今年もあと10日ばかり。思いのほか部屋にものが多いのに気づきまして、断捨離でもしようかなと考えている今日のごろ。皆さんいかがお過ごしでしょうか??
「年末は本を読む!!」
という勝手な誓いを自分の中で立てて以来、毎日のように本を読んでいますので今回も僕が読んで面白かったものをご紹介しようと思います。それがこちら!
本書はご存知ビートたけしさんが芸人になった時から、漫才師として一世風靡をするところまでを書いた自叙伝となっています。
今みたいにお笑い養成学校なんてない時代。たけしさんは深見千三郎というコメディアンの師匠の下で芸人としての修行をスタートします。
師匠の下でコントをしたり舞台の進行役として修業を積むたけしさん。活動していたフランス座の踊り子さんとの交流。自分と同じく世に出ようと夢を見る後輩との交流などなど。
僕らが知らない『ビートたけし』という芸人の過去を知ることが出来る貴重な作品。僕なんて今の武さんの印象しかないので、正直想像できなかったんですよね。武さんが下積みをしてる姿って。
でも、この本読むと最初はなかなか舞台にもあげてもらえなかったり師匠の下で貧乏生活をしながら修行をする若き日の武さんを知ることが出来ます。ちゃんと師匠に敬語使ってたんですよね。武さんも(笑)
そこからどういう風にスターへの道を歩んでいったのか?なんて事を知ることもできたので良かったですね。こういうスターが少しずつスターになっていく過程ってすっげぇ興味あるんです。どこが分岐点だったのか??なんて事を無性に知りたくなる。
今大活躍されている人とか、スーパースターって呼ばれている人がまだ何者でもない時代ってなんかいいんですよね。何かになろうとあがいている姿ってはたから「カッコいいな」って思います。お笑い芸人の方もそうだし、経営者とか、スポーツ選手、アーティストなどなどみんなカッコいい!
彼らが「いかにして道を拓いてきたのか?」「どんな風に困難を乗り越えてきたのか?」っていう姿を知るとなんか元気出るんですよ。自分と違うとは分かってても何か力もらえるような気がするんです。うーん、みんな力強いよなぁ。
というわけで、今回は武さんがスターになる前の話を読んだのですが、この本もとてもいいです。スターの修業時代、下積み時代の話ってほんと面白い♪ビートたけしというお笑い芸人の原点を知りたい方はぜひ読んでみてくださいね♪