僕って自己啓発本読むの嫌いじゃないんですよね。読むと「よっしゃー、やってやるぜー」ってなる本もあるし、前向きになれたりもするのでそういう本を読むこと自体悪いことではないと思うんです。
実際、ぼくが大学を卒業してから図書館や本屋に行くぐらいしか外に出ないような半ひきこもり状態の時には自己啓発本の類にはすいぶんお世話になった気がします。
当時はかなり自分の人生に絶望していて明日が来るのが嫌な日もあったんです。でも寝る前にそういう本読むとね、ちょっとの間だけ不安感とかネガティブな感情っていうのを忘れることができた気がするんですよ。
「自分でももしかしたら出来るかも‥‥‥。」っていうちょっとした希望を持てたんですよね。もう人生お先真っ暗だと思ってたのに。そういう点では自己啓発本のパワーってすごいんだななんて思ってね。それまでネガティブオンリーだったのがちょいとだけポジティブな気持ちがミックスされて楽になることができたんです。
そのせいかなかなか寝付けない状態だったのが本を読んだ後には結構ぐっすり眠ることが出来きました。不安とかネガティブな気持ちを少しだけ考えなくなれたからかもしれません。
まぁ、次の日起きると大抵の場合しんどいんですけどね(^^;根本的な問題は何も解決してないわけですから。ただ少なくとも寝る時には少し楽になれた。それは間違いありません。
自己啓発本の効果は短い
じゃあ、自己啓発本すげぇいいじゃんってなるんですが、僕の実感としてそんなに効力が持続しないよねっていうのがあるんですよ。読んだ時は確かに気持ちが盛り上がるんだけど、その盛り上がりは長くは続かない。
そんで、別の本を読んでみてまた盛り上がるんだけど、また盛り下がるみたいなのを繰り返していくわけです。割と即効性はあるけど直ぐ効き目は切れちゃうんですよ。そんでまたへこむっていう感じ。これはこれでしんどいです。
そう考えると自己啓発本っていのは短時間で効果は出るけど持続性はないっていう点で『一種のサプリメントなんじゃないかなー』なんて思うんですよ。この場合身体じゃなくて心のね。
でも、サプリメントに頼ってちゃ駄目なんですよね。期待しすぎるのは良くない。健康のためだろうが、スポーツのパフォーマンスアップのためだろうが土台の部分がしっかりしてなきゃ効果は薄れるし、そもそも使う意味はあんまりないはずです。
健康だったら食生活を整えて適度な運動をする必要があるし、アスリートだったらフィジカル鍛えて競技スキルをアップしてっていう土台があって初めてサプリメントが生きるわけす。そうでもないのにサプリメントに頼り切っていてもいいせいかなんて出ないと思うんですよ。もっと土台の部分をしっかりしなきゃあかんでしょっていう事なんですね。
じゃあ、自己啓発本は無意味なのかって言われるとそんなこともないです。確かに頼り切るのは良くないし、期待しすぎるのも良くないんです。でも僕のようにしんどい時に少しだけ気持ちが楽になるとか、あと一歩踏み出したい時に読むことで自分を奮い立たせるみたいな役割は果たしてくれると思うんですよね。
ちょっとだけ自分を補助してくれるみたいなまさにサプリメントのような役割ですね。過剰に期待し過ぎちゃいけません。筋トレしないのにサプリメント飲んで筋肉がつくっていってるのと同じ。過剰な期待はNG。
結局核になるのは自分ですから、
「自分自身がいかに経験を積み重ねて能力を伸ばしていくか」
っていう事が大事です。その為にできる事をちょっとずつでもいいからやる事。なかなか動けないなら動けるレベルまでハードル下げてまずはちょっとでもいいので自信つけていくことから始めるといいでしょう。
僕はこのブログで何度も言っていますが周りを気にせず自分なりに出来ることから始めるに限ります。
それでも時々しんどくなったり辛くなったりすることもあるでしょう。そんな時にちょいとだけサプリメントがわりに自己啓発本を読んでみる。そういう使い方がいいんじゃないかなー。ちょっと補助してもらうみたいな感覚ですね。
そんな感じでうまい具合に自己啓発本を活用してもらえたらなーと思います。僕の使い方が正解ではないので一つの参考として書いてみました。ぜひ色々な活用の仕方を試してみてください。いい活用方法があったら教えてくれると嬉しいです♪
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします♪