「今の自分を変えたい」
今の自分に納得しておらずそう思い悩む人もいるのではないでしょうか??
ただ、人が変わるのってなかなか難しいですよね。僕もそうですが誰しも自分が生きてきた中で築かれた考え方や生活パターンがあります。それをガラッと変えるのは容易なことではないでしょう。
「じゃあ、どうすれば人は変わることができるのか??」と僕もいろいろ考えていて本を読んだり、ネットで色々な情報を検索してみたりしたんですね。そしたら「人が変わる方法」についての名言を載せているサイトにたどり着いたんです。
ここに書かれていた経営コンサルタントの大前研一さんの「人間が変わるための3つの方法」という言葉が変わりたいと思っている人の参考になるんじゃないかと思ったのでシェアしてみようと思います。
人間が変わる3つの方法とは??
大前さんは人間が変わる方法を次のように述べています。
人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
一つずつ見ていきましょう♪
1、時間配分を変える
時間配分を変えるというのはシンプルですよね。たとえば受験勉強。このままじゃあ、志望校に受からないっていう状況の人がいたとします。こっから「志望校に受かる人」に変わる必要があるわけです。
この場合まずすべきなのは「時間配分を変えること」です。今まで遊びや部活などに費やしてきた時間を勉強に当てるようにする。今まで家で2時間しか勉強していなかったのを8時間費やすようになれば少なからず成績は向上するでしょう。
受験勉強でいえばホリエモンこと堀江貴文さんは東大受験の際にまさにこの時間配分を変えることを徹底されています。
堀江さんが単語の丸暗記を始めたのが高3の夏休みに入る頃。
「1日24時間のうち10時間を睡眠・食事・風呂などに当てて、残りは単語ずっと暗記です。14時間も使えます。14時間で2ページ。単語数は派生語入れても50行かないくらいです。」
それまでの生活から時間配分を見直し、睡眠、食事、風呂以外はひたすら英単語の暗鬼に費やす。さらに東大の過去問を徹底的に解く。この方法で彼は見事に東大に合格されたというわけです。
まぁ堀江さんの例は極端かもしれませんが、自分が変わるためには必要のないところに時間を費やさない、そして徹底的に必要なところに時間を費やすという「選択と集中」が大事になってきますね。
変わりたい人はまずこの「時間配分を変えること」を徹底してみましょう♪
2、住む場所を変える
これは環境を変えると言いかえてもいいかもしれません。ずーっと同じ場所に住んで同じような日々を過ごしていると知らないうちに周りに住んでいる人の考え方に影響を受けるものです。自分自身の考え方や行動様式も固定されがちです。もしくは周りの人と似たような形になってしまいます。
まぁ、それで違和感や行き詰まりがなければ全く問題ありません。でも人によっては「何かおかしい。自分はこうじゃないはずだ。」と居心地の悪さを覚える人もいるでしょう。
その場合「住む場所を変える」(環境を変える)というのも選択肢の一つです。
都会から田舎、田舎から都会、日本から海外、海外から。規模を小さくすれば都道府県を変える、住んでいる市町村を変える、同じ市町村の別の地区へ引っ越すなどなど。
田舎暮らしがしたいと思っているのに都会に住んでいても田舎暮らしをするのは難しいでしょう。それなら住む場所を変えて田舎に引っ越してみる。いきなり引っ越すのが難しければプチ移住という形で週末だけでも田舎に暮らすなんていう人も最近はいるみたいです。
そうやって日常に変化をつけてみるというのもありでしょう。住む場所が変われば半ば強制的にありとあらゆるものが変わります。住居も変わりますし、気候、自然、周りの住民、職場など変わらないものはほとんどないはずです。
周りが変われば自分も変わります。そうやって新たな自分、変化した自分に出会うきっかけになるという点で「住む場所を変える」(環境を変える)というのは有効だと言えるでしょう。
さらに住む場所を変えるといった大規模な変化を加えなくても小さく環境を変えることで気づけることは沢山あります。普段ひきこもりがちの人が図書館に行ったり、相談機関に行ってみるのもいいです。
あるいは思い切って少し遠くまで旅行するのもいいかもしれません。旅行も短期間ではあるけども「住む場所を変える」ということになりますからね。普段いる場所から離れてみることで気づけることは沢山あります。少なくとも何かが変わる、何かに気づくきっかけにはなるはずです。
僕も以前京都に一人旅行をした時には改めて色々なことに気づくことが出来ました。「のんびり一人で過ごすのが好きなこと」「自然の中をゆっくり歩くのが好きなこと」「静かな場所が好きなこと」「色々考えるのが好きなこと」などなど。
自分の中で何かが大きく変化することはなかったけど、場所を変えることで気づけることは沢山あります。そうした小さな気づきや変化を捉えることも人生を豊かにするうえでは大切なんじゃないかな。そのために今いる場所から移動してみるというのも一つの選択肢として考えてみてください。
3、つきあう人を変える
これも環境を変えるに近い考えかもしれません。
僕らは少なからず普段つきあっている人に影響されているものですよね。親、友人、恋人、知り合い、職場の人などなど。
変えれるもの、変えられないものがあると思いますがそうした人間関係を変えていくことで考え方や行動などが変わっていく。
よく聞くのは「自分の周りにいる5人(10人)の平均年収が自分の平均年収だ」という話。
普段接しているのが親と数名の友達のニートちゃんの僕はどう解釈すればいいんじゃという話なんですが、働いている人の年収ということでいえばこの考えがある程度当てはまるようです。
ただ、ここでちょっと考えなきゃならないのは「じゃあ、もっと平均年収が高い人たち、たとえば経営者の人たちとばかりつきあっていれば自分の年収は上がるのか?」
っていうことなんですよね。
そもそも、ニートちゃんの僕が経営者と出会える可能性は低いし付き合ってもらえる可能性はほとんどないといってもいいでしょう。まずメリットがないしね。悲しいけどさ。
そう考えると仮に成功者になりたいとか、もっとお金持ちになりたいとかっていう方向に変化したいなら「そういう人たちに付き合ってもらえるようになる」っていうのがまずは大事なんじゃないかな?
何かの分野で実績残すとか、メッチャ有名になる(タレントとかアスリート)とか能力がメチャメチャ高いとかね。「この人と付き合っててメリットがあるな」と思ってもらえる人材になる。そうじゃないと多分付き合ってもらえないよね。
そう考えると「つきあう人を変える」っていうよりも「より高いレベルの人に付き合ってもらえる能力を身に付ける」っていいかえた方がいいんじゃね?そして自然と「つきあう人が変わる」から、周りもハイレベルになって自分もよりハイレベルになれるんじゃないのかな?なんて思いました。
まぁ、この辺は人によって考え方違うのかな??3つ目に関してはちょっと難しい部分もあるよなというのが正直なところ。ただ、つきあう人が変われば自分の考えや行動が変わるのは間違いないです。
もし、周りに違和感バリバリの考えの人しかいないのであれば思い切って環境変えて強制的に付き合う人変えちゃうのもアリかもね。個人的には環境を変える方がやりやすい気はしています。
意志の力に頼るな
大前さんは上記の3つに加えて
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
ともおっしゃってます。決意する、つまり意志の力に頼るなって事ですよね。
僕らって結構自分の意志の力を過信している部分があるんですよ。何かうまくいかなかったり、行動できなかったりすると「つぎからは頑張る!!」とか「今度こそやってやる!!」って考えがちなんです。
でも、それじゃあなかなか行動できないし変われないことも多い。強靭な意志を持つ人なんてそういません。そこでへこむんじゃなくて今回大前さんがおっしゃっていたように時間配分を変える、住む場所を変える、つきあう人を変えるっていうことに注力してみてください。
さらに人が変わるためには行動が必要です。なかなか行動が出来ないという方がいるのであれば、以前ご紹介した行動科学マネジメントについて書いたこちらの記事やこちらの記事やこちらの記事を参考にしてみてください♪
まとめ
人間が変わる方法は3つ。
- 時間配分を変える。
- 住む場所を変える。
- つきあう人を変える。
意志の力に頼らない!!!!
なかなか自分を変えることができない方はぜひ参考にしてみてください♪あといきなり全部変えようとしないこと。ちょっとずつ変えるのが吉であるというのもお伝えしておきます♪
それでは今回はこの辺で!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!