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不登校経験者や専門家の話を聴いて学んだこととは?

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ニート株式会社の中には『大人の社会科見学倶楽部』という事業部があります。まぁ、名前でご想像頂けるかもしれませんが、「大人として自分たちが行きたいと思う場所に社会科見学、もしくは参加しに行ってしまおう」という感じの事業部です。

 

所属メンバーはこれまでにも新宿2丁目や裁判所、競馬場などなかなかディープなスポットに足を運んできました。特に行く場所に関して決まりはなくてメンバーの「こんな場所に行ってみたいよね」とか「このイベントちょっと気になりませんか?」みたいな声で勝手に決まる感じです。

 

そうやっていくつか候補が挙がる中で「だれかこのイベント行きませんか?」という募集がかかり興味のあるメンバーが参加の意思表明をするという形になっています。

 

で、そんな僕らがつい先日参加させてもらったのが『不登校支援について、不登校経験者や専門家からお話を聴けるイベント』です。

 

場所は埼玉県越谷市にあるコミュニティセンターの会議室。ニー株メンバーで参加したのは6名。今回はこのイベントに参加した時に得た学びやその時の様子を書いていきたいと思います。

 

ちなみに今回のイベントは3部構成になっていて

 

  • 1部 不登校経験者の経験談
  • 2部 専門家による講演
  • 3部 個別相談会(親や保護者)

 

という感じでした。僕らは当事者や保護者などの関係者ではないので、2部まで参加させてもらいました。

 

1部 不登校経験者の経験談

まずは不登校経験者の経験談から。

 

プライバシーの問題もあるので、あまり詳しくは書けませんが、今回不登校をしていた時の経験を語ってくれたのは現在高校2年生の男女2人です。

 

その2人が部屋の前方に用意されていた椅子に座り、司会や2部で講演をされる専門家の方からの「不登校になったきっかけ」「学校に行かない間何をしていたのか?」「家庭では何か役割があったのか?」「学校に先生とのやり取りは?」といった質問に対して生徒が答えるという形でした。

 

いくつかなるほどなと思った部分はありましたが、特に参考になったのは「保護者の人に言ってほしくないこと」について。これは非常に参考になりましたね。

 

あまりプレッシャーにならないように注意する

不登校になった時に男子生徒は「今日も学校に行かないの?」 と言われるのが嫌で、女子生徒は「頑張れ」という言葉だったとのことです。どっちも不登校の子供の親だったらふとした拍子に言ってしまうそうな言葉じゃないですか?僕なんかもサラッといってしまうかもなーなんて思ったり。

 

これは、2部で話をしてくれた専門家の人も言っていたことなんだけど、子供ってすげぇ頑張ってると思うんですよね。不登校になると何もしてないように見えるし、何も考えてないように見えるかもしれないけど、すげぇ色々なことを考えて自分なりにあがこうとしているわけです。

 

そういう時に大人がよりプレッシャーをかけたり、無理やり動かそうとするのは良くないんだろうなと。

 

もちろん心配になるのはすごく分かるんですけどね。それでつい声をかけたくなってしまうのもメチャメチャ分かる。僕は親という立場ではないけど、もし僕が親だったらサラッと「学校に行かないの?」とか「頑張れ」みたいなことをまったく悪気なく言っちゃうかもしれません。

 

ただ、そういったさりげない一言や励ましのような言葉であっても、それが受け止める側にとっては、決してポジティブなものではない場合もあるってことですよね。それを不登校経験者の方から直接聞けたのは、すごくいい気付きになったし、このイベントに参加できてよかったところかなぁと思います。

 

不登校から動き出したきっかけ

あとは、2人が不登校から動き出したきっかけについてもとても考えさせられました。

 

どちらにも共通することなんだけど、決して人から強制されて動き出したというわけじゃないっていうことなんですよね。そうじゃなくて、家族だったり先生から「こういう場所があるからちょっと行ってみたら?」という情報提供というかな、試してみてもいいんじゃないぐらいの感じで言われたことがきっかけだったりするんですよね。

 

こういうハードルを下げた提案というかな、「学校に戻りなさい」とか「あなたはここに行かなければならない」っていう半ば強制的なものって言葉にとってはプレッシャーが強いだろうし、そういうところには行きたくないじゃないですか?それって子供だろうと大人だろうと変わらないと思うんですよね。

 

そうじゃなくて、子どもの後押しをするような情報提供ですよね。なんも言わない、なんもしないだと放置してることになってしまうから、余計なことは言わないけども、プレッシャーにならない程度に情報を与えていくというのがいいんじゃないかな?

 

うーん、まぁこの微妙なさじ加減って実際に当事者の親になると難しいとは思うんですけどね。親子って距離が近いのでどうしても感情的に接してしまいがちだし、客観的に物事を観れなくなってしまうことがある。つい情報を提供するんじゃなくて、おしつけてしまうこともあるわけで。であるならば、今回のイベントを始め、今なら不登校とかの相談をする場所やイベントのようなものもあるでしょうから、そういうところに相談をしてお子さんとの接し方について考えてみるのもいいと思います。

 

2部 専門家の話

2部では長年、問題を抱える子供たちと接してきた専門家の方のお話を聴けました。

 

こっちは一転して、資料も配られて具体的に役に立つ話が中心。

 

  • 子どもに対しての間違った声かけとは?
  • 子どもにはこんな心がけで接するといい

 

などなど、特に不登校に子供がいる親御さんや担当の先生や支援者の方達に向けた話だなーと感じました。

 

とはいえ、僕もこれから万が一の可能性で親になることもあるのかもしれないので、そこはきちんと学ばせていただきました。

 

特に講師の方の言葉で印象的だったのが、「良い意味で開き直りなおりましょう」ということ。つまり何とかなると考えてやっていきましょうということですね。これはその通りだなぁと思っていて、僕もどちらかというと悲観的な人間ではありますが、最近はいい意味で開き直れたおかげか、あれこれ動き回れるようになった気がします。

 

もちろん、時に人って時に悲観的になってしまうこともあるし、それが人として当たり前なことでもあるんだけど、悲観的に偏り過ぎると動く気力もなくなるし、どんどん負のスパイラルにハマっていく気がするんですよね。自己否定しまくって、動けなくてまた自己否定するっていうのを繰り返してしまう。これは非常に苦しい。僕は引きこもりがちだった時があったので、その時の苦しさと抜け出せない焦燥感っていうのはよくわかります。

 

それだと親御さんもお子さんもしんどいと思うんですよね。どちらもよりいい方向に行きたいと考えているわけじゃないですか?であるならば、とりあえず楽観的な方向にかじを切ることからやってみるといいんじゃないかと。もちろん、無理にするとしんどいので、できる範囲でね。

 

講師の方もおっしゃっていましたが子供っていうのは何もしてないように見えてもすごい考えているし、日々ほんの少しずつかもしれないけど前進してるもんです。そういう前進している部分、具体的には「今日良かったこと」「できたこと」「昨日よりも成長できたこと」なんかに目を向けて認めていくと、親子とも意外と前向きになれたりするのではないかなと思っています。

 

そんな感じで2部もタメになる話をしっかり聞かせてもらい、僕たちニー株メンバーはここで解散。各々そのまま帰宅をしたり、ファミレスでニー株メンバーの今後の活動についてだべったりしてこの日は終了となりました。

 

また、今後もニー株メンバーとは、こういった普段あまり参加しないイベントに参加して知見を得ていければと考えています。

 

【ニー株『大人の社会科見学倶楽部』の過去の活動】

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