オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

戦争の事を知らない男が新・戦争論という本を読んでみました。

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「僕は無知で何にも知らない男である。」

今回読んだ『新・戦争論』という本で僕は改めてそう感じましたね。「ああっ、俺って無知なんだな」って。それ位何のもわかっていない。それが僕にとっては結構ショックなことでしたね。

 

まずは簡単な筆者紹介からしておきます。

 

まずは皆さん、ご存知の池上彰さんから。池上さんはNHKにてキャスターや記者を歴任しその後退局します。現在ではテレビでの分かりやすいニュース解説などが定評を呼び引っ張りだこの存在。著書も多数出しておられる方。まぁ僕が言うまでもない有名人です。

 

一方の佐藤勝さんは元外務省主任分析官。著書を多数執筆されており、国内外の様々な出来事やジャンルに精通されている方です。佐藤さんの事を僕はあまり知らなかったのですが、本書を読むだけでもその知識の量には圧倒されてしまいます。

 

内容・感想

本書は池上さんと佐藤さんが対談形式で進行していきます。目次にあるように日本の事、世界の事、宗教の事、歴史の事など様々な角度から現在日本や世界で起きている様々な問題についてお二人の意見や考えを述べるという感じですね。

 

正直ね内容は結構というかかんなり難しいですよ(>_<)お二人が解説もしてくれているので、理解できているような部分もあるっちゃあありますが、僕の中ではチンプンカンプンな部分も多くて、冒頭でも述べたように「ああっ、俺って何にも知らないんだな」

って改めて感じましたね。

 

まぁ、お二人はジャーナリストや作家ですからそれで飯を食っているわけで僕なんかと比較する事自体おこがましい事なんですが、それでも自分の知識のなさっていうのがちょっと恥ずかしくなってしまいました。もうちょい勉強しとけよ自分!って感じです。

 

正直イスラム国とか、ロシアとウクライナの問題なんて「何となく宗教的な対立とか歴史的な背景があるんだろうなぁ」位の超絶薄っぺらい知識しかないですもん。それじゃあ、意見も言えないし自分の考えなんて述べられんなぁなんて思うわけです。

 

無知であることを知るのは悪くない

正直今の僕ではお二人のおっしゃられていることを完全に理解するのは不可能です。歴史的な事や宗教的な事など国内外で起こっているあらゆる出来事やその背景を知るためには、僕には知識がなさすぎる。

 

でも、本書を読む中であらゆる出来事は『歴史』『民族』『宗教』を知ることでその裏にある背景というものを知ることが出来るんじゃないかって気づくことが出来ました。

無知ではあるけど、自分が何を知らないのか何を知ればもっと国内外のあらゆる出来事について理解することが出来るのかを、自分自身が把握することが出来たんですね。

 

『社会は様々なものが複雑に絡み合って出来ている』

 

今いる社会について知るためには、多くの事を学ばなければなりません。でもそれらをすべて学ぶのは正直しんどいですね。僕はジャーナリストでもなければ作家でもないわけですし、イチから学ぶほどの情熱があるわけでもない。恥ずかしながら宗教観とかも全然ないですからね。

 

でも、今回の池上さんや佐藤さんのように僕のような無知な人間でも理解しやすいように解説してくれる専門家の書籍は沢山あります。複雑に絡み合った出来事を解きほぐして、一つ一つ丁寧に解説してくれるのが池上さんであり佐藤さんのような方々だと思うのです。

 

そういう方が解説してくれる本書のような本を読むことで僕らも国内外の出来事について少しずつ知識を深めていけるのではないでしょうか。専門家とは呼べないまでも大まかな世界というものを把握することが出来るようにはなれる気がします。

 

っていうか、今のまんまだとほんと何にも語れないんですよね。ニュース見ても「怖いなぁ」とか「戦争はダメじゃん」みたいな当たり前の事しか言えなくて、その背景に何があるのかとか全く読み取れない。これじゃあ何か大人としてダメな気がするなんて事を本書を読んで考えてしまいました。

 

まとめ

本書は新・戦争論というタイトルですが、国内外のあらゆる出来事を知る上でヒントになる一冊だと思います。「いま世界で何が起きているのか?」そんな疑問を持つあなたにピッタリな一冊だと思いますので、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

 

それにしても池上さんも佐藤さんも知識が凄すぎる(>_<)この本読んでて一番感じたのはこれですね。彼らはモンスターですよ。ほんとに。何でも知ってるんじゃないかってぐらい知ってますから。

 

今後もう少し世界を知るために彼ら知識モンスターの記した書籍などで勉強しようかなーなんて考えております。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします!