2025年6月。梅雨の時期だというのに数日しか雨は降らず、連日続く30度越えの日々。空から容赦なく降り注ぐ日差しをビシバシ浴びる日々を送っていた僕は、ある決断をしました。
「そうだ。日傘をさそう!!」
男が日傘なんて⋯と思う方もいるかもしれません。僕もぶっちゃけちょっと前までは抵抗ありました。でも、この暑さです。ギラギラ輝く太陽の下、元気いっぱいに走り回っていた少年時代と違い、今では外に出るだけで疲れてしまうんですよ。こちとら、もうなりふり構ってられません。
そんなわけで、早速アマゾンにて検索してみて、お値段や機能面を比べてお試しに買ってみることにしました。今回はその日傘を使った感想だったり、僕が感じたメリットデメリットなんかを書いていこうと思います!
おじさんが日傘を使った感想
まずはメリットの方から書いていきたいと思います!
かなり涼しく感じる!
これは、もうね、期待していた通りというかそれ以上でした。僕の家って最寄りの駅から10分程度のところにあるんですけど、暑い夏とかになるとその10分を歩くだけでもけっこう消耗するんですよね。とりあえず日焼け止めは塗っているので、日焼けはある程度防げているんですけど、直射日光によるダメージっていうのはあるんです。首とか顔周りが熱くなってたり、体温も上がって汗ダラダラかいてたりね。
でも、日傘さして歩いてみると、少なくとも直射日光で首が熱持っちゃって消耗するみたいなことはほぼなくなりました。常に日陰を歩いているというと言い過ぎかもしれないけど、それぐらい体感としては違いますね。傘さして歩いた時、「こりゃいいや。」って素直に思いましたもん。直射日光防げると、思った以上に快適になるんだなぁとここ最近実感しております。
日焼けもしにくくなった気がする
二つ目のメリットは、日焼けしにくくなった気がするなぁってことです。以前の僕は、帽子かぶって日焼け止めしっかり塗ってていうことで、どうにか肌へのダメージを減らそうとしていました。もちろん、今もそれは実行しているんですが、日焼け止めって、どうしても時間経つと汗で落ちちゃったりするじゃないですか。その度に塗り直すみたいなことをやればいいんだろうけど、僕はけっこう忘れちゃったりするんですね。で、家帰ったらちょっと肌が赤くなってたりしてあちゃーみたいな。中年の僕にとっては大ダメージです。
それが日傘をさすことで、なんていうか肌へのダメージが減った気がするんですよね。というのも、日傘って紫外線を防ぐ機能がついているやつが結構あって、仮に日焼け止めが落ちてしまったとしても、ある程度の紫外線を防いでくれるみたいなんです。こりゃ、僕のようにマメではない人間にとってはありがたい。
もちろん、体全体を完全に覆うわけではないので、肌に対してノーダメージというわけにはいきませんが、日傘があるかないかで、安心感がだいぶ変わるなというのが僕の印象です。もちろん、ガチで日焼けしたくない派の人は、日傘の恩恵もしっかり受けつつ、日焼け止めもその都度しっかり塗り直すことで、肌へのダメージはさらに減らせるのではないかと思います。
続いてデメリットについても書いていきます。
片手が塞がって不便
これはもう、当たり前っちゃ当たり前なんですが、傘さすということは、常に片手が塞がっちゃうってことです。これけっこう不便だなぁと思いました。
傘を差した状態で、リュックから荷物取り出そうとしたり、かかってきた電話に出たり、ちょっとスマホで写真撮ろうとしたりすると、けっこう手こずるんですよね。僕なんてただでさえ不器用なのに、片手塞がっちゃってると、何するにも手間取ります。ちょっとイライラしちゃう。
まぁ、僕の場合、折りたたみ式の日傘なので、いざとなればパッとしまってしまえばいいのですが、割と大きめの日傘を持ち歩いてる人を見ると、けっこう不便に感じることも多いだろうなぁと思います。
ちなみに傘さしてる時に、両手を自由に使いたいって人は、リュックとかに付けておけば、傘を差したまま固定できる傘ホルダーみたいなものも売っているみたいです。あとは、バッグにつけて割と大きめの傘を固定できるようなものもあるみたいなので、両手塞がるの嫌だっていう人はチェックしてみるといいかもしれません。
ちょっとした荷物になる
これも当たり前っちゃ当たり前なんですけど、傘を持ち歩くっていうのはそれだけで荷物になります。僕の場合、外歩く時はバッグとかリュックとかを大体持っているので、邪魔だったらしまったり、固定できるホルダーなんかつけて、そこに収めちゃえばいいわけですよ。でも、普段バッグとか持ち歩かず手ぶらで出かけるよっていう人の場合は、正直邪魔になることもあるのかなと。
これもまだ折り畳みの傘なら、そこまでではないと思うけど、普通のわりとでっかい日傘になると、何するにも悪い意味で存在感があると思うんですよね。ちょっと近所のスーパーに出かけるとかなら、まだ我慢できるかもしれませんが、けっこう歩いたり、遠出するってなると、人によってはちょっと嫌かもって思うかもしれません。
この解決策としては、近所に出かける際には大きめの日傘使って、歩く距離が長くなったり、電車とか乗り物に乗るって場合は、折りたたみ式の日傘を使うみたいな形で、場面ごとに使い分けるといいのかなと思ったりします。
人の目が気になっちゃうかも
日傘をさすという行為は、だいぶ認知されてきたとは思います。でも、どちらかまだまだ少数派だと思うんですよね。ニュースなんかで炎天下の中歩いてる人たち見てもそうだし、実際に自分が街を歩いてても、日傘をさしている人の割合は少なめです。ましてや、それが僕のように、中年男性だとしたらその割合はさらに減ってしまうでしょう。
僕もそうですが、周りの目を気にしちゃう人って、一定数いると思うんですね。そういう人が、周りに日傘をさしている人が少ない状況で、自分だけが傘をさす。「ちょっと自分だけ浮いちゃってるかも。」とか、「男が日傘さしてるなんて変に思われるんじゃないか。」みたいに思っちゃったりもするんじゃないでしょうか。実際、僕も初めて日傘をさして歩いた時は、多少人の目が気になりました。
でも、歩いてると、案外こちらに視線を向ける人って少ないですし、そもそも傘さしてるので目も合いません。後、仮に目が合ったとしても、すれ違うほんの一瞬でしかないし、たぶん数秒後には、もう僕の顔なんか覚えてない。そう思うようになってからは、日傘をさすことにそれほど抵抗はなくなったように思います。
まぁ、そんなことより、とにかくこの暑さをどうにかしたいという思いが圧倒的に上回ったというのもあります。ほんと、やってられん暑さですよね。
日傘いいぜ!
これまで日傘について、メリットやデメリットを書いていきましたが、僕個人としては圧倒的にメリットの方がでかいなと思いました。
猛烈な暑さも一日ならまだ耐えられるかもしれませんが、それが1週間、1ヶ月と続けば、確実に身体にダメージは蓄積されていきます。
身体へのダメージが大きくなれば、回復にも時間がかかるでしょうし、年齢を重ねれば回復力も低下するでしょう。であるならば、日光に対して防御力を高めてくれるであろう日傘を使うのは、一つの選択肢としてアリだと思います。
熱中症で体調を崩されたり、亡くなる人のニュースも頻繁に目にするようになりました。繰り返しますが、この暑さを前になりふり構ってなんかいられません。日傘に抵抗ある方もいるかもしれませんが、暑さから身を守るための手段として、日傘を使うというというのも、ぜひ考えてみてください。