「ニートになんてなりたくない。」
そう思う人はまだまだ多い気がするし、まだまだニート的な人に対して厳しい意見を持つ人もいるでしょう。というか「働かない人間はダメだ。」という人からすれば認めたくない存在なのかもしれません。
僕自身はというと、NEET株式会社(以下ニー株)なんていうニートを前面に押し出した組織に入っているわけですから、ニートの人に対してあまりネガティブなイメージを持ってはいません。そもそもニートの人がいやだったらニー株みたいなところにはまず入りませんからね(笑)
ただ、自分自身の経験や僕がこれまで出会った人たち、見聞きした話なんかを統合すると「ニートになることはあまりすすめられるものではない」という感じもしています。
その理由を挙げるとキリはありません。働いてないこと、お金を稼いでないだけならまだしも、それが出来ていないことで自分は社会に適合できていないと必要以上に自分を責めてしまうという精神的な負荷、またその後ろめたさなどから人との繋がりができにくい、もしくは元々はあったはずの繋がりも断ち切ってしまい孤立してしまいがちなこと、将来の自分に対する漠然とした不安に押しつぶされそうになるなどなどかなりネガティブな要素があるからです。
「ニートは気楽に見えるが決して気楽ではない」
というのが、僕の経験や色々なニート的な人たちを見てきた率直な感想です。もちろん、実家住まいでいい年こいて親の金で生きてるんだろ?という反論はあるだろうし、それはごもっともな意見ではあります。ただ、それがずっと続くと思ってる人はいないだろうし多くのニートは「これからどうしよう‥‥‥。でも動けない。」という漠然とした不安を抱えながら生きていたりします。(もちろんそうじゃない明るいニートの人もいます)
ですからそういう現実を見ていると「ニート最高だぜ!!ひゃっほう♪」とはしゃげるものでもないし、安易にニートになっちゃいなよとすすめられるものでもないよなぁというのがここ最近思っていることです。
そんなわけで、今回は「ニートにならなくて済むならならないでいいんじゃね?」という僕の考えを基にしつつ、これまでに蓄積してきた知識などを基に「ニートにならないためにするべきこととは?」という内容でお伝えしてきたいと思います。
目標を持つことがものすごく大事!!
これは僕個人の経験からなんだけど、「目標を持つこと」ってすごく大事なことだと思うんですよね。
というのも、僕の場合幼稚園から高校卒業までサッカーやってて言ってみればサッカー中心の生活だったわけですよ。ただ、決してプロになれる実力があったわけではなかったんです。だから大学では続けなかったんだけど、そこでポカーンと目標を見失っちゃったんですよね。
子供の頃なら「プロになって活躍したい!!」っていう目標があったし高校なら「全国大会に出たい」っていう目標がありました。ただ目標がなくなり、自分を突き動かす原動力みたいなものがなくなっちゃった。そっから「自分何すりゃいいの?」っていう風に宙ぶらりんの状態になっちゃったんですよね。
そんな時にパッと切り替えて次の目標を探せればよかったんだけど、僕はなかなか切り替えられなくてね。元々あんまり働くことに対してポジティブなイメージがなかったということもあって「ああ、やりたいことないな。自分の存在する意味ないな‥‥‥。」って思ってしまったんですよね。
そんわけで大学での生活というのは張り合いがありませんでした。勉強はある程度ちゃんとするけどこうなんというか、「生きてる感じがしない」という感じかな?暗ーいキャンパス生活に突入ですよ。そんで卒業後は目標を見失ったまんまヒキニート的な感じになっちゃった。
だから今当時を振り返るというか反省すると「○○したい」とか「○○になりたい」とかっていう目標を持つことはものすごく大事なことなんだなと思うんですよね。目標なしだとほんと宙ぶらりんだからね。なのでどんなことでもいいから
「目標を持つこと」
っていうのはニートにならないためにとても重要なんじゃないかな?と思うわけです。まぁ、普通に目標あった方が色々頑張れるしね。
目標を持てない人はどーしたらいい?
これは結構多くの人が持つ悩みかもしれない。「せんせー、目標なんて持てないっすよ。」っていう場合ね。これに関しては解決策が二つあると思います。
1つ目は「とりあえず面白そうなことをやってみる」っていうこと。目標ってなーんもない状態からだと多分出てこないんですよ。僕の場合で言えば小さいころからサッカーやってて楽しいなと思ったから「プロになりたい」っていう目標が出てきたんですよね。仮にサッカーを観たこともやったこともなかったとしたら「プロのサッカー選手になりたい」っとは思わなかったはずなんです。
音楽やってる人も音楽やってて楽しかったからだろうし、カッコいい曲弾いてるバンドを見てあこがれたりしたからでしょう。つまり自分で見聞きし足り実際にやってみることで段々と「こうなりたいな」とか「こうしたいな」っていう目標が出てくるもんだと思うんですよね。
ということは、現時点で目標が何もないっていうのであれば、単にまだ「これやりたい!!」って思えるものに出会えてないだけなんじゃないかな?と思うわけです。つまり、行動不足であり経験不足の状態。そういう人に必要なのはシンプルに色々行動して経験をしてみるということ。結果としてそれが目標を持つための近道になるんじゃないかな?と思うわけです。
そんで2つ目は「面白そうな人に出会う」っていうこと。僕は色々な本とか読んだりするんだけど、結構人との出会いに感化されて目標を定める人って多いんですよね。成功している人だったりなんか面白い人生送っている人の本を読むと、他人からの影響を受けたパターンって結構あるんです。
だからもし仮に現時点で目標がないなら「この人面白れぇぇ!!」とか「こんな生き方あったのか!こういう風に生きてみたい!!」みたいな、真似したくなるような生き方や働き方をしている人をまずは探してみてはいかがでしょうか?
特に真似したくなったりあこがれちゃうぐらい「カッコいい大人」に出会うことをまずは考えてみるといいかもしれませんね。
ただ狭い世界に生きているとなかなかそういう面白い大人の人に出会わないんですよね。特に学生時代に出会う大人って言ってしまえば自分の親、友達の親、教師、教授、バイト先の社員とかパートのおばちゃん、ちょっと年上の先輩、インターン先の社員の人とかそんなもんでしょ?
もちろん、その中で「この人みたいになりたい。この人みたいな生き方したい!!」っていう人と出会えればそれでいいんですよ。その人を目標にしたり真似したりしてみればいい。ただ、みんながみんな身近な大人で目標にしたくなる人に出会えるわけではないはずです。じゃあどうしたらいいのかっていうことなんだけど、別に直接会わなくてもいいっていうのが僕の考えです。
例えば一つの方法として気になる人の本を読んでみるといいと思います。本にはその人の思考が書かれているし、それまでに生きてきた軌跡みたいなのが全てではないにせよ書いてあるわけですよ。しかも今を生きる人から過去の偉人や面白い生き方をした人まで古今東西あらゆる人生を辿ることができる。サンプル数はメチャメチャありますよね。その中には「なんだこの生き方!!面白いぞ!!」みたいな人がいたりします。
なので、身近な大人に目標にしたいという人がいないなら本を通じて出会ってみるといいんじゃないでしょうか?あるいは、今ならブログとかSNSを書いてる人もいるのでそういう人の中から「この人面白い!!」っていう人を見つけてみるのもいいかもしれませんね(^^)
なので、人と出会うこと、それは直接じゃなくてもいいその人の本を読むこと、今ならブログとかSNSを読んで「こういう人みたいになりたい」っていう対象者を探してみるっていうのも一つのやり方なんじゃないかなと思っています。
まとめ
そんなわけで今回は「ニートにならないためにするべきこととは?」っていう内容で書いてみました。最後に今回お伝えしたことをまとめてみました。
- ニートになると結構しんどいので安易にはおススメしない。
- ニートにならないためには、目標を持つことが大事
- 目標が持てないなら、色々やってみること、面白い人に出会うよう動いてみる(直接、本を通じて、SNSなどなど)
ニートになりたくない、ニートになりそう、子供をニートにしたくないなんて人はぜひぜひ参考にしてみてください♪
まぁ、なったらなったでそれで人生終わりじゃないです。それこそ色々な生き方をしている人がいますからあまり視野を狭めすぎず、悲観しすぎずちょっとずつやれることをやってみましょう。きっと少しずつ道は開けてくるはずです(^^)
それでは今回はこの辺で失礼します!