オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

ニートが無駄な時間を過ごしているかどうかについて。

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今回も検索で来てくれた方に向けてアンサーのような形で記事を書いていきたいと思います。

 

今回の検索ワードは「ニート 無駄な時間」ということです。検索してくれた方がどういう方でどういう理由でこのワードで検索をしてきてくれたのかは僕にはわかりません。

まぁ「ニートでいることが無駄かどうか」という点でいえば僕は無駄ではないと思っています。というか僕としては「どんな経験も無駄じゃないし、必ず学びがある」という考えなので、ニートだろうがそうでなかろうがその経験は無駄とは思っていません。

 

僕自身も過去には家からあまり出れなかった時期がありましたが、その時期に読書の習慣が身についたり、より他人の気持ちを想像するようになれたと思うので、ニート時代は無駄な経験ではなかったなと思っています。

 

何をしていても無駄なことなんてないと思う

例えばお金稼ぐの大好き、働くの大好きっていう人からするとニートでいることは無駄な時間でしかないと思うのかもしれません。働いてこそなんぼ、稼いでこそなんぼの人生の人も世の中にはいますからね。まぁ、そういう考えもあるでしょうし、そういう人はガンガン稼ぐ人生を歩めばいいと思います。

 

ただそれは他人の話。本人からしたらどうでしょうか?働いてはいなかったけど、なにか自分の興味のある事とか、やりたかったことを突き詰めて没頭してそれなりに知識や経験が身についたとしたら、無駄な時間ではないんじゃないかな?

 

例えばニート期間が数年あったとして、その間ずーっとイラストとか漫画とかを描き続けてネットで発表したりとか、音楽つくったり、本読んだり、映画見てそれの感想を書いたブログを発表してみたりとか。その間確実に知識や経験はたまっていきますよね?

 

僕が経歴が面白いなと思う漫画家に小林銅蟲さんっていう人がいるんだけど、小林さんはまさにそのパターン。彼は家に数年引きこもってずーっとマンガを描いてネット上で発表していたんだそうです。その時は当然働いてません。

 

ここからが小林さんのおもしろいところで、彼はネット上でお嫁さんを募集したんですよね。そしたら何人かの読者方が応募してきて、小林さんを引きこもりから引っ張り出して一緒にすむことに。その女性とついには結婚に至るという、それこそマンガのような経験をした方なんです。

 

これも小林さんが人によっては「無駄な時間を過ごしている」と思うかもしれないマンガを描き続けたからこそ起こった出来事だと思うわけです。

 

まぁ小林さんの例はちょいと極端な例かもしれないけど、 たとえ働いていなかったとしても「これだ!!」と思ったことに没頭し続けるってことは後々その経験が活きてくるんじゃないかな?と個人的には思ってます。

 

たとえそれが職業に直結しなかったとしてもね。ニート時代に描き続けていたイラストが一生続けられる趣味になったとしたら、それはそれで価値のあるものなのではないでしょうか?

 

ちなみに小林さんの漫画「メシにしましょう」は非常に食欲をそそられる作品なので、グルメマンガ好きな方は是非一読を♪

 

無駄な時間は、これから無駄じゃなかったと思えるようになる 

例えば10年間ニートでいた人が「今自分はなんて無駄な時間を過ごしているんだろう。」と思っていたとしましょう。その人が何かのきっかけで働きだしたりとか、行動を起こしたとします。

 

時がたってふと過去のニート時代を振り返ってみた時に「ああ、あのニート時代っていうのは自分にとっては無駄な経験じゃなかったんだな」と思えることもあるわけです。

 

例えばニート時代になかなか行動できなかった経験から、他人が行動できない気持ちやその理由がわかるようになるかもしれません。

 

そうしたら自分が行動できない人にアドバイスをする時には、どういうところで躓くのかがはっきりするだろうし、より具体的な方法をアドバイスできるなんてこともあるでしょう。

 

また、ニート時代に改めて自分を見つめ直してあれこれ考えて、色々やってみた結果「ああ、自分がしたかったのはこういうことだったんだ。」という自分の方向性のようなものに気づけたとしたらどうでしょうか?

 

確かに働いていないしお金も稼いでいないかもしれませんが、それはそれで後々振り返ってみた時に「あのニート時代は無駄じゃなかった」と思えるはずです。

 

たとえ無駄な時間を過ごしたとしても自分を責めないでほしい

ニートでもいても気づきや学びはあるから無駄ではないと述べてきましたが、中には「自分は本当に無駄な時間を過ごしてしまった」と思ってそんな自分を責めてしまう人もいるのではないでしょうか?

 

ただその時にお願いしたいのは自分を責めないでってこと。ありきたりだけど過去は変えられないし、変えられない過去の自分を責めれば責めるほど、自分のことが嫌いになっしまいます。自分を嫌いになると行動する気が無くなるし、未来に向かって進む力が無くなってしまうんですよね。これは非常にもったいないことです。責めることで何かプラスに働くことってまずないんですよね。

 

なのであなたが仮に無駄な時間を過ごしたと感じているのならば、自分を責めるのではなく今から少しずつでも動き出してみればいいのだと思います。

 

興味のあること、好きなことをやってみる。誰かの誘いにちょっと乗ってみる。人に相談してみるなどなど、ほんのちょびっとでも動き出してみると今までと違う景色が見えてきたりもしてきます。

 

過去の自分を責めるのではなく、ほんのちょびっとでも動こうとしてみる。

 

僕の経験からしてもこの方が気分も落ち込まないし、実際に動いているぶん何らかの経験がつめたり、気づきを得られることが多いです。

 

ポイントはいきなり大きく動こうとせずちょっと動くということです。ナメクジのようにノロノロでもかまいません。三歩進んで二歩下がっても問題なし。僕もそういうペースでやってきました。

 

そうやって少しずつでも動いて前進していくと、ふと振り返った時に「あのニート時代は無駄じゃなかった」と思えるんじゃないかなと思っています。

 

何回も言うけど、自分を責めないことです。そのことをお忘れなく。

 

まとめ

今回はニートが無駄な時間を過ごしているかどうかについて、僕の経験をもとにいろいろ書いてみました。

 

何度も言ってますが、個人的にはニートであろうとそうでなかろうと無駄な時間を過ごしているとは思わないし、どんな経験からでも気づきをえたり、学べることはあると思っています。

 

そういう考えの元、これからもなるべく人生を楽しんで「ニート時代を経験してよかったな。」「あの時があるから今がある」なんて感じで過去の自分を肯定していけるようになっていきたいななんて思ってます。

 

それでは今回はこの辺で失礼します!