久々にニート系のお話を。
『ニートから脱出!!』って考えるとまず考えるのが働くことですよね??バイトなりなんなりを始めればその時点でニートではなくなりますから、それが一番てっとりがやいと言えるのかもしれません。
「ニート脱出したい?だったら働け!」なんてアドバイスにもならないコメントをしていく人もいたりします。まぁ、シンプルっちゃあシンプルだしその人にとっては働くことが難しい人の状況というのを考えたこともないのかもしれません。
ただ、その働くっていうのを簡単ではないと思っている方も多いと思うんです。やっぱりニートの方でなかなか動けない場合自分に自信がなかったり、自分を否定してしまったり、そもそも自分が何に興味があるのかわからなくなってしまっているケースが少なからずある。
前段階でつまづいてしまっている状態ですね。これだとなかなか動きにくい。
そこで今回は僕の経験からニートを脱出する際、働く前段階としてこれをやるといいというものを二つご紹介したいと思います。ただ、これが正解ではありません。あくまで僕が考えるという事だけは頭に入れておいてくださいね♪
①本を読みまくる
ニートの最大の利点は『時間が沢山ある』これに尽きると思います。その時間を使って本を沢山読むようにしましょう。なぜ本を読むのがいいのかというと、『自分の興味を知るきっかけになる』『自分と同じ悩みを持つ人が他にもいる』という二つの目的があるからです。一つずつ見ていきましょう。
自分の興味を知るきっかけになる
ニートの方の場合、ちょっと引っ込み思案だったり内向的だったりして行動てきなかったという方もいるはずです。そういう方の場合『経験が不足している傾向にある』と言えるでしょう。行動から経験は生まれますからね。
経験が不足していると何に興味があるのかというのが分かりません。実際に経験しないとそれが面白いのか面白くないのかといったことはわかりませんよね??頭の中でいくら考えても所詮は想像にすぎません。それは経験には及ばないことなんです。
「やってみなければわからない」という言葉がありますが、まさにそのとおり。
もちろん色々経験してみるというのも一つの手ですが、現実的には難しいかもしれませんね。いくらニートの方に時間があるとは言えあらゆることを経験するのは不可能に近いでしょう。
そこで登場するのが読書というわけです。
読書には『他者の経験を追体験できる』という素晴らしい特徴があります。例えばあるアスリートの自伝を読んでいたとすれば、その人の人生を全てとまではいいませんがある程度追体験できるはずです。
あの試合ではこういう心境でこういう事を考えてこういう気持ちだった。これは実際にその場面を経験しなければわからないことばかりですが、本を読むことで本人の実際の感覚を共有しよりリアルに想像することが出来るはずです。
そういう風にある分野で働いている人の経験を記した本を読んだ時にもしかしたら「こういう仕事面白そうだなー」と思うかもしれません。確信でなくてもいい。何となくでもいいので、興味がある分野というものはあるはずです。興味ないものは全く心が動かなかったりしますからね。
そういう大まかな所からでもいいので、まずは自分の興味を知る。その為に読書を活用していけばいいと僕は思うのです。それこそ時間があるからタイトル見て借りられる範囲で片っ端から図書館で借りて読んでみるとかね。
そうすると、だんだんと自分の興味のある分野というのが見えてくるはずです。
自分と同じ悩みを持っている人が他にもいる
ニートの状態になると基本的にはあまり人と会わなくなるでしょう。例外はありますが友達付き合いなど減る傾向にあると思います。どうしても『今の自分を知られたくない』という気持ちになりますからね。僕も一番ひどい時にはこそこそとなるべくご近所さんに見つからないように行動していたし、あまり友達とも会わないようになりました。
そうなるとドンドン孤独になっていくんですよね。周りに同じニートの人ってあんまりいないし、同じような立場で話し合える人はめったに見つかりません。すると、「自分位しかニートで悩んでいる人なんていないんじゃないか??自分はおかしいんじゃないか?」なんて思ってしまうんです。
じゃあ、自分と同じような悩みを持っていた人が過去に一人もいないのか??というと実はそんな事はないんですよね。全く同じ悩みという事はないにせよ、限りなく近い悩みを持っていた人は過去にも今にもたくさんいるわけです。ただ単に近くに同じような人がいないだけでね、実際には「ニートから脱出したい!でもどうしたらいいかわからない!」って悩んでいる方は沢山いるんです。
それを実感できるのが読書なんですね。読書には過去同じように悩んだ人がどういうところで悩んでどういう風に解決していったのかという事例がたくさん書かれています。それはニートでも例外ではありません。
その中にはきっと今の自分に近い悩みを抱えそれを解決していった人の記録というのがあるはずなんです。まぁ、今でしたらネットでもありですよね。それこそニートブロガーなんていう人も沢山いるでしょうし、そういう人達の考えや悩みの解決方法をうまく活用して行くこともできるはずです。
そういう事例を見たりしながら「自分も脱出できるかもしれない」っていう感覚を持つことが大切だと思います。自分と同じ悩みを過去誰も解決できなかったっていうことだったらそれはしんどいけど、実際はそんな事はほとんどありません。
自分と似たような悩みを持っているあるいは持っていた人というのはどこかにいるはずです。他の人も解決できたのだから自分も解決できるかも。出来るかもと思えればそれが自信にもつながりやがて行動にもつながっていきますからね。
このように読書はニートを脱出したいと考えている方にとって非常に有用だと僕は思うわけですね。実際僕もニートになったのをきっかけに本を読むようになりました。最初は活字を読むことに抵抗はありましたけどね。
僕もそれまではほとんど漫画しか読んでませんでしたからね。活字読むのが苦手な人の場合、まずは薄めの本から始めたり子供向けの簡単なものだったり、解説書のような分かりやすい本から始めるといいと思います。
いきなり分厚い専門書を読むのはしんどいですからね。確実に頭クラクラするか眠くなると思います。なので無理なく嫌にならないぐらいのところから読書するようにしてみてください!!
②人と会う
ニートの状態になると人とは会いにくいというのは先ほど書きました。もちろん、無理して会う必要はないのですが人と会うことでさらに気づきであったり、解決策が出てきたりもします。
例えばニートを支援しているような団体の人に話を聴いてみるとかね。沢山のニートの人をカウンセリングしたり、実際に脱出のサポートをしてきている団体であればそれだけデータが集まっているはずです。その中で相談者の方に適したサポートをしてくれるかもしれません。まぁサポートしてくれる団体はピンキリのようですが、あまりに変な対応をしてくる団体とは付き合わなければいいだけです。その場合ほかの団体に行くなどするといいでしょう。
あるいは、人と会うことでニート状態から引っ張り上げてもらえるなんて事もありえます。ニートの支援に熱心な方も世の中には少なからずいますから、「じゃあ、ちょっとこういうところで働いてみない??」みたいな提案を受けることもあるかもしれません。
意外と自分だけで悩みまくっていたのに人からちょこっとサポートしてもらう事であっけなくニートから抜け出せてしまったというケースもあるようです。人から助けてもらうのは何となく気が引けると考えてしまうかもしれませんが、そこは気にすることはありません。
相手もサポートしたいと考えて提案しているわけですから、自分がよっぽど嫌というのでなければ提案を受けるのもアリでしょう。大事なのは自分自身が少しでも前に進むことですからね。人の手を借りようがなんだろうがまずは自分の人生を良くするという事を優先的に考えるようにするといいでしょう。
まとめ
以上、僕が考えるニートから脱出する前にやってみる事を書いてみました。
もちろん、これが正解ではありませんしいきなり働き始めるという選択肢を選ぶ人もいるはずです。
ただいきなり働き始めるっていうのは人によってはしんどいんですよ。自信がなければやっぱり新しい世界に飛び込むことは不安だし、あれこれ考えてしまって不安感を抱いてしまうことも多いはずです。
その場合、まずは前段階として読書をしてみたり、人に会って相談して見るというのを選択してみるのはいかがでしょうか??
ちょっとずつでもいいのでね、ご自身の人生が少しでも前に進んでいくように参考にしてもらえればなーと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします♪