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大人になるとなかなか友達ができない理由とその解決方法を考えてみた!

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Twitterなんかを見ていると、ちょくちょく「友達いねー!」なんて嘆きの文が目に飛び込んできて、その度に「俺もー!」なんてついつい共感してしまうわけですけども、そもそも大人って友達ができづらいもんですよね。子供の時と比較すると「あれ?こんなに友達ってできないもん?」と思いますもん。

 

多分、僕20代半ば以降で「この人は間違いなく友達だ!」っていう人あんまり思い浮かばないですもん。いやっ、知り合い以上、友達未満みたいな人はいるけども誰かに胸張って「俺の友達なんです」と言えるかというと‥。いやっ、俺が友達かもなーと思ってても、むこうはそう思ってはいないのでは?という考えが頭にちらついてしまっている以上、友達としてカウントできるかどうか怪しい。厳しいジャッジを下すと「友達じゃない」という判定が下るのではないかと思うわけです。

 

「なぜ、こんなにも友達が作れなくなってしまった?」

 

で、自分なりに考えてみたんですよね。果たして友達ができないのに理由があるのかどうかって。もちろん、お前の性格が悪いからだよ!っていう元も子もねー可能性もなきにしもあらずです。いやっ、その可能性が高いかも‥。僕の長所をあげよとなったときに、性格という単語は全く思い浮かびません。と言ってもそれじゃあここで議論が終わっちまうじゃないですか。しかも、それだと「みんなが大人になると友達ができにくい」っていう理由が説明できない。なのでそういうパーソナルな部分じゃない別の部分に目を向けて考えてみようと。そうしたらいくつかそうじゃねぇかっていう理由をあげることができたのでね、今回はそれについてお話をしたいと思います。(あと、友達をどうやって作るかも)

 

もちろん、これが正解だなんて間違っても言えませんが、まぁ、一つ参考にはなるだろうと。なのでもしこれを読んでいるあなたが「大人になってから友達作れてねーな」なんて思っているのであれば、ちょびっとでも目を通してもらえればなと思います。

 

 

①大人になると損得の付き合いが増える

まず、わりと友達がいた子供時代と、あんまり友達が作れていない大人になった自分を比較してみることにしました。で、思ったのは「大人になると、圧倒的に損得の付き合いが増えるよね」っていうことです。損得とは言ってしまえばお金を介在する関係、つまり仕事を通じて知り合う人の割合が圧倒的に多くなるのではないかということです。

 

試しにあなたがこの一週間、家族以外で出会った人を思い浮かべてみてください。ほぼ、会社の人や取引先関係の人、接客業ならお客さんとかじゃありません?こういう人間関係の中で友達が作れるかっていうとなかなか作りづらい。なぜなら、そうした関係においては「その人と付き合って損か得か」と考えてしまうはず。上司もしくは部下と接するのは別に友達になるためじゃなくて、会社での業務を効率的にこなすためです。それは取引先も一緒。お客さんと接するのは、お客さんと仲良くなるためではなくて、自分の会社や店の商品やサービスを買ってもらうためですよね。そのために人間関係を良好することが得である可能性が高いから、僕らは上司や同僚や部下、あるいはお客さんなどといい関係を築こうとするわけです。

 

もちろん、付き合っていくうちにそうした関係性から友達になる可能性もゼロではないと思います。実際最初は仕事で出会ったけど、今ではプライベートでも付き合っている人もいるかもしれません。でも、基本的には損得を介在した関係性で果たして真の友達になれるかというと難しいんじゃないかな。仮にあなたが会社の上司と友達っぽい関係になったとしても、いざもう一歩友情を深めようってなったら「ここでちょっと図々しくいったら心証悪くして仕事に支障きたすかな」なんてこと考えてしまうかもしれないじゃないですか。会社における上司と部下の関係がどうしてもブレーキになっちゃう。それって、友達と呼べる関係なのか僕には疑問なんですよね。

 

逆に子供の頃のことを思い出してみてください。まず友達ができたときに「こいつといれば得だな」とか思わなかったでしょ?そういう損得じゃなくて気が合うとか、趣味が合うとか、一緒にいて楽しいとかそういうのが友達になる基準だったと思うんですよね。(中にはコイツとモテそうだみたいに思って友達になったケースもあるかもしれませんが)そんでそうした関係性において「こいつに変なこと言ったら損するかもな」とも思わなかったはず。そりゃ、友達に対して気をつかうことはあったでしょう。でも、「損か得か」みたいな関係ではなかったんじゃないでしょうか。だから、子供の頃は友達を作りやすかったんだろうし、逆に大人になると友達ってなかなか作りにくいのかなと思うわけです。

 

定年迎えたビジネスマンが一気に人との付き合いが減るっていうのもそういうことなんだと思います。あくまで、「損か得か」の関係でしかないから、その人が会社を辞めたら、付き合うことに得がなくなって関係性が切れていくわけです。寂しいね。

 

そういうのも考慮して「大人になると損得の付き合いが増えるから」というのが大人になってから友達ができにくい理由の一つなんじゃないかなと僕は思うわけです。

 

②大人になると共通点を持つ人と出会いにくい

子供の時に友達になったやつって、自分と共通点が多いヤツだったと思うんですよ。学校のクラスメイトとかあるいは習い事しているところにいるやつとかね。共通点が多いってことは、自分と似ているなぁと感じる部分が多いってことですよね。心理学では「類似性の法則」なんてものがありまして、「自分と似ていると感じる相手には魅力を感じる」らしいんです。

 

子供の頃ってそういう共通点が多い人と出会う確率が高い。そもそも住んでる地域や通う学校が同じですからね。そこからさらに年齢、クラス、好きなゲーム、好きなマンガ、好きなアニメなど「自分と同じもしくは似た人たちが集まる」のが学校なわけですよ。そりゃ、たくさん話すようになるし友達もできやすい。

 

逆に大人になるとそういう共通点がある人とか、自分と似ている人と出会う確率が低くなる。いやっ、本当は自分と似ているのかもしれないけど、それを知る機会が限られますよね。基本的に職場だと仕事の話が中心になるだろうから、なかなか自分との共通している部分がわからなかったりする。

 

そういう仕事関係の人でも自分と共通点のある人とは仲良くなりやすいですよね。仕事の合間にちょいちょいプライベートの話とかしてて「おお、君○○市出身か。実は私も○○市の○○出身でね」なんて会話があるように、同じ出身地や卒業した学校が同じとか、趣味嗜好が似ている人とは仲良くなったりするわけです。

 

まぁ、でも基本的に子供よりも大人の方が共通点を持つ人とは出会いにくいのではないでしょうか?特に仕事中心の生活になるとそれが顕著になるような気がします。

 

どうすれば友達が作れるか?

ここからはおまけという感じで、「じゃあ、どうすれば大人になってから友達作れるの?」という話をします。ここまで読んできてお気づきの方もいるかもしれません。そう、基本的には前述した「友達ができない理由」で述べたことと反対の環境に身を置けばいいんです。つまり

 

「損得の関係ではなくて、自分と共通点のある人たちがいそうな場所に行く」 

 

ということです。

 

具体的にどういう場所か?1つ例を挙げるなら趣味のサークルとかでしょうか。これなら、出会う人は仕事などのつながりではないので損得の関係にはなりづらいですし、同じ趣味の人間同士ということで、共通点もすでに確保できているわけです。まぁ、趣味まで行かなくても興味レベルでもいいのかもしれない。自分と同じものに興味を持つ人と全く共通点がないなんてことはまずないでしょうから、そういう人と繋がれる場所に行ってみる。

 

もちろん、一回二回会っただけではなかなか友達はできないと思います。こちらも心理学になりますが「ザイオンス効果」というものがあり、人は「繰り返し接した人に対して好感度や印象が高まる」傾向にあるそうです。

 

いくらいい人でも、一発で友達になれましたという人はまれです。子供の時だって、共通点の多い人間と何度も何度も接することで友人関係を築いていったというのがほとんどではないでしょうか?なので、一回や二回で「友達できねー」と嘆くのではなく、何度も接してみるといいのではないでしょうか。

 

まとめ

唐突ではありましたが、今回は「大人になるとなかなか友達ができない理由とその解決方法」について考えてみました。まとめると

 

  • 大人になると損得の付き合いが増えるので友達ができにくい
  • 大人になると共通点のある人と知り合いにくい、もしくは相手との共通点を見出す機会が少なくなる
  • 友だちを作るには損得の関係から離れ、共通点の多そうな人がいる場所へ行こう。
  • 一回や二回会ったぐらいじゃなかなか友達にはならない。何度も接して距離を縮めていこう

 

こんな感じでしょうか。友達できねーと僕と同じ悩みをお持ちそこのアナタ!これで今日からあなたもバラ色の日々を送れる‥‥‥はず。ぜひ、友達ができた暁にはお問い合わせフォームから「あなたのおかげで友達ができました」とでも送っていただければ嬉しいです。逆に「あんたの言う通りやったけど友達出来ないんですけどー」というクレームが来ても「俺もできません!」という悲しいやり取りが発生するだけですのであしからず。それではまた!