お正月気分も抜けようかという時にこんなニュースが飛び込んできました。
ざっくりいうと婚約者と一緒に実家に帰ってきた男性が父親と口論になり、突発的に父親を包丁で刺殺してしまったという痛ましい事件です。
口論の理由が何なのかは分かりませんが、婚約者を連れてきていたということは結婚の報告でもするつもりで帰省したのかもしれませんね。ただ男性は無職だったということでもしかしたら父親から「仕事もしてないのに結婚なんかできるか!!」とでもののしられたのかもしれない。(あくまで想像です)
親子といえど喧嘩はするでしょう。関係性があまり良くないという親子の話なんかそこらじゅうにありますから。でも「包丁で刺す」という殺人にまで及んでしまったということを考えると容疑者と父親は普段から相当折り合いが悪かったのだと思わざるをえませんね。
親子といえど必ずしもいい関係を築けるわけではない
この容疑者と父親がどういう関係だったのかはあくまで想像でしかありません。現時点では動機もよくわからないのです。でも少なくとも「仲がいい」という関係性ではなかったはず。
仲は決して良くないんだけど息子からしたらようやく婚約者ができて結婚できそうだし、両親に報告することで喜んでもらえると思ったのかもしれない。そこが失敗だったのではないかと個人的には思うんですよね‥‥‥。
そりゃ普通に仲がいい親子関係なら息子が婚約者を連れてくるのは大歓迎でしょう。親からすれば嬉しいだろうし祝福してあげたくなるはず。でも今回のケースはおそらく違うんじゃないかな。けっこう関係性はこじれてるはず。(あくまで想像ですよ。)
仮にもしそんな関係性なら実家にも帰らなければよかったのだと思います。ドライかと思われるかもしれないけど、別に誰かと結婚をするのに両親に報告したり許しをえる必要はないじゃないですか。大人同士なんだから好きにすればいいと思うんです。
多くの人は容疑者が無職ということで「そりゃ口論にもなるでしょ」と思うかもしれません。でもそれだって相手の女性が納得しているのであれば全く問題ないじゃないですか?
もしかしたら女性の方がけっこう稼いでいて仕事は女性がやる、そのかわりに容疑者は家事担当の主夫になることで合意していたという可能性もあるでしょう。それで生活が成り立っていけばいいはずです。結婚の形なんて人それぞれだと思うんだよなぁ‥‥‥。
でも容疑者の父親は77歳だし、やはり「男たるもの働いて稼がなければ結婚なんてできない。」という価値観だったのかもしれない。その場合いくら話したとしてもおそらく納得してもらえないだろうし場合によっては「何言ってんだ!」と否定されちゃかもしれない。そこからもしかしたら口論になってしまったのかもしれない。(何度も言うけど想像です。)
事件は父親を刺してしまった息子が100%悪いし、かばうつもりもありません。だけど婚約者と共に実家を訪ねていなければ起こらなかったはずの事件じゃないか?とも思うんですよね‥‥‥。なんか後味が悪い。
仲のいい親子関係の人からしたら信じられないかもしれないけど、世の中には親子といえど全然分かり合えない関係の人達も確かにいるんですよね。
「親子だから仲良くするべき」「親子だから歩み寄るべき」というのは確かに素晴らしい考えだし正論なんだけど、それができないぐらい関係性が壊れてしまっているのならそこは無理してくっつこうとしなくてもいいんじゃないかな?
むしろ長年の積り積もったものが爆発して今回のような事件に発展してしまったり決定的に関係性がこじれてしまう可能性もあるでしょう。
親子だろうが兄弟だろうが血がつながっていようがいまいがそれは同じ。血がつながっていても「骨肉の争い」なんて事が起こったりもするわけですから。
ちょっと寂しいけどもどうしてもだめならそこは割り切って別々の道を歩めばいいんじゃないでしょうか。仲良くできれば仲良くすればいいし、無理なら距離を置く。それが一番余計な争いがなくていいのではないかと今回の事件を見ていて思いました。
※今回の事件の動機や親子の関係性についてはあくまで僕の想像です。
ちなみに僕は親との関係は悪くはないので,もし万が一の確率で結婚できそうなら親に報告すると思います。まぁ現時点でその可能性は‥‥‥。お察しください!!!!
それでは今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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