「自分を表現する」
今回も検索から僕のブログにたどり着いた方へのアンサーのような形で記事を書かせてもらっています。
検索してくださった方がどういう意図で僕のブログにたどり着いたのかは分かりません。おそらく「自分を表現するにはどうしたらいいんだろうか?」と悩んで検索したのではないかと勝手に推測しております。
実は以前のブログの記事でその「自分の表現方法」っていうのに触れた記事を書いてます。それが↓の記事です。
自分の表現方法と出会うって考え方が面白いなと思いました。 - ニート気質な僕の生きる道
ちきりんさんという方の本の中に「自分の表現方法と出会う」っていう項目があってそれを読んだ時にすんごく納得したんですよね。
自分を表現する方法は一つじゃない
書くことで自分を表現するのはオススメ
僕は自分を表現する方法として文章を書くこと、特にブログを書くことをオススメしています。理由は簡単に始められるというシンプルなものです。日本で義務教育を受けてきた人なら「文章を書く」というのは誰しもが経験してますしね。無料ブログならお金がかからないというのもポイントです。
ところがブログ書こうとしたけどどうしても続かないという方も中にはいるはずです。書いていてもどうもしっくりこない、また特に書きたいことがないのであれば別にブログなんて書かなくてもいいわけです。
じゃああなたは文章を書くのが向いていないのでしょうか?そんなことはありません。ブログじゃなくても文章で自分を表現する方法は沢山あります。
例えば俳句。
世の中には風景や景色そこに生きる人々を眺めて句を詠むような人がいます。わずか五・七・五という限られた文字数の中で感情や季節の美しさ、儚さを表現する世界。僕にはとてもできない表現方法です。
このように同じ書くという行為でも表現の仕方は変わってきます。ブログのようにやや長文のものから、俳句のように短いものまで。あるいは詩を書いたりエッセイを書くことが得意な人もいるかもしれない。
小説のように人物描写をうまく書くのが得意な人もいるでしょう。さらに言えば同じ小説だって長編モノから星新一さんのようにショートショートと呼ばれる短い作品を作るのが得意な人もいるのです。
ビジネスでいえばコピーライターのような仕事もありますよね?人の感情を動かすような文章を書き商品やサービスの宣伝文を書いてお金をもらう。そういう表現の仕方もあります。
一言で「文章を書く」といったって表現の仕方は様々です。文章が苦手と思っていた方ももしかしたら「長文を書くのが苦手」なのかもしれない。短文やTwitterのつぶやきのような短い表現方法ならパッと思いつくなんて方も中にいるはずです。
どれが得意か不得意はやってみなければわからない部分も多い。まずはあれこれ試してみましょう。
文章以外で表現する方法もある
それでもどうしても「文章は書くのも読むのも大嫌いだ!!」という方もいるはずです。それなら別に文章にこだわる必要はありません。世の中にはたくさんの表現方法があります。例えば以下のようなものです。
話し言葉
書き言葉
短歌、俳句、詩,コピーのような言葉
演芸(落語、漫才、洒落など)
写真
絵
デザイン、意匠
楽器
メロディ、曲、リズム
声
体(踊り、体操、表情など
演技、劇
映像
料理
プログラム
創造物(建造物、モノ、現代アートなど)
働き方やビジネス
どうでしょうか?パッと見ただけでも沢山の表現方法があることがわかります。そして一言で表現と言ってもそれは各々全く違うものであるということに気づくはずです。
たとえ文章を書くのは苦手でも写真を撮らせたらピカイチかもしれない。写真は全然だめだけど歌うのはすごく楽しいし、無理なく続けられるかもしれない。
あるいは亡くなられてしまいましたがナンシー関さんのように文章と版画(消しゴム版画)を組み合わせて巧みな表現をする方もいます。
一つの表現方法だけにこだわらず組み合わせたりしてみるのも面白いかもしれませんね。
どうやって自分に合った表現方法を探せばいいか?
世の中にはたくさんの表現方法があるというのは伝わったかと思います。でも、肝心なのはその次の段階。
「自分に合った表現方法ってどうやって探すの?」
っていうところですよね。その辺が多くの人が悩むところなんじゃないでしょうか?そこで僕なりに表現方法の探し方を書いてみました。
①子供時代を思い出してみる
まずは過去の経験から見ていきましょう。例えば小学校時代。僕たちは義務教育の中で様々な教科を経験してきました。国語、算数、理科、社会、今なら英語もあるかもしれません。
他にも音楽、家庭科、体育、図工などありましたね。単なる授業とも言えますが、見方を変えればそれは自分を表現する方法を学ぶためのものであったと言えるでしょう。
もしかしたらその中に今は全然やっていないけど当時メチャメチャ得意だったこと、あるいはメチャメチャはまっていたことがあるかもしれない。
授業にはないけど僕の友達なんかは小学校の時にすでに簡単な漫画を作ってそれを友達にみせたりしていました。内容ははっきりとは覚えてないけど、確か宇宙人ものだったかな?それ見て僕は爆笑をした記憶があります。そいつはそのまま美大に行きましたからね。既に自分の表現方法がわかっていたわけです。
でも、段々と年齢を重ねると外野から様々な声が入ってきます。
「そんなことやっても意味がない。」「○○なんてやっても無駄だよ」
そんな声に影響されてあなたも自分が得意だった表現方法を手放してしまったのかもしれません。
確かに当時は周りに影響されてやらなくってしまったかもしれない。だったらもう一度それを始めてみるのはいかがでしょうか?今度は他人の声とか周りがどうとか社会がどうとか関係なく「自分がこれを表現したい」というものに取り組んでみる。
さらに言えばもっと小さいころ。それこそ小学校に入る前に自分が没頭していたものを思い出すのもいいかもしれません。
誰にも言われず誰に強制されるわけでもなく自然にやっていたこと、無我夢中でやっていた事。たとえば絵を描くとか、歌を歌うとか、演技をするとかなんでもいいんです。
そういう原体験の中にもしかしたらあなたの表現方法にピッタリくるものがあるかもしれない。
いずれにせよ過去を振り返り「子供時代を思い出してみる」というのは一つ自分の表現方法と出会うきっかけになるでしょう。
②興味を持ったらまずは試してみる
まず過去を振り返ることから表現方法を探そうとお伝えしました。
しかし中には「過去を振り返ったところで全然自分に合ったものが見つからないよ」という方もいるはずです。
そういう方の場合もしかしたら過去の経験の中で自分に合った表現方法というものに出会えていないのかもしれません。学生時代多くの表現方法に触れられるとは家それが全てではないですからね。
その場合いくら頭の中で「自分に合った表現方法とは?」と自問自答したところで見つかる可能性は限りなく低いです。なぜなら頭の中で考えても今までに試したあるいは経験した表現方法のしか浮かんでこないから。それがしっくりこないから悩んでいるわけですよね?
経験したものの中にないなら新しい表現方法を試すしかないでしょう。その場合大切なのは色々試してみること。これにつきます。
「あっ、面白そう」「ちょっとやってみたいかも」
テレビを見たり、本を読んだり、街に出たりあれこれやっていると時々ちょっとした興味の種が自分の中に生まれることに気づくはずです。大抵の場合それをスルーしてしまうわけですが、スルーしない。自分の中に芽生えた興味の種に注目してみる。それをちょこっと試してみる。
別にいきなりでかいことをやる必要はありません。イラストを描きたいならまずはノートの切れ端に書くのでもいい。文章を書きたいなら無料ブログを開設して文章を書いてみればいいんです。
人に見られるのが嫌なら非公開にしてひたすら書けばいい。あれこれやってみて「自分が楽しめるか」「もっとやりたいな」と思えたなら、それがもしかしたらあなたに合った表現方法なのかもしれません。
まとめ
- 表現方法は一つじゃない
- 子供時代を振り返って表現方法を探そう
- 過去に出会っていない可能性もある。新しい表現方法を色々試そう
一人でも多くの方が自分に合った表現方法と出会えることを願っております。
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
次回もよろしくお願いいたします♪