人生には『逃げる事も必要』
僕はそう思います。確かに時には踏ん張って、我慢して逃げずに闘うという事も必要でしょう。特にそれが自分にとって大切なものを守るためであれば、多少傷ついても耐えなければならない時もあるかもしれません。
ただ、 そうはいっても時には逃げる事が必要な時もありますよね??たとえば自分の命が危ない時や自分が苦しくてどうしても耐えられない時など逃げてもいいと僕は思います。ただ、人によっては『逃げる事をよしとしない』という方もいるようです。
「逃げたら負けだぜ!!」みたいな根性論。僕はあまり好きじゃないけどそういう考えを持っている人も一定数いるのではないでしょうか??
逃げる=負けると思いがち
どうも、逃げるという言葉にはマイナスなイメージを持つ方が多い気がしています。「逃げることは負けを認めることだ。だから逃げてはいけない」みたいなちょっとした強迫観念とでもいうんでしょうか。そういう考えに縛られている人いますよね?
それを自分だけのルールとして持つ分にはいいのですが、他人に押し付けてしまったりするとたちが悪い。
こういうのってちょっと息苦しい、別に逃げる=負けるじゃないんだからさ、その辺りはもうちょっと柔軟に考えるといいんじゃないの。逆に逃げるが勝ちなんて言葉もありますから。いい逃げもあるじゃんと僕は思います。
逃げるじゃなくて違う言葉を置き換えて使う
逃げるって言葉の響きはどうしてもマイナスなイメージを他人に与えがちです。本人としてはポジティブな『逃げ』のつもりでも、人によっては「あの人逃げたんだな」とちょっと悪い風にとらえてしまう方もいるでしょう。
そこで、僕としては逃げるに代わる別の言葉を利用すればいいんじゃないのかなと思いました。たとえば『撤退する』なんて言葉はいかがでしょうか?
多少意味は違うかもしれませんが、逃げる→撤退すると置き換えても意味は通じそうですし、何かこっちだと作戦ぽいじゃないですか♪戦略的に退くんだよっていう感じ。
「僕ここから逃げます!!」っていう言葉と「僕ここから撤退します!!」っていう言葉だとほとんど同じ意味に聞こえるんだけど、後者の方が何か明確な目的があるように感じませんか?少なくとも僕はマイナスなイメージは感じないんだけど、いかがでしょうか?
逃げようが、撤退しようがその後立て直せばよい
僕はこれが最も重要だと思っています。まぁ、逃げてもいいし、撤退してもいい。その後『どう立て直すか』そこが重要なんじゃないかと思っています。
一番NGなのは立ち上がれないぐらいのダメージを受けちゃうこと。それに比べりゃ逃げる事なんてどうってことないことです。
僕の好きな漫画で『三国志』という漫画があるんですが、主人公劉備の軍師である諸葛亮孔明の作戦ってよく撤退するんですよね。敵がきたらある程度戦ってすぐにひいちゃうんです。
そうすると敵は「見ろ!我らに恐れをなして逃げおったわ!ワハハハッ!」みたいなセリフを発しながら追いかけてくるわけです。でも、実はそれは孔明の罠だった‥‥‥みたいな感じで、上手く撤退を使ってるんですよね。敵を挟み撃ちにしたり、水攻めにしたり、敵を不利な状況へと追いやるんです。
じゃあ、何で孔明が撤退みたいな方法を取るのかというと、単純に『敵の方が強いから』っていうのが一つの理由としてあるんですよ。特に初期の劉備の軍っていうのは他の軍と比べると数も少ないし、弱小なわけです。それじゃあ、まともにぶち当たっても粉々に粉砕されるだけ。
だから、孔明は『撤退して自分たちの有利な方に敵を引き込む』という作戦を多用したんですね。強者ならそのまんまぶつかっていけば普通に勝てますから。
これおそらく、僕らの日常の生活でも使えるはずです。今とんでもなく巨大な敵が目の前にいるとしましょう。自分じゃ手に負えない、ぶつかったら大けがをするような相手がいるとする。
当然、まともにぶつかっても勝ち目はない。じゃあ、どうするのか?そうです!
「撤退しましょう!!」
撤退して体制を整え、自分が戦える場所、自分が有利な場所に敵を引き込む。まともにぶつかってはダメです。それは作戦とは呼べませんからね。
そう考えるとあながち逃げるとか撤退するっていう言葉も悪くないと思いませんか??逃げずに、そこでニッチモサッチもいかなくなるより、一時的に逃げる、撤退する、そして立て直す!そういう考えも必要なんじゃないかなと僕は感じています。
「ほんとにヤバい時は逃げちゃおう!!」
「逃げるが勝ち!!」
こういう柔軟な考えでいきたいものですね♪
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