時々僕のブログに「ニート 死にたい」で検索してきてくれる方がいて、そういう方って多分現状にすごく行き詰まりを感じていて「死んでしまいたい」ってなるんだと思うんですよね。
僕も家から出れなかった時には「死にてぇ」って常に考えていたようなネガティブ人間でしたのでその気持ち痛すぎるほどわかります。自分が社会に必要とされてない感覚とか、置き去りにされてる感覚を持つと結構死にたくなるもんです。やっぱり人は誰かに求められたいし認められたい欲求を持つ生き物ですから。
じゃあその欲求が満たされないからと言ってそこで慌てて死を選んじゃいけない。まず死にたいって思うのは「今のままじゃいけないんだな」というサインだと捉えましょう。今のままじゃいけないならその現状を変えることを考えるんです。そんでこの場合オススメしたいのは「環境を変えること」そして環境を変えるという点で一番わかりやすいのがタイトルにもあるように「旅に出る」ってことなんですね。
何で環境を変えるといいのかっていうのは以前書いた
『弱いつながり 検索ワードを探す旅』読了。旅に出たくなった一冊でした。 - ニート気質な僕の生きる道
大前研一さんから学ぶ 人間が変わる3つの方法とは?? - ニート気質な僕の生きる道
なんかを見てもらうと「なるほどね」なんて思ってもらえるんじゃないかな。
ただ環境を変えるってなるともしかしたら「住んでる場所変える」って思ったり「仕事を変える」ってことを考えるかもしれません。もちろんあなたが死にたいぐらい現状に行き詰まりを感じているならそんぐらいガラッと環境を変えてもいいかもしれない。
でも多くの方にとってそれはハードルが高いことでしょう。いきなり住む場所変えるなんてとても無理だよと思うはず。だったらハードル下げるて旅に出ることをオススメします。
「旅に出ること」はぶっちゃけ誰にでもできます。身一つあればOK。あっ、旅っていっても世界一周とか、日本一周みたいな大げさなもんじゃなくていいんですよ。それはお金とかある程度必要。
日帰り旅行だっていいし、チャリで行けるところだっていい。ベタに京都、奈良を回ってみたっていいじゃないですか?大仏見たら「なんか悩んでたことがくだらないなぁ」って思うかもしれないし、奈良公園でのんきそうに寝てる鹿の姿見たらなんだか肩の力が抜けるかもしれません。
旅の途中で出会った人がもしかしたら自分よりももっと大変な境遇でそれでもなんだか楽しそうに生きてるのを見て「ああ、こういう風に生きてもいいんだ」ってなるかもしれない。
場所を変え普段とは違う景色を見て、違う人と接することでそれが普段とは違う刺激になるはずです。普段とは違う刺激が加わると普段は考えないようなことを考えるかもしれませんよね?その過程で様々なことに気づくきっかけが得られるかもしれません。
もしガチで「死にたい」って思うのならそれこそ死ぬ前に旅出てみましょう。死んだら後のことなんてどーでもいいことなんだから最後パーッと行きたいとこ行って会いたい人に会ってやってみたかったことをやってみましょう。
好き勝手に旅してみて色々体験してみてそのあと改めて死にたいと思うかどうか考えてみるんです。その時に「もうちょい生きてみてもいいかなぁ。」って思ってくれたなら僕としては嬉しい限りです。
僕は今回旅に出ることっていうのをオススメしたけど、それが難しいって人もいると思います。「言われてもなかなかできない」っていう人の気持ちは僕もほんとによくわかる。なぜなら僕もそうだったから。
だから今あなたが働けなくても外に出れなくても、なかなか一歩踏み出せなくていい、i今は動けなくてもいい。でもこれだけは言いたい。
「ニートやひきこもりになったからって何も死ぬことはないよ。」
何回でも言いたいんだけどあなたが死にたくなるような現状ならそこから逃げちゃっていいし死にたくなるぐらいなら誰かに助けを求めちゃっていい。何も死ぬことはない。それだけは頭の片隅にでも入れておいてもらえればなと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。