オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

味覚に異変を感じてから10日経った

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4月の初旬にコロナにかかり、回復したのはいいものの、「これ味覚障害なんじゃないか?」と気付いてから10日以上経った。

 

結論から言うと「まだ、色々な味や匂いがぼんやりしている」というのが現状だ。まぁ最初に比べると少し感じやすくなってる気はする。

 

ただ、とにかく色々なものが味気ない。全く、匂いや味がしないというわけではないのだけど、甘さも、しょっぱさも、苦さも、酸っぱさも、全部がフワッとしか感じられないのだ。それに甘みとか塩気とか、シンプルなものは感じられるのだけど、その料理独特のコクとか旨味とかそういうものは感じにくい。食べ物から個性が奪われている感じだ。幸い「これは食べられない」みたいな、変な味がしたとかはなく、生活に支障をきたすレベルではないのだけど。

 

こういう日々が続くと、今までいろいろなものを食べて「あめぇ!」とか「これうめぇ!」とか、「この味にどうやったらなるの?」みたいに当たり前に感じていたことは、実に価値のあることだったんだなぁと思う。食事は栄養摂取だけではなく、「感覚を使って楽しむもの」ということを実感させられた。

 

今の僕は視覚では食べ物を思う存分楽しめるし、使われてる食材から「こんな味かな?」「けっこう甘いのかな?」なんて想像は膨らむが、実際食べてみたら全て肩透かしを食らっているような状態だ。これは、辛いとまではいかないけど「なんだかなぁ~」と常にモヤモヤした気持ちになっている。

 

ちょっと前に、味覚障害には亜鉛がいいらしいということを教えてもらったので、とりあえず亜鉛の多く含まれたものを摂ったりしながら、もう少し様子を見て改善がみられなければ、いよいよ病院へ行くつもり。

 

いかにも甘そうなスイーツを食べて「甘っ!でも、うまっ!」とつぶやいたり、インスタント脂マシマシこってりのラーメンの、パンチ力のある味に口内が支配されて、ちょっと後悔するみたいな日々が早く戻ってくればいいなぁと思っている。