僕は一時的にニートになってもひきこもりになってもいいと思ってます。人生には時に休憩が必要な時もあるし、ずーっと突っ走れる人ばかりではないからです。各々そうなる事情があるはずですし。
時には息切れして休んでまた少しずつ前進する、それを繰り返して自分のペースで前に進んでいければそれでいいじゃないですか。どっかの誰かのペースに合わせてたら疲れちゃいます。マイペースに生きましょう。
ただ、もしニートやひきこもりになったとしてもただボーっとしているだけではもったいない。それこそ時間というのものは有限ですから、どうせならその時間を有効に使わなければとも思うわけです。
「え?でもニートになったら何したらいいの?」なんて思う方もいるでしょう。学校に行ったり、仕事をしている人と違って身近に「こうすればいいんだな」とまねすべき対象が見つかりにくいニートやひきこもりの中には途方に暮れてしまう方もいるかもしれません。
そこで今回は経験者が語るということで、私が
「ニート、ひきこもりになってもやっておきたいこと」
についてお話したいと思います。これが大正解ということではないですが、やっておいてまず損はないよということをお伝えしていくつもりです。良かったら参考にしてみてください♪
①健康維持に全力を注げ!!
「健康第一!!」
健康は全ての基盤となるものです。何をするにも健康でなければ始まりません。仮に今すぐには動き出せなくても何かのきっかけで「あれやってみようかな。」と思うことがあるかもしれません。その時に自分自身が健康でなかったらどうでしょうか?なかなか動き出せませんよね?だからまずはなによりも優先すべきは健康であるということです。
中には「何を当たり前のことを」と考える人もいるかもしれない。でもニートやひきこもりになるとものすごく不健康な生活になりがちなんですよ。(全ての人ではないけど)
そういった方の場合家や自室にこもりがちの人が割と多いはずです。そうなるとまず運動量がぐっと減ります。通勤や通学をされている方なら半ば強制的に歩いたり階段を上ったりといった形で体を動かしますが、ニートやひきこもりになるとその機会がかなり少なくなりますよね。
僕も経験がありますが時には一日中イスに座りっぱなしであったり、人によってはベッドの上で一日を過ごしたという方もいるかもしれません。たまにならそういう日があってもいいかもしれませんが、続いてしまうようだとやはり体にはよくないんですね。
以前テレビか何かで見たのですが、一日中座りっぱなしだと死亡のリスクが高まるという研究結果があるそうです。(アメリカの研究だったと思う)じーっとしていると血流が悪くなる、運動量の少なさから肥満になるなどいろいろな要因があるとは思いますが、基本的には「動かなすぎる」というのは健康に良くないようです。
またあまり外に出ない人の場合日光に当たる機会が少なくなり、その結果幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」の分泌が低下。セロトニンは感情をコントロールし精神を安定させるホルモンと言われています。これが分泌されないと場合によっては不安感が強くなったりすることもあるわけです。
また何も予定がないとついダラダラと夜更かしをしてしまったり、睡眠時間にばらつきが出てしまうということもありますよね?場合によっては徹夜をしてしまう、あるいは昼夜逆転の生活になるなんてこともあるわけです。
睡眠の質というのは健康を維持する上でとても大事です。ある程度睡眠時間が取れなければ心身ともになかなか疲れが取れません。疲れが取れない状態では頭がボーっとしてしまったり疲労感からやはり活動したくないので、また一日動かないまま‥‥‥という悪循環にハマってしまったりもするわけです。
このようにあげればあげるほどニートやひきこもり状態の人の場合不健康な生活に陥る可能性が高いです。だからかなり意識して健康を保とうとする必要があります。
といっても別にハードな運動をしろとかそういうことを言っているわけではありません。例えば普段椅子に座りっぱなしの人なら、30分に一回ぐらいは立ち上がって、その場でストレッチをするとかね。あとは少し部屋の中をぐるぐると歩き回るのもいいでしょう。
外に出ることが可能なら少し散歩をするのがいいですね。散歩は気持ちもスッキリするし、血流も良くなるし晴れた日なら日光も浴びれるので一石三鳥。運動が苦手な人には「とりあえず散歩しましょう。」と伝えたいです。
家から出れないという方なら、部屋の中で出来る運動としてもも上げやストレッチなんかをするだけでもだいぶ違います。Youtubeで検索をすればいくらでもやり方が出てくるので、外に出れないなら出れないなりの方法で体を動かしてみましょう。
冒頭でもお伝えしたように健康というのは全ての基本です。今はもしかしたら社会に出ることに前向きになれないかもしれない。だったらひとまず「今後動き出す時のために自分の健康だけは守る!!」という意識でいるといいでしょう。何をするにも健康であればこそです。そのことをお忘れなく。
※ただし病気の診断などを受けている場合は自己流ではなくお医者さんの指示などを仰いでください。
②本を読みまくれ!!
ニートやひきこもりの方の場合「この先どうしたらいいんだろうか?」と自分の行く末に対して不安を感じている方もいるはずです。中には「自分の人生はもうダメだ。」と思ってしまっている方もいるのかもしれません。そんな方に僕は言いたい。
「とにかく本を読もう。」
このブログではもう何回言ったかわかりませんが、僕はことあるごとに読書することをオススメしています。理由はカンタンで「本には古今東西、過去から現代にいたるまであらゆる人の知恵が詰まっているから」です。
自分の中で「もうダメだ。」と考えていたとしても果たしてそれは本当なのでしょうか?もしかしたら自分の知っている知識の中だけで決めつけてしまっているのかもしれません。でも自分が知っている事なんてほんのわずかなことにしか過ぎない。だったら本読んで他人の知恵を学ぼうぜ。
人間の悩みというのは昔から以外と変わっていなくて過去の時代を生きた人たちも実は僕らと同じようなことで悩んだり、苦労をしたりしてます。そして実際にそれを「こうやって乗り越えた」とか「こういう風にしたらうまくいった」なんていうことが本には書かれていたりもします。そういう人の知恵をうまく使いましょう。
もちろん100%正解が書いてある本なんてありませんよ。そこは期待しちゃいけない。正解は自分の中にあるものなので。でも、「あれ?この人の悩みとか境遇ちょっと似てるな」とか「あの人もこういうところで悩んでたんだ」なんてことは本を読めば必ず見つかります。
正解は見つからないかもしれないけど、ヒントやきっかけになる本は存在するわけです。そういうものを足掛かりにすれば今悩んでいる事や苦しんでいることが解決するかもしれません。
あとは単純に
「知らないことを知る」
って楽しいと思うんですよ。本を読むと「ええ?そうだったのか‥‥‥。」なんてことばかり。自分は以下にモノを知らなかったのかということを思い知らされます。でも、知らないことで落ち込む必要なんてないんですよ。知らなきゃ学べばいいんです。そんで実際に知識が全くなかった自分が本を読むことで知識がどんどん増えていく。それってすごく楽しいことなんですよね。楽しいし知識が増えると自信になったりもするんですよ。
昨日まで全く知らなかった分野のことが少しわかるようになるって成長じゃないですか?成長は自信につながります。そういうのを一人でも出来るのが本を読むことだと思うんです。
それにそうやって本を読み進めていくと
「あれ?この分野おもしろいな。」という感じでもしかしたら自分の興味のある分野が見つかるかもしれません。それは歴史なのか、小説なのか、哲学なのか、趣味なのかはわかりませんがそんなものはなんでもいい。そしたらそれをさらに深掘りして学んでみる。それ続けたらいつの間にかその分野に関して相当な知識持った人になれますよ。
そんで、せっかくならその知識をアウトプットするとなおよし。家族と普段話すなら家族に話してもいいし、僕のようにブログなんかで発信してもいいでしょう。アウトプットすればさらに知識も定着するし、場合によってはその知識が人の役に立つこともあるかもしれません。
あるいは「へぇ、世の中にはこういう活動をしている人もいるんだ」ということを知り、自分も近いことをやってみたくなるかもしれない。本を読むことでそうやって動き出すきっかけになる可能性もあります。どうです?そろそろ本が読みたくなりましたか?(笑)
そんなわけで本を読むことって僕の中では「得しかない」と思ってます。少なくとも「損をすることはない」と。知らないことが知れて知識が増えて、きっかけやヒントがもらえていいことづくめ。一度学んだ知識は一生ものですしね。
だからニートやひきこもりの人には本を読んでほしい。自分の知らないことを知ってほしい。自分の知らない世界に触れてほしい。ドンドン本を読んで得をしてほしい。自信をつけてほしい。せっかく時間があるわけだからちょっとでも得しましょう。
まとめ
- 健康を第一に
- 本を読みまくれ
ニートやひきこもりになったらとりあえずこの二つを意識してみてくださいね♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします♪