ニートの方にとってバイトや就活の面接時に「ニートをしていたと正直に言うべきか?」問題があると思います。正直に言えばいいのか、それとも何となくぼやかすべきなのか、嘘ついてもいいのか悩むところですよね。
ただこれは僕の個人的な意見ですが基本的には「ニートをしていた」と正直に言ってもいいことはないなというのが正直なところです。理由は簡単です。
「まだまだニートに対して良くないイメージを持っている人や企業が多いから」です。
僕個人が仮に雇い主であれば別にニートであったかどうかを気にしません。自分自身がニートになり病気で動けなかったり自信を無くしてしまったり人間不信になってしまったりと様々な理由でそういう状態になっていることを理解しているからです。
能力はその時点ではないかもしれませんが、積み上げていけばある程度まで伸びていくでしょう。むしろ僕が雇い主ならニートから頑張ろうという人の方を採用したいぐらいです。そっちの方にシンパシーを感じるので。「おお!!君ニートだったんだ!!実は僕もなんだよ♪」みたいな感じでね(笑)
ですが、世間的にはまだまだそこまで理解が進んでいないのが現状だと思います。なんとなくのイメージでニートという言葉を聞くだけでネガティブな印象を持つ人、働きたくない怠け者だらけと考える人、理解できないししたくないと思う人。そんな人がまだまだ多いのではないでしょうか??
たぶん、ニートの人と話せば怠けたいとか働きたくないっていう人がそれほど多くはないことが分かってもらえるとは思うんですがね。病気とかで動けないケースも多いので。でもなかなかそういう機会もないし難しいのかなと思います。
その状況の中で正直に「ニートをやっていました」と言っても、採用される可能性は低いでしょう。採用担当の人も下手なリスクはしょいたくないでしょう。ニートというだけで先に悪いレッテルを貼られてしまったらマイナスからのスタートになりかねません。その場合挽回はなかなか難しい。
よっぽど面接時に好印象を残せる自信があったり、素晴らしい経歴やスキルを持っていて向こうから「ぜひ欲しい!!」と言われる人であれば別です。でもそういう人はなかなかいないはず。であるならば基本的にニートであったことは言わない方がいいというのが僕の意見です。
例外として
原則はニートであった方が言わない方がいいという考えですが、例外もあります。それは「ニートの人に理解がある職場である」場合です。たとえばですが以下のようなケースです。
- 採用する側の人(上司や、経営者)にニート経験があってニートの心情などを理解している
- 採用担当や経営者にニート経験はないが、ニートの人について学び理解しようとしている
- ニートを実際に雇った経験があって、今現在も元ニートの人が活躍している
- 雇う側の人が知り合いで自分の経歴などについても理解してくれている
- 過去の経歴は気にしない。ニートの人でも積極的に受け入れる職場である。
- サポステなどの就労支援機関と連携しその人の経歴を知った上で採用活動をしている
こういった場合「ニートをしていた」と正直に伝えてもいいでしょう。最近では↓のケースのようにニートの人を採用しようという動きもあります。そういう企業ならニートといっただけでマイナスに捉えられたり、レッテルを貼られてしまうことも少ないはずです。
まとめ
基本的にはニートと正直に伝えない方がいいということ。ただ、例外もあるので「ニートと伝えても問題ない」企業を中心に就活するのもありというのが僕の考えです。
ただ年齢や経歴、スキルなど人によって100人いれば100通りの正解があります。もしかしたら正直にニートと言っても問題ないケースもあるかもしれません。なので僕の意見が100%正しいわけではないということは付け加えておきます。
それでは今回はこの辺で!!
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