ちょっと前に質問箱かなんかに「自分らしさってなんでしょうか?」みたいな質問が来てまして、ちょこっと考えてたんですよね。
よく「自分らしく生きよう」とか「自分らしさを忘れずに」みたいな歌詞がありますが、「じゃあ、自分らしさって具体的に何なのよ?」って問われると、答えが詰まっちゃうこともあるのかなと。自分らしいって何だっけ?
自分らしさを考える
①無意識にやっちゃうことが自分らしい?
これはあくまで僕自身のことなんですが、自分で「あー、自分らしいな」って思うときって、無意識な気がするんですよね。
例えば暇なときに、よくわからない鼻歌を歌ってしまったりとか、風呂場で熱唱しちゃうとかね。人から言われなくてもついやっちゃう。それも無意識で。
もし、「自分らしさって何だろう?」って思ったら、普段の自分を振り返って、無意識にやっちゃってることとかに意識を傾けてみるといいかもしれない。
あるいは、自分だと意識できなかったとしても、人から指摘されることもあると思うんですよね。何気なくやってる行動に対して「それってあなたらしいよね」みたいな風に。
無意識にやってることって自分じゃあ意識しにくいじゃないですか。無意識を意識せよって矛盾してますよね。だって、意識できないから無意識なんだからさ。でも、友達だったりいっつも近くにいる人だったら、あなたが無意識にやってることとかに気づいてる可能性もあるわけですよね。「こいつまたやってんなぁ」みたいに。だったら、その人の言葉に耳を傾けてみる。それも、あなたらしさに気づくヒントになるかもしれません。
②シンプルに好きか嫌いか
自分らしさでもう一個思ったのは、「結局好きか嫌いかなんじゃね?」ってこと。好き嫌いって感覚じゃないですか。○○が好きとか○○が嫌いって多分理屈じゃなくて、自分の感覚、フィーリングだと思うんですよね。これって、言ってしまえば唯一無二みたいなもんなわけです。
僕なんかは、映画観ようって思うとついホラーとかゾンビ映画ばっかり見てしまうわけですけど、これも単純に好きだからですよね。じゃあ、なんでゾンビ映画が好きなの?って聞かれると、一応理屈は付けられますよ。「ゾンビの姿はまるで考えることをやめた云々」みたいな。でも、それって後付けでしかない。結局のところ「なんかわからんけど好きなんだよね」っていうのが根本的なものなんじゃないかな?
だから、自分らしさを考えるときに、あなた自身が何が好きで何が嫌いかっていうのも考えてみるといいかもね。
そんで、この時大事なのは「周りからの評価気にしない」ってこと。「えー?○○好きなの?信じられない」とか「えー?○○嫌いなの?うそでしょ?」みたいなこと言う人いると思うんですよ。で、そういう声に従って自分の好き嫌いを否定しちゃう。でもさ、そんなことやってると本当に何が好きか嫌いかがわかんなくなっちゃうんだよね。
だから、他人の声とか気にしない。自分が好きなら好きでいい。嫌いなら嫌いでいい。その自分の感覚を大切にしていくのが自分らしさにつながるんじゃないかなと思います。
自分らしさに捉われすぎなくていい
一応、今回僕なりに「自分らしさを考えるときのヒントにしてみてね」って伝えたんだけど、それでも「いやぁ、自分は無意識にやってることもないし、好き嫌いもよくわからんわ」っていう人ももしかしたらいるかもしれない。
でも、それならそれでいいんじゃね?とも思うんですよね。もしかしたら、まだ自分らしさみたいなものが確立されてないだけかもしれない。あるいは、特定の何かにこだわらないのがあなたらしさだったりするのかもしれないしね。
むしろ、「自分らしく生きなきゃ」みたいなこだわりを強く持っちゃうと、今度はそれに縛られちゃって息苦しくなってしまうこともあるわけですよ。そのこだわりが世界を狭めてしまう可能性もある。何か人から誘われたり、新たな出会いがあったとしても「いやっ、それは自分らしくない」みたいに拒否しちゃったりね。いやっ、武人か!!ってね。それはそれでもったいないと思うんですよね。自分の可能性とか世界を広げるチャンスを逃しちゃってるかもしれない。だったら、「別に自分らしさとかよくわからんけど楽しく生きればいっか」というスタンスで、いろいろ試しながら日々を過ごしていくのだって全然アリなんじゃないと思います。
まとめ
一応まとめると自分らしさを考えるためのヒントは
- 無意識にやっちゃうこと
- シンプルに好きなもの嫌いなもの
にあるんじゃないかなと。ただ、同時に「自分らしさにこだわりすぎなくてもいいよね」っていう話でございました。もし、あなたなりに「自分らしさを見つけるための方法」みたいなのがありましたら、ぜひ教えてくださいね。ではでは。