先日、図書館に行ったときに借りた本を読んでみました。
それがこちら。
サイバーエージェントの藤田晋さんが著者のこの本。サイバーエージェントと言えば
『アメーバブログ』が有名ですよね。
その藤田社長の目線から、第一次ネットバブルの崩壊~第二次ネットバブルの崩壊、そしてその後についての社内外での出来事、その当時の自分の心情などを書いたのがこの本です。
読み終えた感想は
『面白かった』
という、シンプルな感想でしたね。
文章も読みやすいし、藤田社長の心情っていうのかな、こんな思いでネットバブルの時とか仕事をしてたんだなーっていう結構内面の部分まで知ることが出来ます。
あとはホリエモンこと堀江貴文さんとの関係ですね。僕は全然ネット業界に興味がなかったので知らなかったんですが、お二人の関係は結構古くからあるみたいで、まだライブドアになる前の『オン・ザ・エッヂ』と業務提携したころからの付き合いとの事。
この前、YouTubeの『ホリエモンチャンネル』でお二人が一緒に出ていた時は、そんなに親密そうな感じには見えなかったのですが、プライベートでも親交があったりして、堀江さんが逮捕される前にカジノに行った話とかそういう普段あんまり聞けないような部分も書かれていたので、興味深かったですね。
あとは、なんといっても『アメーバ事業』が成功するまでのお話っていうのが読み応えありました。『アメーバ』って、今でこそ『サイバーエージェント』の代表的な事業になっていますよね??でもサービス開始当初っていうのは、ブログサービスの中でかなり後発組で全然利益が出ない赤字事業だったそうです。
社員の中でも、アメーバにそこまで熱を注いでるんは藤田社長ただ一人。でも藤田社長はこの『アメーバ』が将来会社の核になると考えていたので、事業に関わっていた幹部を更迭したり、藤田社長自身がアメーバ事業部の本部長を兼任したりとあの手この手を使って、
『アメーバ事業を主力事業に育てる』
という目標に向かって邁進していきます。
そして、試行錯誤しながらも遂に事業は黒字化。収益がどんどん伸びて、遂にサイバーエージェントの中心事業に成長するまでに至ります。
決して最初からうまくいっていたわけではありません。もしかしたら途中で事業から撤退していた可能性だってあるわけです。投資家等からも冷ややかな目で見られ、一時期は「アメブロさえなければサイバーエージェントはいい会社なのにね」と言われたこともあるそうです。
そんな時でも、
『己を信じ、自分の信念を貫いた』
藤田社長のその姿には、ただただ「凄い!」という言葉しかありませんでしたね。
ちょっとしたドラマのような感じ。映像化したらちょっと面白そうだなーなんて思いました(^^)
興味がある方はぜひご覧になってみてください。起業家の方の心情や、考え方等に触れることが出来ると思います!
ただね、やっぱりね、サイバーエージェントがアメブロを押しているとはいえね、僕としてはね‥‥‥
「はてなブログサイコー!!」
でございます。これからもはてなブログと私をよろしくお願いいたします(^^)
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします!