オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

現役新聞記者から学ぶ伝える技術〜文章編〜

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あまり外に出ることがない僕だが、久々に外出してきた。それはこちらの講座に参加するためだ。

 

『現役新聞記者から学ぶ伝える技術』

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※見苦しい字があるのでそこはスルーしていただきたい。

 

新聞記者といえば書く事の関していえばスペシャリストであると僕は思っている。いかに多くの人にわかりやすく内容を伝えるか。その点に関してブログと共通する部分もあるはずだ。僕自身はそんな考えがあってこの講座に参加することにした。もちろん、無料であったという点も大きいのだが‥‥‥。

 

講座の参加者は20人程度といったところだろうか。全体の8割位が年配の方だった。みなさん、ボランティア団体やNPOの広報担当の方など今回の講座の内容を自分たちの活動に活かしたいという方が多かったように思う。

何を学んだのか??

講師の方は二人。一人の方からは伝えるために必要なポイント、ここでは主に文章の書き方や、見出しのポイント、取材の仕方などを教えてもらった。

 

もう一人の方からは写真における撮影の基本などキソのキの部分を教えていただいた。知っている人も多い内容らしいが、僕自身写真の事など全く素人であったので初歩的な内容であっても学びになることは多かったように思う。

 

今回はその中でも特に重要だと思った点をピックアップして皆さんとシェアしたいと思います。講座を全部お伝えすると長くなるので、文章編と写真編に分けて書いてみるつもりです。今回は文章編から書いていきます。

 

メリハリが大事よ

新聞記事において大事なポイントというのは『メリハリ』であるとのこと。パッと見て注目するところがあるかどうかが重要であると講師の先生はおっしゃっていた。

 

例えば、文字の大きさや写真の面白さなどがそのメリハリの部分に当たる。開いた瞬間にいかに人を惹きつけられるかというのは新聞もブログにも共通する部分であるといえるだろう。

 

文字も同じで写真もよくわからないもの、もしくは何も写真や画像が挿入されていない記事というのは注目されにくく、たとえ内容が良くても見てもらえない可能性も高い。

 

「文章は内容が命だ!!」

 

と真摯に思う方からすれば、注目を集めるとか人を惹きつけるといったテクニックは敬遠したい部分でもあると思うが、そこは割り切って文字の大きさを変えてみたり写真や画像を活用するといったことをとりいれてみるのもいいかもしれない。もしかしたらアクセスなど何かしらの変化が起こるかもしれないし起こらないかもしれない

 

いい紙面を作る3要素

 いい紙面を作る3要素というものがある

  1. 迫力→写真と見出し
  2. 魅力→記事内容、企画特集
  3. 構成力→デザイン、整っているか

 

迫力というのは見た目の事。先述したようにメリハリを付ける事で新聞にも迫力を付ける事が出来る。それによって「記事の内容も見てみようかな」となればまずは成功。

 

ブログは新聞と違い全体を見る事が出来ないので、当てはめにくいが写真や文字の大きさなどで迫力のある記事を書く事は可能かもしれない。そこが興味深いものや惹きつけるものであれば、記事を読んでもらえる可能性はグッと高まるはず。僕もその部分で記事を読もうかどうか判断する場合が多い。

 

魅力に関しては、記事の内容が面白いかどうかや企画自体に面白みがあるかどうかという点が重要だ。この辺は新聞記事とブログの異なるところかとも思う。

 

新聞記事の場合そこまで個性を出すというのは難しい。どうしても客観性の部分が重要になってくるわけだ。(エッセイとかコラムは別ね。)講座では主観で選びながら客観的に書くということをおっしゃっていた。となるとそこまで記事内容で大きな違いは出せないと思ったりもする。

 

一方ブログというのは客観的に書いている記事も多くみられる一方で自分の考えや主張などを前面に出すような文章も多く見受けられる。その人独特の言い回しや、物の見方などなど、むしろ客観的すぎるとあまり面白くない感じがする。その辺は新聞記事とブログの大きな違いであると僕は思っている。

 

デザインや構成力というのは3番目の要素。新聞の場合どこに写真を配置するのかとか見出しをどの部分に置くのかといったところになるだろう。その辺で読者の方が記事に興味を持つかどうか、あるいは見やすい新聞になるのかどうかというのが変わってくると思う。ゴチャゴチャした感じの新聞なんて見たくはないからね。

 

一方ブログに関していえばここは1.2に比べて優先順位は高くないと僕は感じている。もちろん、キレイで見やすいデザインのブログの方が好ましいとは思うし、広告だらけのカオスなブログを読むのはしんどいし、避けるべきであると思う。

 

ただそれよりもバーンとした見出しや写真、記事内容に勝るものではないはずである。

全くデザインをいじっていないブログでも面白いものや読者の方が多いブログというのは結構あることから考えれば、あくまでデザインはメインにはなりえない、前菜の部分であると考えればいい。

 

伝わるための文章の書き方

ここは非常にシンプルであった。それは‥‥‥

 

「結論から先に書こう!!」

 

最後に結論を書くよりも最初に結論を書いた方が読者をひきつけやすい。読者視点で考えれば「何故その結論に至ったのか??」というふうに持っていきやすいからだ。

 

これは新聞であれ、ブログであれば同じだと思う。ダラダラと結論が見えず最後の最後でようやく結論に達するような文章の場合、よっぽど辛抱強い人でなければなかなか最後まで読んでもらうことは難しいだろう。

 

その点からも

 

「結論を先に書く」

 

というのは使えるテクニックだと思うので、活用してみるといいと思う。

 

 その他

今回の講師の方が最近注目しているのが『LINENEWS』とのこと。


LINE NEWSとは

 

講師の方曰く、

 

『メリハリがあって、写真が大小あって見出しが分かりやすい』

 

という点で、人を惹きつけるための要素がそろっているとのこと。スマホで見る事が多いLINENEWS。ブログを書く人間にとってスマホから見てもらうというのも必要な要素である。実際LINENEWSを見てみたが、非常に見やすく興味を惹きつけられる見出しや写真が目に飛び込んできたので参考にしてみるのもいいだろう。

 

今回の講座の中で特に重要だと思ったことをいくつかシェアさせてもらった。文章編に引き続き写真編もアップしていくつもりなのでそちらも読んでもらえば幸いです。

 

それでは今回はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします♪