僕は今年NEET株式会社(以下ニー株)の取締役に就任しました。
参考記事:NEET株式会社の取締役になってみた!! - ニート気質な僕の生きる道
つい先日、そんなニー株のメンバーによってある提案がされました。その提案とは‥‥‥
「新宿二丁目に行ってみたい!!」
このメンバーの一声に対して「俺も行ってみたい!!」「実は私も行きたいです」と他のメンバーたちが反応し、行きたい人たちでグループを作ることに。グループ名は『新宿二丁目に行こうぜ』(そのまんまやんけ)
今回は途中からの人も含めて最終的に10名以上のメンバーが参加することになりました。みんな実は二丁目行きたかったんすねぇ。僕もだけど(^^)
新宿二丁目へいざ行かん!!
平日の夜19時、我々ニー株のメンバーは新宿駅東口に集合し、そこから新宿二丁目(以下二丁目)に向かうことに。さすが、大都会新宿ですね。平日にもかかわらずこの人の数。
ちなみにこの日集まったニー株メンバーのうち、大半はお互い初顔合わせだったんですよね。知っているのはハンドルネームだけという人もいたりして、待ち合わせ時にはそろーっと「○○さんですよね?」なんて確認し合ったりしあうという(笑)そんな顔も知らない同士なのにいきなり新宿二丁目という友達同士でもなかなか行かないようなディープなところに行っちゃおうって発想が個人的にはなんかいいなぁって思いました。
そんなこんなでみんな集合したので二丁目へ向かいます。ちなみにメンバーの大半は「二丁目ってどうやっていくの?」ってレベル。僕も場所とかよくわかってなかったんですよね。ただ幸いなことにメンバーの中に「毎週二丁目行きますよ」っていう強者がいたんですよ。言ってしまえば常連さんね。こんな心強いことはないってことで、今回はその方に案内をして二丁目を訪れることになったわけです。ありがたいっすね。
駅から歩くこと大体10分程度でしょうか。写真の交差点にたどり着きました。この交差点を挟んで手前が新宿三丁目で、逆側のエリアから新宿二丁目なんだそうです。
コチラが先ほどの交差点の道から一本入った通りで、確か仲通りって言ったかな?この通りを中心にいわゆるゲイバーや飲食店など夜のお店が集まっているとのこと。ビルによっては丸々一棟ゲイバーだったりもするらしいです。
個人的にはこういう雰囲気決して嫌いじゃないんですよねぇ。夜の街の看板とか明かりとかちょっと怪しげな雰囲気を漂わせている空間ってなんかワクワクしちゃいます。
フードバー、たこりんに到着!!
そんなわけで、目的地である『たこりん』というお店に到着。ここは店名にもあるようにたこ焼きをメインとしてお酒や焼き鳥などのおつまみも食べられるお店です。
店内はこんな風に長いカウンターがあって10人ぐらい座れる感じになってます。お客の席のすぐ後ろは出口になってるので、はっきり言って店内は狭いっす。体がでかい人は大変かもしれない。ただ、その分店員さんやお客同士の距離もめちゃめちゃ近いので、コミュニケーションをとるという点では非常にいい空間かもなぁと思いました。
たこ焼きはネギがたっぷり入ってて美味かったです♪他に串焼きも食べたけどお酒とよくあいましたなぁ。空間も含めて非常に満足できるお店でございました(^^)
ちなみに今回訪れた『たこりん』では男性の店員さんが対応してくれました。見た目は今風のイケメン。ただここは新宿二丁目ですからね、お兄さんはお察しの通りゲイの方なんですよ。
ここで読者さんが気になるのは「お兄さんがゲイだってことにいつ気づいたのか?」ってことだと思うんですよね。いつどのタイミングで「自分はもしかして男性が好きかも。」って気づいたのか?何かきっかけがあったのか、それとも自然に好きになっていたのか。僕自身も周りにゲイの知り合いとかいないもんだから、そういうの聞いてみたいなと思ってはいたんです。
そしたらわれらがニー株メンバーの一人がズバッと聞くわけですよ。「お兄さんはいつゲイだって気づいたんですか?」って。僕は内心「おお、ズバッといくねぇ」なんて思いつつ横で回答を聞くことに。お兄さんはお酒つくったり店の仕事を手際よくこなしながら、いやな顔一つせず質問に答えてくれていました。
お兄さん曰く気づいたのは中学に入ったときだそうです。個人的にはその時に葛藤があったのかとか、友達にはカミングアウトしたのかとか聞きたかった。あと学校出てすぐに二丁目で働き始めたのかそれとも、サラリーマンとかアルバイトみたいなナイトワークではないところを経験したのちに二丁目にきたのかなどなど、もう聞いてみたいことは山ほどあったんですけどね、その辺は残念ながらきくことができずだったのでまた次にくる機会があれば今度はその辺の話も聞いてみたいと思います。
そんなこんなでしばらくお酒や食事をしたり、ニー株メンバー同士で話を楽しんだ後たこりんを離れて次のお店に行くことに。
ゲイバー、アゲハに向かう
続いてニー株メンバーが訪れたのは、たこりんから歩いて数分の場所にあるアゲハというお店です。写真のビルのいちばん上が店舗になってます。今回二丁目を案内してくれたニー株のメンバーの方がこのお店の常連さんとのことで、こちらに行くことになりました。
店内に入ると「いらっしゃーい。」とやや高めな声で店員さんがお出迎え。コチラの方はわりとシュッとした見た目なんだけどしぐさが女性っぽい。さっきのたこりんの店員さんはそうでもなかった気がするので、やはりゲイの方の中にも色々なタイプの人がいるんだなぁと思いました。他にももう一人カウンターで接客する店員さんがいました。
店内は入り口を入ってすぐ左手にカウンターがあり、奥にテーブルとソファーの席があります。カラオケも設置されているので、お酒を楽しみつつカラオケに興じるのもいいかもしれませんね。ちなみに、われわれニー株メンバーのうち数人はカラオケ歌いました(僕もね)
僕らは10名オーバーの大所帯だったので、奥のテーブル席に。写真見てもらうとわかるように真ん中にスペースがあってそこに店員さんが来てお酒飲みながらおしゃべりするって感じですね。
そんで僕らの席の担当だったお兄さんが面白いんですよね。リアクションもいいし、ちゃんと僕らの話に対して「何それー?」とか「ちょっとー」みたいな感じでツッコミもしてくれる。聞き役と話役をうまくこなすお兄さんは接客のプロでした。素晴らしいっすね。
ちなみにここでもニー株メンバーの一人がお兄さんに「ゲイに目覚めたのはいつなの?」って聞いてました。お兄さんが気づいたのは高校時代だったとのこと。よく遊ぶ先輩がゲイの方だったらしくその方とアレコレあってからだそう。(アレコレの部分はご想像にお任せします)
その後ふとした拍子に今回来ていたニー株メンバーの中で「ゲイの人にモテそうなのは誰か?」という話になったところ、三名が選ばれました。一人はヒゲをはやしたメンバーでもう一人はちょっと顔濃い目のメンバー、そしてもう一人は‥‥‥
「僕でした(笑)」
理由は筋肉があるからとのこと。噂には聞いてましたが、筋肉好きのゲイの方は結構いるみたいで、お兄さんは割と早い段階から僕がそこそこガタイがいいっぽいと思っていたみたいです。
そうかぁ、女子にはまったくモテんけど男子ならイケるのかぁ。それなら‥‥‥いかんいかん、普段あまりにもモテないから一瞬別の世界のドアをこじ開けるところでしたよ!!
そんなこんなでその後もお兄さんの話を聞いたり、ニー株メンバー同士で「あれしたい。」「これしたい」なんて話をしていたらあっという間に終電の時間が迫ってきてしまいました。楽しい時間っていうのは過ぎるのが早いものですね。お会計をしてもらってお店を出ることに。
そんでお店を出たら先ほどのお兄さんが外まで僕らを送ってくれましてね、「ありがとうございます」なんてお礼を言いながらさて帰ろうかと思っていたところ、さっきのお兄さんがおもむろに僕に近寄ってきて「筋肉触らせて♪」というじゃありませんか。
まぁ、お酒も入ってたし触られて減るもんでもないしってことで「どこ触るのかな?」なんて思いつつちょっと腕の辺りに力入れて待機。すると「あれ?ちょっと分かんない。」って言いながら胸の辺りスーッと手が(笑)「腕じゃなくて胸さわるんかーい!!」と突っ込みたいところでしたが、そこはお兄さんのさりげないタッチの技術に免じて突っ込まず、大胸筋におもいっきり力を入れてグワッと筋肉を盛り上げたところ「キャー、すごい!!」という素晴らしいリアクション。(ここで僕が新世界への扉を開いたかどうかはご想像にお任せします)
その後は終電もあるためニー株メンバーは各々勝手に散っていきました。(いつの間にか姿を消したメンバーも)僕も終電が近く慌てていたため、すたこらさっさと駅に向かい、他のメンバーたちと別れの挨拶もできずじまい。まぁおそらく皆さん無事に帰れたはず。
まとめ
そんなわけで、今回はニー株メンバーとともに新宿二丁目に行った時の話を書いてみました。
いやはや、それにしても数時間ではありましたが非常に濃密で楽しい体験が出来ました。ただ僕らが体験したのは二丁目のほんの一部ですからね。きっとさらにディープでおもしろいスポットがたくさんあるんだろうなぁ。また機会があれば二丁目に足を運びたいなぁと思いました。
それでは今回はこの辺で失礼します!
【今回行ったお店】