オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

【レンタル同行人】初回は神奈川にて高学歴ニートの方とお会いしてきた!!

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ここ最近僕がひっそりと始めた『レンタル同行人』という企画があります。まぁ、お分かりの方もいるとは思うけど、巷にあるレンタル○○のパクリというか影響を受けまくってノリで始めた企画でして、普段腰の重い僕にしてはわりとササッと決断をして始めたものなんですね。

 

ただ、始めたのはいいんだけど、はたして依頼が来るのかどうか?そこが一番の問題なわけですよね。レンタル○○なんてやりつくされているわけだし、いまさら感も否めない。そんな状況の中ではたして僕のことをレンタルしてくれる人がいるのかどうか‥‥‥それがとてつもなく不安でした。

 

わりとすぐに依頼が来た!!

そんなわけで、一人悶々としていたところ、ツイッターのDMからメッセージが届いたんです。メッセージの中身をざっくり話すとこんな感じ。

 

「ブログやツイッターを見ていて、自分と共通するものが多くてぜひ一度お会いしたい。レンタルという形でもOKです。」 

 

「おぉ!!初依頼きた―――!!」

 

出だし好調!!ということで、依頼を受けてお会いすることに。場所はその方(以下Aさん)の地元から近い神奈川横浜市の桜木町というところで会うことにしました。あっ、ちなみにAさんは男性です。

 

レンタル当日

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そんなわけで、6月の某日、僕は約束どおり桜木町の駅に降り立ちました。ふと考えてみると、横浜とか人生で1回か2回しか来たことないんですよね。僕も一応首都圏に住んではいるんだけど、神奈川県はどうも縁遠い場所でして、こういう機会がないとなかなか来ないのかもなーと思ったり。

 

それにしても、ここまで来るのに結構時間がかかりました‥‥‥。電車で片道およそ1時間30分程度。普段せいぜい20分程度しか電車に乗らない僕にとってプチ旅行の気分。っていうか、ほとんど座れなかったのでここに来るまでにやや疲労が(笑)

 

待ち合わせ時間は午後14時。待ち合わせ時間になってAさんと無事に合流。僕は所見の方と会う時は「ヤバい人じゃないか」を少しだけ警戒していくのですが、普通の若い男性で一安心。僕らはAさんの案内で近くのカフェでお話をすることになりました。

 

カフェにて色々と話を聞く

入ったカフェはけっこう混んでいて座れるかなぁなんて思ったのですが、なんとか空いてる席を見つけることに成功。ありがたいことにAさんにカフェオレを奢っていただけきました。ありがたやありがたや♪

 

ちなみに今回依頼をしてくれたAさんの情報を載せられる範囲で載せるとこんな感じです。(録音とかしてないのでうろ覚えなので間違ってたら修正します。)

 

  • 誰もが知ってる有名大学卒業
  • 仕事が続かない、今後どう生きていこうか悩んでいる
  • 最低限生きていけるだけの生活にシフトしようか考えている
  • シェアハウスに何度か住んだことがある。

 

正直全ての内容を覚えているわけではないので、ここでは僕が聞いた印象に残っている話を中心に書いていきたいと思います。

 

シェアハウスは一緒に住む人次第

まず、興味深かったのがシェアハウスのお話。ニート的な人とかって、僕もそうだけどシェアハウスにけっこう興味を持つ人が多いんですよ。やっぱり元日本一のニートphaさんのギークハウスとか、家入さんが始めたリバ邸とかを見て「ああ、シェアハウスってなんか楽しそう」って思ったりとか居場所があるんじゃないかと思ったりね。あとはそれなりに便利な場所であっても、シェアハウスなら安く部屋を借りられるしってことで、お金のないニート的な人は選択肢として考えたりするわけです。

 

んで今回お会いしたAさんはやや大規模な(100人とか?)シェアハウスに入ったことがあるみたいなんだけど、そういうところってすでにグループが出来ちゃったりしてて、入りにくいみたいなんですよね。それにリア充感もすごいと。そういうのが苦手でなじめなかったらしいんですね。

 

この話聞いたとき、僕も「わかるわぁ。」と深くうなずいてしまいました。僕もすでにグループが出来上がっているところに入っていくのがメチャメチャ苦手だし、みんながキラキラした前向きなリア充グループの中にポンと入れられると、おそらく部屋に閉じこもってしまう(笑)多分、キャッキャッはしゃいでる横で苦笑いしながらその光景を見てるんだろうなぁ‥‥‥。(遠い目)

 

Aさんは他にも小規模なシェアハウスにも入ったことがあるみたいですが、そこも合わずに数か月で出てしまったとのこと。うーん、やっぱり既存のシェアハウスって誰が入ってるかわかりませんからね。それを避けるためには、やはり自分たちでシェアハウスを作るなり、あらかじめ人数を集めて一緒に入居するみたいな形にするしかないのかもしれない。

 

こういう僕やAさんみたいな人のためにダメな人だけのシェアハウスみたいなのがあればいいっすね。ダラダラしててオッケーで、そんな大したスキルがなくてもキラキラしてなくても生きていけるみたいなところ。まぁ、現実にはなかなか難しいのかもしれないけど。

 

有名大学の華麗なる人たちの話

カフェを出た後に僕とAさんは、すぐ近くにある赤レンガ倉庫に向かいました。

 

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横浜って言うと赤レンガ倉庫みたいなイメージが何となくあったので、嬉しくなってついパシャリ。ドーンとそびえたつ赤い建物が印象的でしたね。

 

 

そのすぐ先に海があって、腰を下ろせるところがあるのでそこでまた雑談をすることに。ここではAさんの学校時代の話をしてもらいました。

 

Aさんは日本に住んでたらまぁ、おそらく誰もが知っている有名な大学を卒業しています。あのお札になった人が立てた大学って言えばわかるかな?彼は中学から入ったらしいんだけど、やっぱ周りの人たち、正確にいえばその親とか一族の人たちのレベルが色々とすごかったらしいんですね。

 

ぼんやりと覚えてる内容を書くとこんな感じ。

 

  • 日本の長者番付で一桁にのったような人が親である
  • 元○○の社長とか役員は当たり前
  • 自分が持っている敷地内に鉄道会社が走る?(ちょっとこの辺曖昧)
  • 名家の出、エリートじゃなければ結婚を許さない親がいる(テレビとかの中だけの話かと思ってました)
  • 有名な経営者が「何人か起業の際の手本にした」という人が親である

 

まぁ、出るわ出るわ。階層社会のトップ層、天上人たちの話ですよ。すごすぎて、僕「えー?」とか「マジですか?」とか嘘くさいリアクションばかりとっちゃいましたもん。それぐらいシンプルにレベルが違う人たちの話ばかり出てきてました。僕その話聞いてベタに「はぁぁぁ」って頭抱えちゃいましたからね(笑)

 

Aさん自身は、ヤバいぐらいの金持ちやその親たちと、ガッツリつながってるっていうのはあんまりないみたいですが、聞いたところによると友達も普通に医者をやってるし、Aさんの親御さんも士業をしてたりするのでやはり、僕や僕の友達なんかとはちょいと違う毛並みの人なんだろうなぁと思います。あやかりたい‥‥‥。

 

ダメなことを気軽に話せる人で良かったという感想を貰った

んで、Aさんと他にもあれこれ色々話をしてたんだけど、やっぱりね、Aさん自身普段ニート的なこととか、ダメな感じの話をする人がいないらしくてそれが結構しんどいとはおっしゃってましたね。

 

先述したように、周りはお金持ちだらけの環境だっただろうし、親御さんも士業なわけですから、優秀なわけですよね。Aさんにはお兄さんがいるんだけど、睡眠時間を削りながらメチャメチャハードに働いているらしくて、Aさんの家族はおそらくAさんのようにうまく働けないとか、うまく社会に適応できないいうことを理解してくれる可能性は低い。

 

周りに1人でもそういうことを理解してくれる人がいると生きやすくなるんですけどね。そういう点においてAさんは確かにしんどそうというか、生きづらそうだなという感じはしました。理解してくれる人、共感してくれる人が近くにいないっていうのはきついもんです。

 

ただ、今回僕と会って、「こういうダメな話とかをできる相手と出会えてよかったです。」と言ってもらえたのでね、そこはちょっとホッとしたというか、レンタルしてもらえた甲斐があったかなぁと。正直、お話してる最中も不安でしたからね。「俺、この人の役に立ててるのかな?」って。ただ、Aさんが多少なりとも僕と会ったことに価値を感じてくれたのなら、横浜まで行ってよかったなーと思います。

 

絶望してますという言葉に対して、最適な返しができない

その後Aさんとは、これまた横浜の観光スポットで有名な山下公園に行って、そこのベンチでまぁ色々とおしゃべりをしていたんですね。

 

そんで、まぁ何のタイミングだったかは忘れちゃったんだけど、ふとAさんが「人生に絶望してるんですよね。」みたいなことをつぶやいてね、内心ドキリとしちゃったんですよね。

 

僕自身は今は人生に絶望はしてないんだけど、かといってキラキラとした希望を持っているわけでもなく、「まぁ、なんとか生きていけるでしょ」という感覚で日々を過ごしているわけです。まぁ、20代前半とかは死にてぇなと思ったりしてましたけど。そんな僕が今現在どうやら人生に絶望をしてしまっているらしい人に対して、何て言葉をかければいいのか?そんなことを考えてしまったわけです。

 

「大丈夫っすよ。人生楽しくなりますよ!!」なんてありきたりなこと言っても響かなそうだし、かといって「そうですよね、人生は絶望しかありませんよ。」なんて言うのもネガティブすぎてしまう。

 

結局、「僕も20代前半の頃は人生に絶望をしてたんですけど、今はそうじゃなくなりました。きっと、色々情報あつめたり、生き方を知って何とか生きていけるってことがわかったからなんですよねぇ。」みたいなことを返したと思うんだけど、Aさんがその返答に対してしっくりきたかどうかはわかりません。ありきたりっちゃありきたりな返しですからね。うーん、自分の引き出しのなさが恨めしい。

 

「人生に絶望した人に何と答えればいいのか?」

 

この問いについて、もうちょい、気の利いたことというか少しでも気持ちが楽になる言葉をかけられるようになりたいし、説得力のある言葉をかけられるようになりたい。そのためにはもっと色々なことを経験して、自分自身の人生に厚みを持たせなきゃなーなんて思ってます。今の自分の人生がなんと薄っぺらいことか‥‥‥。

 

まとめ

この後、中華街でAさんに100円の肉まんを奢っていただき解散。今回は横浜の観光スポットもちょこちょこ回れたし、面白い話もたくさん聞けたしでなんだか僕の方が得をした気持ちになりました。

 

それにしても、人と会うのは面白いですね。本を読むときも思うのですが、毎回自分の知らない世界を知ることができるので、視野が広がる感じがします。

 

まぁ、最近はネットを通して人と出会うのは危ないんじゃないか、制限した方がいいんじゃないかという考えもあるし、僕も闇雲に色々な人とつながるのは危険だよなぁと思う一方、あんまり制限しすぎて人と繋がれなくなるのももったいないと思っているので、危なくならないように注意を払っていくつもりです。

 

そんなわけで、レンタルは今後もメチャメチャ忙しくなったり、やることありすぎてどうにもならないって限りはゆるく続けていくし、可能な限りブログなんかでその時の様子を報告していければなんて思ってます。

 

あと、レンタルの利用の仕方なんかは、ざっくりとではあるけど、以下のツイートからご確認ください。

 

 

それでは今回はこの辺で。

 

【追記】

Aさんの希望により、文章を一部削除しました。