オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

ネガティブなことは悪くはない。だけど‥‥‥。

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最近、就職セミナーみたいなものに何日か通っているんですが、そこで出会った人の話をちょこっとだけしようかなと思います。

 

 

その人は求職中なんだけどまぁニートっぽい方で年齢は30代半ばの男性です。TOEICで900点台叩きだしたり独学でその他の言語にもチャレンジ中だとのこと。アメリカに留学なんかもされていてその時点ですんごい向上心があると思うし、自分にはとても真似できないなーなんて思うんですが、なかなか自分に自信が持てなくて就活にも積極的になれないっていうのが悩みらしいです。

 

 

僕からしたら、

 

「そんなに能力あるのに自信がないってどういうこっちゃ?」

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って話なんですよ。あなたで能力の自信がないなら僕なんてどーすりゃいいのよ??っていうレベルね。英語なんて中学レベルの英語すら怪しいし、海外の人にスタバまでの道きかれて「アンダースタンド」「アンダーグラウンド」って聞き間違えられてその人が地下に降りていっちゃいそうになるぐらい英語が出来ないっつーのに‥‥‥。

 

 

でも、話をしているとその方にはある特徴があるなーって事に気づいたんですよね。

それは‥‥‥。

 

 

「かなりネガティブであるということ」

 

うん、これはもうね。話していてすぐにわかりました。物事のあまりいい面を見ようとしないというか、基本悲観的な考えなんですよ。「でも‥‥‥」「いや‥‥‥」「だけど‥‥‥」っていう感じでまず否定する事から始めてしまっている。

 

 

僕なんかも割とネガティブではあるのでね、気持ちはよく分かるんですよね。僕もガチで家から出れない時には基本否定的だったり悲観的な考えが頭の中の大半を占めていましたから。就活も売り手市場とはいえ何やかんや厳しいですしネガティブになってしまうのは無理もないことなのかななんて話を聴いていて思いました。ネガティブすぎるとほんと自信なくなるからなー。

 

 

ただネガティブは悪くはない

 

冒頭に登場した彼はとてもネガティブな考え方をする人なのですが、僕自身はネガティブな感情とか考えそのものを悪いとは思っていません。

 

ネガティブっていう言葉を聞くとね、どーも多くの人が「悪いもの」ととらえているような気がするんですよね。「ネガティブにならずにポジティブに!!」なんて前向きな言葉をかけてくれる人もいますが、ネガティブにならない人なんていないじゃないですか?誰しも不安はあるだろうし、時に苦しいことや悲しいことが自分の身に降りかかってくることもあるでしょう。

 

 

理不尽な目にあったり、自分の大切な人が亡くなってしまったりしたときにそれをすぐにポジティブに捉えることができるでしょうか??多分無理ですよね?それこそ洗脳でもされていなきゃそういうことをポジティブに捉える事なんてできないはずです。

 

 

ぶっちゃけ「ポジティブ絶対主義!!」っていう人は何だか見ていて気味が悪いというか違和感を覚えてしまいますね。自分はああはなれないだろーななんていっつも見ていて思います。

 

 

ネガティブを受け入れる!

 

僕はポジティブな感情であれネガティブな感情であれそれは自然と自分の中から生まれたものであり、それを拒否したり抑え込む必要はないと思っています。不安な気分になった時に「何か不安だなー」と思うのは自然なことだし、じゃあそれを「いやっ、不安じゃない。不安なんか感じない」なんて言って自分の気持ちをごまかすのは凄く不自然です。自分の中の感情を無視することになりますからね。

 

 

むしろ「こういう風に自分は物事を捉えるんだなー」と客観的に見てみるといいかもしれませんね。単にそれはモノの捉え方であり、そこに良し悪しはない。自分の個性として受け入れる事。別にむりやりポジティブ思考に持っていく必要はないと思っています。

 

 

ただしネガティブオンリーじゃしんどい

 

冒頭に登場した男性ですが、彼と会話している時に感じたのは「ネガティブに考える割合がかなり高いなー」ってことなんですね。ネガティブは悪くないと僕は言いましたが、ネガティブすぎるとどうなるかといいますと全然動けなくなってしまうんですよね。

 

 

「ああなったらどうしよう」「こうなるとちょっと怖いよなー」

 

と全ての行動にブレーキをかけてしまう状態ですね。あんまりにもネガティブな思考に偏ってしまうとほんとに動けなくなってしまう。いくらネガティブな考えや感情が悪いことではないとしてもこれではしんどいし、あまりいい状態ではないかなと思います。冒頭の彼もその傾向にあるんじゃないかなー。そこまでポジティブではない僕でもそう感じましたからなかなかのものだと思いますね。

 

 

少しだけポジティブのエッセンスをくわえる

 

むりやりポジティブに変換する必要はないですが、あまりにネガティブすぎる場合多少ポジティブな考えというものを取り入れていった方が行動もしやすいし、その結果自信もついてくるんじゃないのかなーと僕は思います。ただこのポジティブな考えを取り入れるというのが難しいんですよね。

 

 

「僕はポジティブになる!!」

 

なんて言ってもポジティブになれるもんじゃないし、そんなもんでなれるなら誰でもスーパーポジティブだわ!!と突っ込みたくなります。なので、僕なりにちょっとだけでもポジティブな考え方や見方を取り入れる方法をご紹介しておきます。

 

 

①物事のいい面を見ようとしてみる

 

ネガティブな人っていうのは基本的に物事の否定的だったり悲観的な部分を先に見ようとしてしまいます。それ自体は悪いことではないんですが、その周辺にあるポジティブな面をなかなか見ようとしないんですよ。いやっ、ネガティブな考え方が自分の中であまりにも大きく膨らんでしまって、ポジティブな部分が見えなくなってしまっていると言ってもいいかもしれない。

 

 

でも、実際物事ってネガティブな要素ばかりじゃないですよね??いい面もあれば悪い面も必ずあるわけです。ただ、悪い面ばかり見ている現状をどう変えるのかというとこれはもうシンプルにね

 

 

「いい面を見ようとする」

 

 

これなんですよ。これ。最初は難しいかもしれないけど、とにかくいい面はねぇかー!!って探しまくってみるんです。いいとこ探し。ここに関してはもう半強制的にね。ただ、ネガティブな感情を否定するわけじゃないですからね。そこは勘違いしないこと。ネガティブを受け入れつつ、ちょっとポジティブなところも探してみる。そうするとちょっとずつ気持ちが楽になってきます。少なくとも僕はそうでしたね。

 

 

例えばニートという状態だって悪い面もあるかもしれないけどいい面もあるんですよ。

 

  • 自分自身を見つめなおせる
  • 興味や関心のある事を改めて認識できる時間がある
  • 勉強したかった分野に取り組める
  • ものすごく他人に寛容になれる
  • うまくいかない人、なかなか行動できない人に共感できる、気持ちが分かる。
  • ゆったりとした時間を楽しめる。
  • 時間がなくてできなかったであろうことが出来る
  • 世の中には色々な人がいると改めて実感できる

 

ザーッとあげてみましたがこんな感じです。意外と悪くないでしょ?(笑)少なくとも全てが全て悪いわけではないって事はわかるかなーと思います。

 

確かにニートの場合働いていないとかお金を稼いでいないとか自立していないとかネガティブな部分悪い部分というのも挙げようとすれば多分山ほど上がってくると思うんですよ。人にも言われますし。僕も挙げようとすればこれでもかっというぐらいに挙げられる気がしますし(笑)ただ、それはそれで事実として受け止めておく一方でいい部分についても見てほしいんですよね。意外とというか気づいていないだけで結構悪いと思っていたこと、ネガティブだと考えていた事に関してもいい部分はあると思っています。

②いい面は実際に言葉に出す

 

ただ、僕の実感としてですが「いい面を見よう」っていうだけじゃなかなか難しいんですよね。「いい面見れないから困ってんじゃないか!!」っていうのがネガティブ思考人の悩みだと思うので。基本的にネガティブな考えに頭が支配されちゃってますから。極端にネガティブに寄ってしまってる状態。この状態でいい面を見ようって思ってもなかなかそう思えないのが現状かなと思います。

 

 

そんな時に実行してほしいのは

 

「実際に物事のいい面を言葉に出してみる」

ってことなんですよ。これすごく大事です。

 

 

例えば何か頭の中にネガティブな考えが浮かんできたとしましょう。それ自体は悪いことではないので否定をしたり無視したりする必要はありません。受け入れる事。そっからさらに一歩踏み込んで

 

 

「○○の部分に関してはいいよなー。だって○○だもん。」

 

 

という感じで、いい部分とその理由についても言うようにしましょう。まぁ、周りに人がいて難しいなら紙に書いてみてもいいですよ。それだけでも悪い面だけじゃなくていい面を捉えようという思考に少しずつ変わってくると思います。声に出すなり、紙に出すなりなんでもいいです。とにかくいいところをまずは探そうとしてみましょう♪ちょっとずつ、ちょっとずつでいいのでやってみてください♪

 

まとめ

 

何度も言いますがネガティブに感じる事や考えること自体は悪いことではありません。当たり前の感情であり誰しもが少なからず持っているものだと思います。ただ、大事なのはネガティブな考えに偏り過ぎてしまって全く動けなくならないようにすることだと思います。

 

 

あまりに偏ってしまって動けないと悩んでいる方は今回ご紹介した方法なんかも試してみてください♪きっと気持ちが楽になるし、物事の捉え方も変わってくるはずです♪

 

 

それでは今回はこの辺で!!

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!