ニート気質な僕の生きる道

自分の経験を活かして、無職やニートや、ひきこもりなど自分と同じように、「生き方」や「働き方」に悩んだり立ち止まった人が前向きになったり、自分の進みたい道に一歩踏み出すきっかけになるブログを目指しています。

藤原和博さんの『10年後、君に仕事はあるのか?』読了。これから働く上で求められる力とは?

どうも、ラッキーマンです。

 

あなたは10年後、自分がどういう働き方をしているか想像したことがあるでしょうか?

 

世間ではこれから機械化が進み、AIの発達によって「人の仕事がなくなっていくのではないか」という議論が盛んに行われています。

 

僕自身も「今後世界はどうなっていくのか?」ということに興味があり、人工知能の研究者が書いた本や、テクノロジー関連の本などを10冊以上は読みましたがすべての仕事が機械に奪われることはないにせよ、これから10年、20年と進むにつれて人ではなく機械が担当する仕事は確実に増えていくんだろうなぁと思っています。

 

そんな時に僕ら一般人が気になることって多分シンプルなんですよね。それは「じゃあ、自分はどういう能力を身につけてどうやって働いていけばいいの?」 ってことだと思います。

 

今回僕が紹介する藤原和博さんの『10年後、君に仕事はあるのか?』という本はまさにその問いに対して応えてくれている一冊です。

 

というわけで今回はこの『10年後、君に仕事はあるのか?』から僕が「なるほど。」と思った部分や、他の人とも共有したい部分を書いていきたいと思います♪

 

これから働き始める世代が身につけるべき能力 

藤原先生曰くこれからの時代、身につけるべき能力は以下の3つであると述べています。

 

  • 情報処理力
  • 情報編集力
  • 基礎的人間力 

 

では、各々の能力が一体どういうものなのでしょうか?簡単に書いていきます。

 

情報処理力とは?

これは知識や技能と言い換えてもいいかもしれません。つまり、一般的に学校で習う国数社理英といった学校で習う勉強や、その他の知識を積み上げる能力のことです。

 

AIやテクノロジーが発展すれば、ググれば答えが出てくるので知識を溜め込む勉強は必要ないんじゃないか?という考えもあると思います。確か堀江貴文さんとかはそっちの考えだったんじゃないかな?しかし藤原先生は知識を積み上げ情報を沢山持つことも大切であるとおっしゃっているんですね。

 

仮にGoogleで何かを検索するとしましょう。その時あなたの中に何も情報が無かったらどうでしょうか?そしたらそもそも検索窓に文字を打ち込むことができないので、検索をすることすらできないわけです。

 

例えば北海道で美味しいカニ料理の店を知りたいと思っても、そもそもそこが北海道だということやカニがカニであるということを情報として持っていなければなりません。

 

知識がまだない子供って最初からカニをカニとは認識してないと思います。テレビとか図鑑を見て知ったり、あるいは実際に見た時に「ねぇ、パパ。あの固い甲羅があって海にいて横歩きをする手にハサミみたいなのがある生き物って何なの?」と質問し、「あれはカニっていうんだよ。」と言う情報を得ることで初めて「あれはカニっていうんだ。」と認識するわけですよね。

 

ググるにしても情報がなければググることすらできない、だからある程度知識や情報をためこむ情報処理力が必要というわけですね。頭の中に何もインプットされてなければアウトプットは出来ないでしょ?って話です。

 

もちろん今後さらにAIが発達すれば、ググるにしてもキーボードで打つのではなく言葉による検索や何となくニュアンスで説明すれば検索ができるようになると思うので、この問題は解決できるかもしれません。

 

あるいは堀江さんが朝まで生テレビでおっしゃっていたように「知識が入ったチップを差し込むとその知識が脳に自動でインプットされる」なんてことになれば、この情報処理力そのものがいらなくなるかもしれません。

 

ただまだその段階ではないし、そうなるかどうかも現時点では分からないので「情報処理力」を高めてある程度知識や情報を入れておきましょうということになります。

 

情報編集力とは?

これからの時代はかつてのように「いい会社、もしくは公務員になって定年まで勤めあげる。」といったわかりやすい正解が用意されているわけでもなく、またグローバル化とテクノロジーの発展によりどんどんあっという間に時代は変化していってしまいます。要は「正解がない時代」というのがこれからの基本となるわけです。今もすでにそうかもしれない。

 

今後よりいっそう求められてくるのがこの情報編集力です。藤原さんはこの情報編集力を具体的には「自分で仮説を立てて検証し試行錯誤しながら納得解を作り出す力」ともおっしゃっています。

 

そしてこの情報編集力には以下の5つの要素が含まれているそうです。

 

  • コミュニケーション
  • ロジカルシンキング
  • シミュレーション
  • ロールプレイ
  • プレゼンテーション

 

個別の要素については何となく分かると思いますが、詳細はご自身で調べてもらえればと思います。ただこういった情報編集力は勉強をしているだけでは身につかないんですね。ではこの能力は一体どうやって伸ばせばいいのでしょうか?藤原さんは

 

「遊ぶことが大切である」

 

とおっしゃっています。

 

遊んでいると想定外のことが起こりますよね?例えば友達が転んでけがをしたとか、ドッジボールやろうとしてたのにボールがないとか3人ぐらいしか集まらないとか。要は正解がない予想外のことが起こりまくるわけですよ。遊んでる時って。

 

そういう時にその時の状況から「じゃあどうしようか?」と考えてすぐに対処していく。例えばドッジボールをしたいのにボールがないなら、「自分たちで作ってみようか。」とか、「どこかから借りようか。」とか「人数足りないなら別の遊びにしようか」みたいななんてことを考えてもいいかもしれない。まぁなんでもいいんです。

 

ここで大事なのは遊びをすることで答えのない問題に対して、自分なりに考えて納得のできる答えを導き出すことなわけです。決まりきった正解を出すことではありません。

 

これは確かに家や学校でただ勉強をしているだけでは身につきませんよね?特にインプット型のいわゆるお勉強だけでは難しい。勉強はあくまで正解があることを前提としているわけですから。

 

また僕がおもしろいなぁと思ったのが「受験をゲームと捉えてみよう。」と藤原さんが提案されていたことです。そうすることで情報編集力は鍛えられると。

 

受験っていうと暗記だったり、いかに知識を詰め込むかというまさに「情報処理力」の分野だと考えるじゃないですか?でも、その受験をゲームつまり遊びにしちゃうんです。

 

例えばですが大学によって出題される問題は違いますが過去問を見てみるとなんとなくではありますが、「この教科ではここは必ず出るんだな。」という傾向みたいなものを発見することができます。

 

例えばですがある大学の日本史の過去10年分の試験問題には必ず「明治時代の文化」が入っているので、今後もそこから問題が出る可能性が高いんじゃないかと仮説を立てるとかね。そんで、何でかそういう問題が多いのかを考えてみたらその大学には「明治時代の文化を研究している有名な教授」がいてその人の意向がモロに反映されているみたいな。そういう仮説を立てたりもできる。もちろん外れるかもしれないけど(^^;

 

またご存知の方もいるかもしれないけど、堀江貴文さんも受験をゲーム化して突破した方だと思います。堀江さんは東大を受ける半年ぐらい前の模試は確かE判定とかだったそうです。その時期にEってけっこう厳しいと思うんですが、彼は「東大に受かるには?」っていうことを考えて「自分はここが足りないからここを重点的に勉強しよう。」って決めて、そのための時間配分も決めてっていう風にひたすら自分で考えた末に東大合格を決めたわけです。

 

興味がある方は「堀江貴文 東大勉強法」とでも調べてもらえれば出てくると思いますが、堀江さんは既にあの時代から自分で考えて受験をゲーム化しちゃってたんですね。そりゃ、当時からそんな能力あれば今でも活躍できるわ‥‥‥。

 

一方自分を翻ってみると無思考に過去問解いたり、暗記をひたすらしたりと作業のような感じなっていましたね。しかも入学したのはまったく大したことがない大学でっていう感じで「ダメだこりゃ。」って思ってしまいました。あの頃はほんと無思考だった気がする‥‥‥。すんごいもったいないなぁと今では思います。小さい頃はめちゃめちゃ遊んでたんですけどね‥‥‥。

 

なので今受験をしている学生なんかは「受験をゲーム化」してみるとしんどい受験も単なる暗記作業にならずに、情報編集力を鍛えるいい機会になるんじゃないかと思います。全部遊びに出来たらサイコーですね♪

 

基礎的人間力とは? 

これは割とシンプルでわかりやすいと思います。要は体力や忍耐力、精神力、集中力、持久力といった生きていくうえで必要とされる能力のことです。

 

僕なんかずーっとスポーツやってきたくせにこの能力が著しく低いですね、残念!!忍耐力と精神力なんかゼロに等しい(笑)

 

まぁこの能力を兼ね備えてそうなのは例えばですが体育会系の部活で部長をやってきた人なんかでしょうか?

 

体力は勿論のこと、指導者と部員の間に挟まれた理不尽な状況においても耐えられる力もあるし、根性みたいなものも持ち合わせているでしょう。部活である程度のスキルを身につけるには当然ですが集中力も必要です。

 

だから大手の会社でも「体育会系の部長とかキャプテン」とかが求められるわけです。体力あって多少の理不尽なことにも耐えてくれるし、人をまとめたりすることもできるコミュ力の高さとかも評価されるわけです。雇う側からするとそういう「人柄がよくて体力がある。」みたいな人を採りたくなるんだろうなぁとは思います。(個人的にはいき過ぎた理不尽さや上下関係はメチャメチャ苦手です。)

 

まとめると

つまりこれからの時代に活躍するためにはどういう能力を身につければいいのか超カンタンに書くと、

 

メチャメチャ知識や情報を持っていて(勉強やその他の分野も含めた)、人とうまく交流ができて、論理的に物事を考えれて、色々なことをシミュレーションでき、相手の立場にも立てて、プレゼンでうまく自分の言いたいことを伝えられても、体力、忍耐力、精神力など人間的な能力が高める必要があるということですね。

 

今までは知識や情報を沢山溜め込んだいわゆる「勉強ができて政界にすぐたどり着けるタイプ」の人が重宝されましたが、これからの時代はそうもいきません。先述したようにこれからの時代は変化がめちゃめちゃ速い「正解がない時代」に突入するわけですから。

 

まぁ僕なんかからしたら求められる能力を全て兼ね備えるのは「けっこうハードル高くね?」なんて思っちゃいます。ただどんどん機械に仕事が奪われる時代には、人は今まで以上に能力を高めることが求められるし、機械と同じような仕事をしていたらそこに居場所はないわけですから、柔軟に対応していく必要があるのでしょう。

 

本書は基本的にはこれから社会に出る高校生や、大学生あるいはそれ未満の年代の人たちとその親に向けて書かれたものだとは思います。「これから自分はどういう能力を身につければ社会で活躍できるんだろうか?」と考えている人にとっては非常に参考になる一冊だと思います。

 

また個人的には今すでに働いている20代や30代の方も読んでおいて損はない一冊です。なぜならその人たちは10年後まだ仕事をしているし、10年後にはその人たちにも機械化の影響は確実に訪れるわけですよね?

 

そうなると人によっては今自分がやっている仕事の延長線上には仕事がないかもしれない。もしくは少なくなってしまっているかもしれないわけです。

 

そうなった時に「今の時代に求められているのは何なんだろうか?」と迷わないためにも本書を読んでおいて「なるほど、これからの時代はこういう人が求められるんだな。」ということを知っておけば、いざそういう時代になった時のために準備をしておくことはできるはずです。

 

この本が正解ではないかもしれません。盲目的に「これが正解だ。」というのは思考停止以外の何物でもないと思うのでそうはならないようにしましょう。ただこれからの働き方を考える上で藤原さんがビジネスの現場と教育の現場を渡り歩いた中で生み出された本書はとても参考になる部分は多いと思います。難しくなくて非常に読みやすいので興味がある方はぜひご覧になってみてください♪

 

また個人的には藤原さんの『藤原先生、これからの働き方について教えてください。』もおすすめです。

 

こちらもこれからの時代の働き方について書かれた一冊です。先述したこれからの時代に求められる「情報編集力」の鍛え方がより多く掲載されているし、「稼げる人になるにはどうしたらいいのか?」という大人なら気になるであろう問いについても面白い考え方が掲載されています。

 

20代、30代以降の人はこっちでもいいかなぁとも思うので、こちらも興味がある方はぜひ読んでみてください♪ちなみに、地元の図書館で調べたらどちらも借りれるようなのお金がない方は図書館で借りてみてくださいね(^^)/

 

それでは今回はこの辺で

最後間ご覧いただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします♪