネにしたりポジティブに乗り切ることで貧乏を糧にしているんだなーと改めて感じました。こういうエピソード読んでると、「貧乏になってもなんとかなりそうだなー」と思えてしまいますね。

 

一つ本書で勿体ないなーと感じるのは、個々人の芸人さんのエピソードは面白いんですが、42組とかなりの数のエピソードを載せるために、一人一人の話の内容が少し薄く感じてしまうところでしょうか。

 

それなら、半分ぐらいの芸人さんにしてもらって、その分貧乏エピソードをより深く掘り下げてもらうとかした方が良かったかも。まだまだディープな話を持っている人は沢山いそうでしたからね。その辺がちょっと惜しいなと感じました。

 

まとめ

僕自身はヌクヌクと実家暮らしのため彼らのような貧乏暮らしを経験したことがありません。大変だろうなーと想像するのは難しくないのですが、一方で少し楽しそうだなと感じてしまえる僕はドMでしょうか??

 

結局のところ、貧乏という事ですらうまく楽しめるかどうかなんでしょうね。そういう点では本書に登場した芸人さんから学ぶ点は沢山あると思います。単純に笑える本でもあるので、ぜひご覧になってみてください!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします!