オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

働けないのか、働きたくないのかを見極めることが前進するための第一歩である。

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いきなりなんだけど、働いていない人にも二種類あって、「働けない人」「働きたくない人」がいると思うんですよね。

 

で、最近色々な人に会ったり話を聴いたりしていて思うのは、そもそも自分はどっちなのか?っていうことをまず見極めることが大事なんじゃないかと。

 

自分は何らかの理由で働けないのか?それとも、もう働きたくないからなるべく働かないように生きていきたいのか?

 

その二つの違いって似てるようでけっこう違っていて、これを明確にすることで、その後の選択肢とかやるべきこともはっきりするし、生きやすくなる人って多いんじゃないかな?

働けないのか?働きたくないのかを見極めろ!!

あなたはどちらでしょうか?何らかの理由で働けないのか、それとも働きたくないのでしょうか?(もちろん読者の方の中には、働いているという人もいると思います)そして、その理由というのを明確に出来ているでしょうか?

 

働けない人の場合

例えば働けない人の場合どういった理由があるでしょうか?心身の病気、けが、家族の介護、仕事をしていた時のトラウマ、人間関係でのつまずきなど様々だと思います。

 

であるならば、まずするべきことはその理由を解消する、あるいはその理由を完璧に解消することはできないにしても上手く付き合いながら働ける道を模索するの2つだと思います。

 

例えば、あなたが心身の病気やケガなどで働けないとしましょう。その場合、まず優先するべきなのは「それらを治すこと、あるいは状態を良くすること」だと思います。 会社勤めの方ならば休職制度をうまく使うのも良いでしょう。なかなかあり得ないことだとは思いますが、そういった制度を活用できないのであれば仕事を辞めて実家に頼るとか、あるいは福祉の制度をうまく活用するといったことも考えられます。頼れるものはうまく頼ろうということですね。

 

ただ、中には「慢性的なもので完治が難しい」という人もいるかもしれません。実際、僕の知り合いの方の中には、いくつか病気を抱えつつ働いているという方もいらっしゃいます。その方の場合、能力があるということもありますが「自分はこのぐらいまでなら可能である」としっかり見極められていることも、働き続けることができている理由なのかなと。(それでも大変そうではありますが)

 

ですから病気やけがなどで働けない人ならば、その病気なりケガを抱えつつもまずは「自分がどの程度まで働けるのか」を見極めること。職場に通えるのか、はたまた自宅での仕事なら可能なのか、勤務時間は?週にどのぐらいなら出社できるのかなどなどを考えることからスタートするといいでしょう。

 

今の時代、職種によってはリモートワークが可能な職場というのもあるでしょう。あるいは能力があってお客を集められるめどが立っているのであれば、雇われるのをやめて、個人が自宅で出来る仕事に切り替えるというやり方もあるはずです。

 

もちろん、これは病気やケガだけでなく例えば家族の介護だったり、子育てだったりといろいろなケースにも当てはまります。とりあえず言いたいのは「探せば何かしらの方法はある」ということです。ザーッと挙げておくと

 

  • 家族、知人、友人などの人の助けをうまく借りる
  • 職場の制度をうまく活用する
  • 福祉制度をうまく活用する

 

上記に挙げた以外にもあるかもしれませんが、そういったものをうまく活用しつつ「働けない理由を解消する、あるいはうまく付き合っていく」と考えてみるといいのではないでしょうか。

 

働きたくない人の場合

次に働きたくない人の場合です。働きたくないというと、反射的に「ふざけんな働け!」なんて言う人もいると思うんですけど、冷静に考えるとこれもいろいろなケースがあると思うんですよね。

 

例えば「ブラック企業で働いていてボロボロになってしまったから」とか「何度も人間関係に躓いてほとほと働くのが嫌になってしまったから」という人も確実にいるはずです。なんとなく自分の能力とはミスマッチのところで働いて、怒られまくって働くのが嫌になるとかね。

 

まぁ、働きたくない人にだって理由はありますよ。もし、働くことが人にとってポジティブな要素しかないのであれば、みんな喜んで働いているはずですから。受け入れる社会だったり会社にだって全く問題がないというわけではないということも言っておきたい。

 

話は元に戻りますが、じゃあ「ブラック企業でボロボロになったから働きたくない」という人の場合、もしかしたら「働くのが嫌」というわけではなくて、「ボロボロになるような環境で働くのが嫌」というだけなのかもしれません。

 

世の中職場というのは山ほどあります。もちろん、全ての会社に入れるというわけではないと思いますが、みんながみんな真っ黒ブラックな職場ばかりであるかというとそうとも言い切れないわけですよね。中には従業員を大切にしてくれるところもあるでしょう。そういう職場というのを探してみる。

 

ただ、「年齢的にそういう職場には入れない」とか「職歴が真っ黒で受けれるのはブラック企業ばっかりだ」なんて人も中にはいるかもしれません。そういう人が無理にブラック体質の会社に入れば、ますます働くことが嫌になってしまうでしょう。

 

であるならば、別にアルバイトなり非正規雇用の働き方でもいいじゃないかと僕は思うわけです。正規だ非正規だと言われる世の中ですが、結局他人がどうのこうのよりも「自分自身が納得しているかどうか」が大事だと思います。

 

あなたが非正規雇用だとして「いや、これで十分働きやすいし生きやすい」と感じているのであれば、僕は全然それでいいと思っています。正規雇用にこだわり続けて消耗し続けるなら、非正規だろうと生きやすい環境を選ぶ。これも立派な選択です。

 

あるいは、今の時代ならば非正規で働きつつもスキルや知識を身に着けるなどして、「別に仕事を持つ」というのも方法としてはあり得ます。

 

例えばあなたが何かモノづくりが得意であったり、何か売るための商品を持っているのであれば、サクサクとネットショップが作れる『BASE』のようなサービスを利用するのもいいでしょう。

 

 あるいは、人に対して「自信をもって提供できる」スキルや知識、得意なことがあるのであれば『ココナラ 』などのサービスを使うこともできます。

 

それらのサービスを使わなくても、例えば今僕がブログを書いているように、あなたも自分でブログを書いたり、YouTubeを始めとした動画配信サービスで人数を集めて広告でお金を得るという手段もあります。

 

またブログやYoutubeなどで直接お金を得ることが難しくても、そこで「あなたが何をしている人なのか?」「あなたがどんなことを得意としているのか?」を宣伝することで、そこからあなたに興味を持ってくれた人が仕事を依頼してくれるなんてこともあるわけです。

 

今の世の中、副業をすることであったり、いくつも仕事をかけ持とうとしたときには、ツールや環境などにかなり恵まれている時代と言えます。

 

こういったものをうまく活用することで、パッと見は非正規という肩書きであっても、副業の収入も合わせると、けっこうな額をもらっているという人もいるわけです。もし、副業の方がかなり人気になったりしたら、そっちを本業にするといったことも可能ですしね。そう考えると、あながち正規、非正規にこだわりすぎる必要もないのかなとも思うわけです。

 

もちろん、世の中には「理由なんて何もない!でもどーしても働きたくないんじゃ!」という人もいると思います。その人に関しても僕は別に「働かなくてもいいんじゃないの」と思うわけです。

 

むしろ、「どーしても働きたくない」という人を無理やり働かせること自体が不健全だと思うんですよね。そういう人に働いてもらったとしても、おそらく企業にとっても働く人にとってもネガティブな結果に終わる可能性が高い。

 

働きたくない人にスキルや知識を教えたとしても、なかなかそれは身につかないだろうし、働く人にとっては働くこと自体が嫌なわけですから、仕事の成果も出づらいし、働けば働くほどメンタルがやられてしまったりもするわけです。

 

働きアリの2割は働かないなんて言われてますが、人間だってそんな感じで働かない人がいてもいい。働きたい人が働き、働きたくない人は働かない。それが自然なのではないでしょうか?

 

とはいえ、働きたくないから働かないということだと、お金を稼ぐことはできません。自給自足でもない限りは、基本的に今の社会は金銭を介して何か商品だったり、サービスを受けて生きていくことになります。

 

となると、働かない人は金銭を得る手段がありませんから、食べものなんかも買うことができなくなるわけですね。そうなると自分で「どうやって働かないで生きていけるのか?」を考えなければなりません。ザーッと思いつくのはこんな感じでしょうか?

 

  • 福祉制度を利用する(生活保護など)
  • 実家、パートナー、知人などに頼る
  • 専業主婦(夫)になる
  • 不労所得で生きる

 

世の中色々な人がいるわけですよ。それこそ、ずーっとヒモ的な生き方をしていて、本を出している人だっている(あなたがそれをしたいかしたくないかは置いておいて)僕個人はお互いが納得しているのであれば、ヒモ的な生き方の人がいても全然いいよなと思うわけです。むしろ、ヒモになれるだけの魅力なりなんなりがあるわけだから、それはそれですごいと思うんです。

 

専業主婦(夫)の場合、賃金は発生しませんが家事などメチャメチャ働いてはいます。ですから綿密にいえば働いてないわけではないと思います。ただおそらく働きたくない人の中には、「外で他人に命令されたりしながら働くのは嫌だけど、パートナーのために家事とかなら働ける」っていう人だっていると思うんですよね。それは男女に限らず。

 

そういう人の場合「主婦(夫)としてパートナーや家族を支える働き方をしたい」という選択をしてもいいわけです。

 

 

 生活保護や投資はややハードルが高い気もしますが、それだって選択肢の一つです。もちろん、生活保護に関しては賛否両論あるだろうし、「本当に困った人間だけが受けるべきだ」という人もいると思うんですよね。僕も基本的にはそうだとは思うし、すんごい稼いでるのに不正受給しているみたいなものはもってのほかだとも思います。(申告ミスとかそういうのは別でね)

 

ただ本当に心の底から働きたくないという人の場合、じゃあ放置しておけばいいのかというとそうじゃないと思うんですよね。その人がそのまま死んでもいいのかというとそうは思わないので、受けられるなら生活保護という考えも一つだなと思うわけです。

 

最後に

ちなみに、僕は「自分の健康を捨ててボロボロになってまで働きたくない」とか「他人に自分の時間をコントロールされる働き方は嫌だ」という考えではあるものの、人に喜ばれたり、人の問題を解決することに関して喜びを感じたりもするので、まったく働きたくないという考えではありません。

 

 

となると↑のツイートにも書いてるように、自分としてはフリーランスや個人事業と呼ばれる生き方が向いているのではないかと。もちろん、そういった働き方の場合、稼ぎ云々は自分の働きぶり次第みたいなところもあるので、ハードっちゃあハードなのかもしれません。ただストレス度合いから考えるとガッツリ雇われて働くよりも、ベターな選択肢なのではないかなと思っています。(最悪日本なら死にはしないだろうという考えもあります)

 

こんな感じで、「自分ははたして働けないのか、それとも働きたくないのか」をまずは明確化すること。そして、次に「じゃあどうすれば今の状況が良くなるのか、自分にはどのような働き方や生き方があっているのか?」っていうのを考え続けると、多くの人にとって生きやすくなるんじゃないかなと思います。

 

あなたの人生はあなたのものですし、他人から「これが正しい生き方だ」と言われるものが必ずしも正しいとは限りません。むしろ100人いれば100通りと考えた方が自然だと思うので、ぜひあなたにとってどういう生き方、働き方が向いているのかを考え続けてみてください。