ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

『自傷・自殺のことがわかる本』を読んだので感想を書いてみました!

今回はふと気になったのでこんな本を読んでみることにしました。

 

 

『自傷・自殺のことがわかる本』という何とも物騒なタイトルではありますが、読んでみると「なぜ人は自分を傷つけるのか」「なぜ人は死にたいと言うのか」ということが、とてもわかりやすく説明されていて、ブログの読者さんと共有したいなと思ったわけです。

 

そんなわけで、今回はこの『自傷・自殺のことがわかる本』を読んだ感想や、大事だなと思った部分について共有していきたいと思います!!

 

なぜ、人は自分を傷つけてしまうのか?

人はなぜ自分を傷つけるのでしょうか?本書によると、いくつか理由があるそうです。

 

イライラを抑えるために 48.5%

ほかの人に自分のつらさをわかってほしくて 18.2%

死にたくて 18.2%

つらい気分をすっきりさせたくて 9.1%

その他 6.0%

引用元:『自傷・自殺のことがわかる本』p12の円グラフより 

 

こう見ると、自分を傷つけるという行為にも様々な理由があることがわかりますね。ただ、根底には、心の痛みがあり、苦しかったり辛い思いを抱えていることに間違いはありません。そして、その心の痛みを紛らわすために体を傷つけて体の痛みを与えるということもあるようです。

 

ただし、何がきっかけになるのかは複雑で「こうすると自傷する」と単純に語ることはできないとのこと。周りにいる人は、そうした本人の背景についても思いを巡らす必要があるでしょう。

 

 

死にたい人、自傷する人だけじゃなく、その家族、友達など様々な立場の人が読んで役に立つ一冊!!

この本は、死にたいと思っている人や、自分を傷つけている人だけでなく、その家族や友達など、様々な立場の人に向けて書かれています。

 

もちろんメインは当事者向けです。読んでもらうとわかりますが、本書には当事者の方がもし死にたくなってしまったり、自分を傷つけたくなったときに、それを未然に防いだり、行動を改善するための情報やスキルが掲載されているんですね。

 

ただ、それだけじゃなくて、その周りの人間、具体的にはその家族や友人たちが、実際に当事者の近くにいた場合に何ができるのか、どういったことをするといいのかというのがとても具体的に書かれています。

 

例えば、自傷する人に正しく応えるためには、

  • 自傷する人を追いつめる言動を控える
  • 行動の裏にある思いに耳を傾ける
  • よりよい手段を一緒に考える、提案する

 

といったことに、注意していく必要があるとのこと。

 

こういうことを知っておくかどうかでもだいぶ違うと思うんですよね。知識があれば周囲にいる人たちはいざ、目の前に自傷経験のある人が来てもそこまで動揺しないで済むだろうし、本人にとっていいアドバイスをすることができると思うわけです。

 

図やイラストを豊富に使っていて、とてもわかりやすい!!

本書は、図やイラストが豊富に使われており、シチュエーションなどが非常に具体的でわかりやすく描かれています。

 

例えば「本人から話を聞く時に、どんな言葉をかけてあげるといいのか?」ということを知りたい時に本書を読むと、「ああ、こんな感じの事を聞いてみたり、こんな風にアイディアの提案をするといいんだな」というのが、とてもイメージしやすいわけです。これは活字だけの本にはない本書のメリットだと思いますね。

 

なのでこの本なら大人はもちろんのこと、活字が苦手な人や10代の学生さんであってもかかれている内容を理解しやすいと思いますね。難解な表現とかもほとんどないので、かなり読みやすいはずです。

 

とはいえ、基本的には一人で解決しないようにしよう!!

この本に書かれている知識は、当事者にもその周りの支援者にも非常に役に立つ内容です。とはいえ、僕はもちろんのことおそらくあなたも心のケアに関して専門家ではないはずなので、「よし!これで解決できる!」と自信過剰になるのもよくはありません。間違った知識によるアドバイスは本人をより苦しめてしまうこともあるわけです。

 

なので、基本的にはきちんとした知識や情報を持つ、専門的な機関や団体に相談するのがいいでしょう。

 

じゃあ、どういったところに相談すればいいのよという話なんですが、本書には、家族だけでも相談できる機関や、本人が相談しやすい機関も掲載されています。

 

【家族だけでも相談できる機関】

  • 地域の保健センター・保健所
  • 精神保健福祉センター
  • 子ども家庭支援センター
  • BPD家族会
  • その他(教育センター、児童相談センターなど)

【本人がアクセスしやすいところ】

  • 学校
  • 精神保健福祉センター
  • 医療機関

 

といったところが、具体的な相談機関ですね。意外と数が多いななんて思いました。

 

基本的に家族や友人などの支援者は、これらの機関に相談することを前提に、本書で学んだ知識をうまく活用して安心感を与えて、本人の気持ちを楽にしてあげたり、相談機関に相談を促すことを考えた方がいいでしょう。

 

本書にも書かれていますが、支える側も一人で頑張りすぎてはいけません。一人で頑張りすぎてしまうと共倒れになることすらあるそうなので、あくまで支援者はできる範囲で支援をすること。それ以上は相談機関をうまく活用して、支える側の負担が大きくならないようにするといいでしょう。共倒れはどっちも悲しいからね。

 

まとめ

というわけで、今回は『自傷・自殺のことがわかる本』を読んだ感想や、共有しておきたい内容について書いてみました。

 

先述したように本書は、死にたい人や、自傷してしまう人、その家族や友人など様々な立場の人にとって役立つ一冊です。本人の気持ちを想像するときに参考になるし、具体的に「どういうアドバイスをすればいいのか」「どういう風に相談にのればいいのか」を考える時にも参考になるでしょう。

 

また、非常に読みやすいのでざっくりと当事者のことや、支援者のことを理解したい時にもおススメできる一冊なので、興味がある方はぜひご覧になってみてください。

 

それでは今回はこの辺で。