オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

『道は開ける』から学ぶ、悩みに振り回されないための方法とは?

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ちょっと前に『道は開ける』という、日本で300万部売れてるらしい本を読みました。

 

 

多分、この表紙を本屋とかで一度や二度観た事があるっていう人も多いんじゃないかな?たぶん、置いてない本屋ってあんまりないんじゃない?っていうぐらい長年、読まれ続けている不朽の名著ってやつです。

 

「へー?そんなに有名な本なんだ?いったいどんなことが書いてあるの?」と気になる方もいるでしょう。えー、シンプルにいってしまうとですね、

 

「悩みを克服するための方法」

 

これが書いてあります。

 

人は悩む生き物です。いくら悩むなと言われても悩むものだと思います。順風満帆の人生を送ってきましたなんて人はそうそういないはずです。まったく悩みなしで生きてきましたという人の方が少ないでしょう。

 

ただ人によってはその悩みに振り回されて、日々の生活に支障をきたしてしまったり、必要以上に消耗したり追い詰められてしまうわけです。

 

この『道は開ける』という本には、そんな「悩み」に対してどう考えればいいのか?どう対処すればいいのか?といったことがわかりやすく書かれています。

 

というわけで、今回はこの本の内容からについて学んでみたいと思います。悩むことがクセになっている、悩みに振り回されることがあるという人は、参考になると思うのでぜひ参考にしてみてください♪

 

悩みに振り回されないためには、何かに没頭せよ!!

一方で、うきうきした気分で何かに夢中になっていながら、もう一方では、悩みのために意気消沈するという二つの状態に全く身を置くことはできない。1つの感情は別の感情を追い払ってしまう。

引用元:『道は開ける』p81~82 著者 D・カーネギー 創元社

 

この文章を読んで、シンプルに「そうだよなぁ」って納得したんですよね。

 

人っていうのはまったく同時に二つのことをすることはできません。ゲラゲラと笑いながら、悲しみの涙を流すことはできないし、ウンウン悩みながら、友達の結婚を心の底から喜ぶこともできません。交互にはできますよ。お笑い観た直後に、電話で恋人に振られてボロボロ泣くなんてことはあるかもだけど、全く同時っていうのは無理なわけです。

 

悩みに振り回されないためには、同時に二つのことはできないという人の性質っていうのをうまく使いましょうと。具体的には

 

「何かに没頭し意識をそちらに集中させることで、悩み事から意識をそらす」

 

という方法です。

 

例えばあなたが恋人に振られて精神的にどん底状態にいたとしましょう。悲しくて悲しくてどうしようもない。「なぜ自分はフラれたんだ?何が原因だったのか?」家にいるとその事ばかり考えてしまう。悩んで悩んで悩みまくってもう何にも手につかないという状況に追い込まれてしまいました。

 

そんな時にするべきなのは、悩むことではありません。「何かに没頭する」ということです。勉強でも仕事でもスポーツでも、習い事でも、資格を取るでもなんでもいいんです。それ以外のことを考えられなくなるぐらいまで何かに没頭してみましょう。やることがありすぎて「悩んでいる暇なんてない」というレベルで没頭する。すると、だんだんと悩んでいることに意識がいかなくなり、悩みに振り回されなくなるので、気持ちが楽になってきます。

 

ちなみに、僕も過去に同じような方法で悩みに振り回される日々から抜け出しました。僕は大学を卒業してすぐ半引きこもり的な感じになりましたが、その時のことを振り返ると悩んでばかりいました。「将来はどうなるのか?」「不安で不安で仕方がない」みたいなことばかり考えて、丸一日悩んでいたりしたわけです。一時期は追い詰められて「死んでしまいたい」とすら思っていたほどです。グルグルとネガティブな考えにばかり縛られていたんですね。

 

でもこれって、よくよく考えてみれば「悩む時間があるから悩んでいた」とも言えるわけですね。悩むっていうのはある意味では贅沢なことなのかもしれません。

 

その後、僕はバイトを始めたり、進学をするために色々やることが増えたために、だんだんと将来のことについて悩まなくなっていったというわけです。ほんと「あれ?いつの間に?」って感じでしたね。当時は気づかなかったけど、今振り返ると色々とやることが出てきたからなんだろうなぁと思うわけです。(今でも悩みが完全に消えたわけじゃないけどね)

 

ですから、もしあなたが今何らかの理由で悩んで辛くてどうしようもないっていう状況だとしたら、一つの解決策として「何かに没頭して悩むことをやめる」っていう方法があることを覚えておいてください。没頭して、やりたいことで自分の一日を塗りつぶす。それを毎日繰り返していければ悩む暇なんてありませんからね。騙されたと思って、一度やってみてください。きっと悩みに振り回される日々から抜け出せるはずです。

 

まとめ

そんなわけで、今回は『道は開ける』から「悩みに振り回されないための方法」について学んでみました。今回の内容をまとめます。

 

  • 人は同時に二つのことはできない。
  • 一つのことに没頭することで、悩みの対象から意識をそらす

 

シンプルですが、非常に効果のある方法だと思うので、もしあなたが何かに悩んでいて、その悩みに振り回されていると感じているなら、ぜひ一度試してみてください。

 

他にも『道は開ける』には悩みについての考え方や、対処法など参考になる内容がたくさん書かれています。普通に役に立つ内容だし、悩みがちの人は読んでおいて損はない一冊だと思うので、図書館ででも借りて読んでみてくださいね♪

 

それでは今回はこの辺で失礼します。