ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

本田直之さんの『ゆるいつながり 』を読みました!これから人とつながりを築く上で参考になる一冊!!

ここ最近はネットを通じて、色々な人と出会えることが多くなってきました。僕もTwitterなど通じて、色々な人と絡むようになったし、その中には実際にお会いして話をしたり、ご飯を食べたりっていう人もいたりします。

 

僕はどっちかというと、人とつながるとか、友達をたくさん作るみたいなのは苦手なタイプなんだけど、そういうつながりが僕の生活を充実させてくれたり、刺激を与えてくれている気がしています。

 

そんで、最近はそういう人とのつながりとかコミュニティみたいなものに興味が出てきていて、なんかそういうのに関連した面白い本がないかなぁと思っていたところ、見つけたのがこちらの本です。

 

『ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代』

 

筆者は本田直之さん。

 

世界中を旅しながら仕事をし、本まで執筆されているというまさにノマドライフを地で行くような方です。

 

この本は本田さんが編集者からの提案をきっかけに、10年ぶりに出すことになった人脈関係の一冊とのことです。

 

今回はこの本を読んで、僕が大事だなと思ったことや、読者の方と共有しておきたいなと思った内容を中心にお伝えしていこうと思います。

 

 

本田さんが考える人脈とは?

本田さんは、10年前に『レバレッジ人脈術』という本を書かれていて、その中で人脈についてこんな風に語っています。

 

同書の中では、「人脈とは、お互い情報を交換したり、人を紹介したり、刺激し合ったりして、一緒に成長していけるようなマインドの高い仲間のこと」と定義して、そうした仲間を持つためには「相手に対して何ができるのかを常に考えていくこと、つまり<コントリビューション>(貢献)が不可欠である」と協調しました。

引用元:『ゆるいつながり協調性ではなく共感性でつながる時代』p3~4 本田直之 朝日新書

 

基本的に↑の考えは10年経った今も変わっていないとのこと。

 

人に貢献すること、人に何か価値を与えること。それによってはじめて人脈というものができるという考えですね。これが一番健全な考えなんだろうししっくりきますよね。一方的に何かを与え続けたり貰い続けたりするのではなく、互いに何かを与えあう関係。

 

まぁ、僕の場合、マインドが低いのが難点だけど(笑)意識低いながらも会った人や絡んだ人には何らかの価値は提供したいなぁといつも思ってます。

 

そんで「この本は人脈についての本なのかぁ。ゆるいつながりについて書かれた本じゃないの?」と思ったそこのアナタ!!鋭い!

 

筆者の本田さん自身も、今回の本のテーマであるゆるいつながりについて説明するためには、人脈という言葉ではちょっと意味が伝わりづらいよなぁとおっしゃっています。

 

というのも、人脈っていうとどうしても異業種交流会とか、名刺交換会に参加するみたいなイメージがあるじゃないですか?相手からいい人を紹介してもらおうとか、あわよくば自分の利益になるかもしれないからつながっとこうみたいな。自分の利益重視で、クレクレ君みたいな関係性。それは本田さんがこの本で伝えたい人とのつながり方ではないというわけです。

 

昭和と今のつながり方の違い

そんで、この本には「SNSなどで人とのつながりがゆるくなってきている時代に、どーやって人との関係を築いていけばいいの?」って事を書いているわけです。

 

ただその前に「ゆるいつながりって具体的にはどーいうことなの?」ってことをまず理解しなければなりません。本田さんは、まずそのポイントについて教えてくれています。

 

①人間関係が希薄なようで、濃密。

②人と知り合うためのハードルが低い。

③知り合える人の幅が広く、多様。

④出る杭は伸ばされる。

引用元:『ゆるいつながり協調性ではなく共感性でつながる時代』p6 本田直之 朝日新書

 

↑のがこれからの時代でメインになるであろうつながり方。そんで、もう一個理解し解かなきゃいけないのが、強制をベースにした『昭和的強制のつながり』です。

 

①人間関係が濃密なようで、希薄。

②人と知り合うためのハードルが高い。

③知り合える人の幅が狭く、画一。

④出る杭は打たれる。

引用元:『ゆるいつながり協調性ではなく共感性でつながる時代』p7 

 

見事に真逆の感じになりましたね(笑)昭和的なつながりはなんかネガティブに見えますな。

 

ゆるいつながり方の代表的な例は、ネットやSNSを通じたつながりです。確かにネットがない時代にくらべたら色々な人と知り合える可能性は相当高くなった気がします。年代も職業もめちゃめちゃ幅広い人たちと知り合えたりしますよね。実際、僕も普通に暮らしていたらまず出会わないであろう人達と出会い、交流し、実際に出会って話したりご飯を食べたりしています。これはネットやSNSがなければまずありえなかったことでしょう。

 

そんで、これらのつながりっていうのは全く強制されていないわけです。あくまで自分の意思でつながった人たちというわけです。

 

一方、昭和的なつながり方っていうのは、強制をベースにしています。強制的なつながりというのは具体的には学校とか会社ですね。これはネットが普及する前の90年代半ばのつながり方です。

 

インターネットの普及以前、90年代半ばまでの日本人の人間関係のベースには、ある種の「強制力」が働いていたと思います。それは、長く「村社会」という言葉で指摘されてきた、内向きで閉鎖的なコミュニティのあり方でした。

引用元:『ゆるいつながり協調性ではなく共感性でつながる時代』p21

 

学校のクラスメイトや先生、職場の同僚などなど、その人たちと一緒にいることで強制力が働くようになる。もちろん、中にはいい関係を築き、後に友達とか親友みたいな間柄になる人もいるでしょう。毎日のように顔を合わせることで築かれる関係性もあるとは思います。実際僕もそういう中から今でも付き合いのある友人が何人かできましたし。

 

ただ、その一方で、そういう閉鎖空間の中においては、あんまり下手なこともできない。なぜなら、そのコミュニティ内で関係性が壊れてしまったら、ものすごーくしんどくなってしまうからです。というのも、今のようにたくさんのコミュニティの中から選ぶのが当たり前ではなかった時代なので、そのコミュニティから出るとか違うコミュニティに移るっていう選択肢を選ぶ人が少なかったわけですよ。なので、「○○しなければならない」という強制的な空気に支配されてしまうというわけです。

 

例えば、学校で友達と喧嘩したり、いじめられたとしても、基本的には学校に通い続けるか、あるいは不登校になるとかね。そんで、不登校になって学校というコミュニティから出れたとしても、それ以外の選択肢があんまりないし、そもそもの情報が少ない時代だから、結局その子はどこのコミュニティにも属せずに家の中にこもりがちになってしまう。

 

今なら不登校になったとしてもフリースクールだったり、それこそSNS経由で、「こういうことやってる人いるぞ」とか「同じように不登校から自分の道見つけた人がいるぞ」っていうのも割と簡単に知れるじゃないですか?狭くなりがちな視野を広げるきっかけはそこら中に転がってる。

 

でも、ネットが普及する前っていうのはみんながみんな、とてもせまい視野の中にいた。コミュニティの外に出るっていう考えがなかった。言ってしまえばちょっと息苦しい中で何とか我慢しながら日々を送ってきたというわけです。

 

まぁ、ただそういう昭和的強制のつながりっていうのも今の時代はだいぶ薄れては来ていますね。いやぁ、これはほんとありがたいわ。僕昭和的強制の時代がずーっと続いてたらとっくにおっ死んでたと思いますもん。ネット万歳!SNS万歳ですよ、ほんとに。ガチガチの強制的なつながり方っていうのはこれからますます薄らいでいくんでしょうね。

 

ゆるい時代の人とのつながり方

こっからは、より実践的に本書で本田さんがおっしゃっているゆるい時代の人とのつながり方についてお伝えしていきます。

 

「ゆるいつながり」がメインになる時代には、オリジナリティがないと豊かな人間関係は築けないでしょう。

オリジナリティというのは、つまり「個人のブランディング」ということ。それを自分で考えて、自分で作っていかなければいけない時代に、ますますなってきたと思うのです。

引用元:『ゆるいつながり協調性ではなく共感性でつながる時代』p78

 

ちなみに、ブランディングっていうのはその名の通り、ブランド化をするってことですね。個人のブランディングということなので、自分自身の価値を高めて自分ブランドを作っていきましょうというのが本田さんがおっしゃっていることなのだと思います。

 

 

ただ、勘違いしちゃいけないのは、あくまで「自分の価値を高める」ってことが根底にあるってことです。スキルなり、知識なり、何か人に与えられるものを持った上でのブランディングが大事。ハリボテのなんちゃってブランディングはたぶんすぐにばれてしまいます。

 

実際にツイッターなどのSNSを見ていると、オリジナリティのある人、自分自身をうまくブランディングしている人は、フォロワー数が多かったり、色々な人とつながっている印象があります。SNSでの投稿も内容も自身の強みや得意なことを中心にしている人が多いし、プロフィール欄を見ても、「ああ、この人はこういうスキルや特技を持ってるんだな」というのが一発でわかります。こういう人にはみんな注目しますよね。

 

ちなみに僕自身はというと、全然ブランディングできてないんですけどね(笑)本を読んだり、勉強したりっていうのはずーっとしてるけど、SNSの発言にはあんまり一貫性がないっていうのは自分でもわかります。ただこの理由ははっきりわかっていて、あんまりにもガッチガチの戦略ありきでSNS運営をしようとすると、おそらく疲れちゃう気がしてるんですよね。なので、僕のSNSは全く参考にならんということはお伝えしておきます。

 

ただ、これからのことを考えると多少なりとも、そういうのは意識しなきゃいけないのかなーと思ったり思わなかったり。うーん、悩みどころです。

 

人の共感を呼ぶことが大事!!

自分自身の価値を高めて、自分をブランディングすること。これが今の時代には大事ってことなんだけど、本田さんはさらに「人の共感を呼ぶ」ってことも重要な要素としてあげています。

 

共感を呼ぶとは、人から「分かる!!」とか「その考え素晴らしいね!」みたいに言ってもらえることですね。

 

またまたSNSの話で申し訳ないですが、ツイッターのいいねボタンは、まさに自分の発言が人の共感を呼べているかどうかを測るいいツールになっていると思います。

 

「これ分かるわぁ!」とか「面白いよね」という発言にはメチャメチャいいねがつく一方で、「ご飯食べたい」みたいな、ひとりごとのようなつぶやきをすると、明らかにいいねの数が減るっていうね(笑)

 

そんで、僕なんかは何の気なしにくだらないことつぶやいちゃったりするんだけど、ブランディングとか共感を呼ぶって観点からは完全にNG(^^;まぁ、でもやっぱりくだらないこともつぶやきたくなっちゃうんだよなぁ。まぁ、僕のは基本いいねがあんまりつかないんだけどな!!

 

真面目な話、人の共感を呼びたいなら自分じゃなくて相手を意識しなきゃダメですね。「相手がどんなことに興味関心があるか?」「相手がどんな情報を求めてるか?」「相手がどんな不満を抱えているのか?」などなど、相手の方を向いて発信をしていくと人からの共感を呼びやすい気がします。

 

本田さんはこの本の中で、つながりの基本は想像力だよっておっしゃってますが、まさに「相手の気持ちや考えを想像する」っていうのは大事でしょうね。ついつい自分の方に意識って向いてしまいがちなので、相手のことをこれでもかーっていうぐらいに意識してみるといいと思います♪

 

価値を与えることが大前提!!

そんで、これも覚えておきたいのは、ゆるいつながりというのは「価値を与えることが大前提である」ということです。

 

SNSなどを通じて人とつながりやすくはなったので、繋がろうと思えば色々な人とつながることができる時代です。ただ、「じゃあつながったからといって何か起きるのか?」といったらそんなことないわけですよね。仮に有名人とか、自分の憧れの人をフォローしてフォローをされ返されたとしても、単にフォロー数、フォロワー数が1増えただけにすぎないわけです。

 

そういうつながりには意味はない。大事なのは「お互いに何らかの価値を提供し有意義な関係性を築くこと」というわけですね。つながりやすい時代だからこそ、つながる相手を選ぶ必要があるし、つながらなくてもいい人と無理につながる必要はないということ。

 

有名人の浅い知り合いを増やすことよりも、もっとお互いに切磋琢磨して成長できる、お互いに価値を提供し合える仲間を作っていくことに力を注いだ方が、断然よいのではないでしょうか。

引用元:『ゆるいつながり協調性ではなく共感性でつながる時代』p89

 

本田さんのこの言葉は、そこそこ辛らつな気もしますが、まぁ的を射ていますよね。顔も観た事がない有名人と浅くつながって「やっほーい♪」って喜ぶよりも、自分が価値を提供できる人、自分のことを求めてくれる人とつながってお互いの価値をガンガン高めていくっていう方が、先々のことを考えると有意義な時間になるんじゃないでしょうか?

 

ちなみに、僕も時々Twitterなどを通じて人と会ったりしますが、「面白そうかどうか」「その人と会うことで、何か学びがあるか?」「自分がその人に何か価値を与えられるか?」っていうのを一応会う基準にしてます。まぁ、時には何となくとかノリで会うこともあるんですが(^^;僕の場合、失うものもないですしね。

 

まぁでも、こんな風につながりやすい時代だからこそ、会う会わない、深く付き合う付き合わないの線引きっていうのはちゃんとしておくといいんじゃないでしょうか?そうやって、ある程度割り切っておくとSNSをうまく活用しながら生活充実させられるし、SNS疲れみたいなことにもならないんじゃないかと思ってます。

 

まとめ

そんなわけで、今回は本田直之さんの『ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代』を読んだ感想を書いてみました。

 

昭和的なつながりもまだしばらくは残ると思うけど、これからは本田さんがおっしゃるようなゆるいつながりが中心の社会になるんじゃないかと個人的には思ってます。

 

まぁ、だからといってこれが楽かどうかは人によるんでしょうけどね。これまで以上に個人の価値というのは見えやすくなるわけで、メチャメチャ求められる人もいれば、全く‥‥なんて人も出てくるような気はしています。

 

ただ、自分の価値を高めて、その価値をうまく人に伝えられたり、人の共感を呼ぶことができるようになれば、一個人であっても色々な人とつながれる可能性があるし、チャンスも増える、そういう点においてはポジティブな要素の方がでかいんじゃないかな?

 

この本、個人的にかなり面白かった本なので、興味があったら是非読んでみてくださいねー♪

 

それでは今回はこの辺で。