オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

人に教えることは最強のアウトプットである!!

※このブログはアフィリエイト広告を利用しています。記事中のリンクから商品を購入すると、売上の一部が管理人の収益となります。

今回は『学びを結果に変えるアウトプット大全』を参考にしつつ記事を書いていきます。

 

 

つい先日この本を読んで、僕は完全に影響を受けてしまいまして「これからアウトプット祭りじゃー!!」というレベルでアウトプットしていこうと思ったんです。そのために寝ても覚めてもアウトプットとつぶやき、壁にかけてあるホワイトボードにもアウトプットの文字をババーンと書くといった、はたから見ればやりすぎじゃね?ってぐらいにアウトプットすることを意識するようにしたわけです。

 

まぁ、僕の場合、油断するといつの間にかインプット過多になってちゃうんですよね。本を読むのも好きだし、人から話を聞いたり情報を集めるのも好きですから。なのでアウトプットに関してはやりすぎなぐらいがちょうどいいと思うんです。そうじゃないと、アウトプットの割合を増やすことなんて夢のまた夢で終わってしまう。

 

でね、僕の中ではだいぶアウトプットすることを頭の中に刷り込むことには成功してきたと思うんですよ。ただ、ここからが大事で「具体的にどういうアウトプットの方法が効果的なんだろ?」ってことを思ったわけです。

 

そしたらね、そんな僕の疑問に『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本はズバッと答えてくれてたんですよ。

 

本書では、80個のアウトプット法をお伝えしていますが、これらの中で最も自己成長につながる「最強のアウトプット法」をひとつだけ挙げると、それは「教える」ことです。

引用元:『学びを結果に変えるアウトプット大全』p196 著者 樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 

 

「人に教えること」

 

これが最も効果的なアウトプットの方法だというわけですね。では、なぜ数あるアウトプット法の中で、教えることが最強と言えるのでしょうか?

 

なぜ、人に教えることは最強のアウトプットと言えるのか?

つまり、「教える」はアウトプットであり、フィードバックであり、さらなるインプットでもある。自己成長の3ステップをすべて含んだ、三位一体、完全、最強のアウトプット術であり、自己成長術であるといえるのです。

引用元:『学びを結果に変えるアウトプット大全』p197

 

人に何かを教えること。これは紛れもなくアウトプットですね。そして、人に何かを教えると必ずフィードバックが返ってきます。例えば友達に勉強を教えるのであれば相手から「ここはどうなの?」とか「ここがちょっとよくわからないんだけど」といったこと何らかのリアクションがあるわけです。場合によっては、相手からの質問に対して自分も答えられないなんてこともあるかもしれません。

 

ただ、それはすごいチャンスなんですよね。なぜなら、そこで自分がどの部分を分かっていないのかを明確にすることができるからです。その情報を重点的にインプットして、弱点をなくしたうえでまたアウトプットしてみる。すると、だんだんとアウトプットの精度が上がってくるというわけです。さらにレベルが上がって「もうちょいたとえ話を入れてみようか」とか「ここはもう少し分かりやすい単語に変えてみた方がいいかも」というふうになっていくわけですね。

 

学生時代、僕はとあるちょびっと難易度が高い試験に挑戦したことがありまして、その時は一人で勉強もしましたが、クラスメイトとお互いに教え合うやり方で勉強をしたことで、理解度が高まった記憶があります。人に教えるってなると、下手なこと教えられないからいい意味で緊張感も出てくるし、ちゃーんと勉強しようって気持ちにもなるんですよね。もちろん、そこで「ここわかんないかも」って友達から言われれば、次回までにきちんと復習しますし、「その教え方わかりやすいね」なんて反応が返って来ればモチベーションも上がるというわけです。

 

また僕はかつて人に教える仕事をしていたこともあるのですが、その時のことも振り返ると、やはりアウトプットとフィードバック、インプットが自然なサイクルで回っていた記憶があるので、教えることが最強のアウトプットという主張にはとても説得力があるなぁと思っています。


お金もらって教えるので、よくも悪くもプレッシャーはありましたけどね。

 

具体的な教え方について

『学びを結果に変えるアウトプット大全』ではどういう場面で、どのように教えればいいのかも提示してくれています。そのやり方は4つです。

 

  1. 個人的に教える、友達同士で教え合う
  2. 講師を引き受ける
  3. 勉強会や研究会に参加する、立ち上げる
  4. プロ講師になる(お金をもらって人に教える)

 

教え方に関してはこの4つぐらいだと僕も思います。(他にもあったら教えて♪)あとは、直接会わないけど、Skypeの様なツールを使って、画面越しに教えるというのもいいと思います。

 

で、最初は友達とか知り合いに教えるぐらいの方がプレッシャーも低いのでおススメです。勉強教えるとか、映画の雑学教えるとかそういうレベルでOK。そうやって、じゃんじゃんインプット、アウトプット、フィードバックのサイクルをグルグルと回して知識やスキルをどんどんつけて成長していくと。で、「これでお金を稼ぎたいな」と思ったのなら、今度は講師とかコーチみたいな教えてお金をもらえる職業につくのもいいですよね。

 

あと、上の例っていうのは基本的には対面で人に教えることをメインにしているけど、対面以外にも教える方法ってあると思います。

 

例えば、文章で人に教えることって出来ますよね?Twitterだと文字数少ないから大変かもしれないけど、ブログなら文字数を気にせず文章を使って教えることができるはず。文章で教える場合には、その人がどういう知識を得たいのか?どこでつまづきそうなのか?どういう言葉の選び方をすればわかりやすいのかなど意識して文章を書いてみるといいでしょう。

 

あるいは、今の時代であれば動画とかもいいですね。動画の場合、音声と動きも加わるので相手に対してより細かい部分まで伝えやすくなります。知識を伝えるのもそうですし、例えばイラストの描き方などを教える場合、実際に動画を撮影して手本をみせたりすることも可能です。

 

文章でイラストの描き方を教えるのはハードルが高いし、文章に画像組み合わせればもう少し分かりやすくなるとは思いますが、それでも「こういう角度でササッと線を引きましょう」といった細かいニュアンスを伝えるのは難しいんじゃないかな?だけど、動画であれば実際にその線を引いて見せることができるわけですから、教えてもらう側も理解しやすいはずです。うーん、いい時代や!!

 

ただ文章や動画で教えることにはデメリットもあります。それは目の前に相手がいないためすぐにフィードバックを貰うのが難しいということです。

 

直接人に教えることの最大のメリットはインプットとアウトプット、そしてフィードバックがすぐに行われるということですよね。その場で質問があったり、リアクションを貰えたりできるわけです。それに比べて文章や動画での指導は目の前に相手がいないため、フィードバックがすぐに行われないわけですね。

 

ただ時間はかかるかもしれませんが、読み手や視聴者にとってわかりやすかったり、役に立ったり、面白い内容であればコメントや感想などのフィードバックが返ってくるようになります。そういうものを受け取って、自分の知識不足や逆に出来ている部分を認識して、また文章なり動画にしてアウトプットしていく。それを繰り返していけば対面で教える場合に比べて、やや速度は遅くなるかもしれないけども十分成長につなげることは可能なはずです。

 

なので、もしあなたが現状「どういうやり方でアウトプットしようか?」を迷っているのであれば、まず対面で人に教えることを第一に考えてみてください。それが難しければ今度はネットのツールをうまく使って、人に教える体で文章や動画を投稿していくといいでしょう。

 

まとめ

そんなわけで、今回は「人に教えることは最強のアウトプットである!!」という内容で記事を書いてみました。まぁ、シンプルにまとめると

 

アウトプットのやり方に迷ったら・・・

 

「自分が得た知識やスキルは教えて教えて教えまくる!!」

 

これを選択してみてください。人に教えることを徹底するだけでもかなり成長を感じることができるはずです。

 

で、さらにアウトプットの方法とか、その効果を知りたいってなったら、今回僕が参考にさせてもらった『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本を読んでみてください。この本を読むことで、よりアウトプットの重要性やその効果を認識することができ、あなたの成長につなげることができるはずです。

 

それでは今回はこの辺で。