3月も終わりですね。
4月に入ると新生活がスタートするという方も多いでしょう。
『新社会人』『新入社員』『新入生』『新天地』などなど、この時期には『新』という言葉をあちこちで見かけます。不安な人もいるでしょうが、どちらかというとワクワクした気持ちの人が多いのかな。
ただ僕は世間の人達が新生活をスタートさせようとしている姿を見るのがとても辛いと感じる時期があったんです。
若かかりしニート(僕)は辛かった
それは、僕が大学を卒業して半分ひきこもりニートの時になって1年ほど経った時の事です。
当時の僕というのはたまに外出する程度、基本は家で閉じこもりがちの日々を送っていました。自分に自信が持てないまま淡々と過ぎていく日々。自分のことが嫌いで自己否定ばかりしながら毎日を過ごしていたんです。
そんな状態で家で鬱々としながら、テレビ見てたらね外の世界では皆が新生活をスタートさせようとしているわけですよ。
そういう人達をテレビ越しに見てるとつい比較しちゃうんですよね。輝かしい未来を描いているであろう人たちと、何もできず後ろ向きで暗い気持ちで部屋にこもりがちの自分。そりゃ、へこむわ。
「世間では皆がこれから新しい生活を始めようとしているのに、自分は何も出来ていない。ほんと自分はダメなやつだ。」
こんな風に思ってましたからね。ますます自分追い込んでました。すんごい置いてけぼり感を味わいました。春なのにどんよりした気持ちになったもんです。
やっぱ自分がうまくいってない感じがするとね、周りを羨ましく感じてしまうものなんですよ。特にこれから希望に満ちた生活をスタートしようとしている人達を見るともうまぶしくてしょうがない。自分が暗ーい部屋で暗い気持ちで過ごしていると一層そういう人達が輝いて見えましたねー。あの時はほんとに苦しかった。
そうやって当時の僕はそうやって何も始められない自分と世間を比較して嫌になってしまっていたんですが、今は本読んだり人と会ったりする中でニートなりに成長しまして当時とは違う考えを持つようになりました。
世間とか関係ないんじゃない?
よくよく考えたらなんですけど、なんとなく春とか4月って新生活スタートってイメージあるけど本当はそうでもないかなーって今は思ってます。
テレビとかで取り上げられるから『皆が新しい生活スタートしました』って感じになるんだけど、実際は5月から仕事始める人もいるだろうし、引っ越しとか新しい場所に移住する人もいる。大学も9月スタートとかありますからね。そう考えると別に4月だからとか春だからということに捉われて比較してしまう必要なんてないんじゃないかな。
『その人のタイミングで新しいこと始めればいいじゃない』
最近は比較する必要なんて全くないじゃんって思ってます。だって人には人それぞれの事情がありますからね。
例えば病気だったらしっかり治ってから何か新しいこと始めればいいし、どうしても精神的にしんどければそれが楽になってからでいいんです。今どうしても動き出せないのであればそれが出来る準備が整ってからスタートするべき。
世間がどうとか、周りが新しいことを始めたからなんて事で振り回されてしんどくなる必要なんてありません。それで焦ったりできない自分を嫌になってしまうのはしんどいし、エネルギーも奪われちゃいます。それこそいざ新しいこと始めようとしたときにエネルギー不足に陥ります。自分で自分を責めてしまうとほんとしんどさしかありませんよ。当時の僕みたいにね。
新生活なんて人それぞれですからね。タイミングなんて関係なくて一人一人が何か始めたらそれが新生活のスタートなんです。たとえ周りの人が新生活スタートさせていて、自分は何も始められていないとしても慌てないでください。「今、自分は何か始めるタイミングではないんだな」「何で新しいこと始めるタイミングを世間に合わせなきゃならんねん!」位に思っておけばいいんです。ほんと比較は無意味。それだけはいいたい。
何でこんなこと書いたのかっていうと、この時期ニートとかひきこもりの人の中には絶対周りと比較して落ち込んじゃう人いるだろうなーって思ったからなんですよね。僕がそうだったから、一定数はいるんじゃないかと。でもそこ落ち込むところじゃないです(笑)って事を僕は言いたかったんです。
そこで、へこむぐらいならちょっとずつでもいいので自分が出来ることやしたいことをやっていきましょう♪世間と比較してへこむぐらいなら興味のある分野の本読んだり、人と会ったりして1ミリでもいいので昨日の自分よりも良い自分になりましょう。自分のペースでやればいいんです。しんどくない範囲でね。
そんな事を家でたそがれながら思いついたので書いてみました。ほんと世間の声じゃなくて自分の声ね。これ大切にしていきましょう。
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします♪