オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

【レンタル同行人】ラブホテルで働く依頼者さんからディープなお話を聞かせてもらいました!!

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今回は久々にレンタルの依頼を受けました。依頼者さんは男性で30代半ばと僕とは年齢も近い方です。その依頼というのが僕のレンタルでは初の夜中から朝まで依頼者さんと一緒にいるという内容。その具体的な内容はというと、「身近な人には言えない話を聞いてもらいたい」ということと「夜勤に合わせて時間調整をしたいんだけど、一人じゃ寝てしまうからその調整に付き合って」というものでした。

 

身近な人には言えない話っていうのは、意外と僕みたいな関係性が遠い人間の方が話しやすいっていうのはあるみたいですね。おそらく身近な人に重めの話とか踏み込んだ話をすると関係性がこじれたりする可能性があるけど、あまり近しくない僕のような人になら仲が悪くなるとか気まずくなるという心配をしなくてすむからだと思います。チクられたりとか、あの人と繋がってないだろうかといった余計な心配もしなくいいですしね。

 

で、時間調整についてですが依頼者さんはラブホテルに勤務してる方で、普段はローテーションで夜勤と日勤を繰り返す働き方をされているんですよね。それで次の日から夜勤なんだけど、一人でいたら寝てしまいそうだとのことで誰かといれば寝ないで済むだろうと思って僕に依頼をしてくれたみたいです。なるほど、こういう需要もあるのかと。レンタルされていると人によって色々求めているものが違うことを知れて勉強になりますね。

 

 

池袋の居酒屋にて雑談開始!!

身近な人に言えない話は確かに身近な人には言えない話だった!!

今回依頼者さんとお会いしたのは池袋。待ち合わせの時間は24時。お互い事前に「こんな格好してますよー」と教えあっていたのですぐに合流することができました。で、そのまま近くの居酒屋に入ることに。ここの居酒屋が安くてなかなかボリュームがあったのでまた行きたい。(店内めっちゃ空いてたので次回行った時にやってるかどうかが心配です)

 

ちなみに依頼主さんはちょっと前からの僕のことを知ってくださっていたみたいで、いつ依頼をしようかとタイミングをうかがっていたとのことでした。で、今回たまたま夜勤のために時間を調整しなければならなかったので、「このタイミングだ!」とのことで、連絡をくれたとのこと。

 

お店に入ると、「好きなものを頼んでいいですよ」と言ってくださったので、お酒をいただいて、あとは依頼者さんが注文した料理を一緒にいただきました。乾杯をして料理をつまみながら雑談開始です。まずは依頼内容にもあった「身近な人には言えない話」を聞かせてもらいました。

 

で、聞いた感想を率直に言うと「確かに身近な人には言えねー」というものでしたね。あんまり家族とかに相談できるものでもないし、友達に言うのもビミョーかも・・・。具体的な内容は守秘義務もあるので詳細はちょっと言えないかなぁ。まぁ、この話にタイトルを付けると「義理と恩の板挟み」という感じでしょうか。こりゃ自分の中だけでためこんでたらちょっとしんどいし、誰かに話をしたくなるよなーと。

 

とはいえ僕にできることは話を聞くだけです。依頼者さんも解決を望むというよりは「こんな感じで今こうなってて」という具合に、とにもかくにも話をしたいという感じ。それを僕は「マジですか!?それはすごいですよね」「僕ならどうするかなぁ」なんて相槌を打ちながらひたすら聞く。(もちろん解決策を考えてと言われたら一緒に考えますが)

 

レンタルをしていて何よりも面白いのは、やっぱり他人のちょっとした経験を聞かせてもらうことなんですよね。他人の人生には自分にはない引き出しが沢山あって、その中には僕が知らない世界が詰まってるわけですから。それを聞けるのはとても刺激的だし、個人的にはレンタルをされつつもちょっと取材をしているような気分でやっております。

 

そんなこんなで話は進み、今度は依頼者さんの仕事の話に。先述したように依頼者さんはラブホテルで働かれている方なので、「ラブホの職場事情」について色々教えていただきました。

 

ラブホのアレコレについて 

ちょっとあいまいな部分もあるのですが、僕が教えていただいたのはこんな感じです。

 

  • ラブホは人手不足なので非常に入りやすい
  • 仕事はフロントと客室の片づけがメイン
  • ラブホで働く人は経歴や性格など個性的な人が多い
  • 警察沙汰、もしくは警察の人が時々手配犯を探しに来ることもある

 

ひとつずつ説明していきます。

 

ラブホは人手不足なので入りやすい

聞いたところによるとラブホって想像以上に人手不足なんです。依頼者さん曰く「5人面接に来て採用決まってそのうち4人はやめてしまう」のだそうで、やはり夜勤がしんどいとか、独特な人や個性的な人とうまく人間関係を築けないということもあるのでしょう。

 

そんなわけでラブホはどこの店も人手不足。それこそ猫の手も借りたいぐらいなので、多少経歴に不安があっても採用してもらえる可能性は高いそうです。

 

実は今回レンタルをしてくれた方も、仕事を転々としていたり引きこもった経験もあるなど経歴的にあまり自信はなかったそうなのですが、ラブホに関しては割とすんなり採用されたとのこと。もし、「これから働こうと思うんだけど、経歴面で躊躇しちゃんだよなー」という人がいたらラブホで働くのも選択肢に入れてもいいかもしれません。

 

まぁ、受けてみて結果的に無理っぽ層だったら辞退すればいいだけの話。なんせ5人くれば4人はやめるわけですから、採用側からしても来ないのが当たり前ぐらいに思ってるはず。逆にそれで「意外としっくりくるかも」と思えればそれはそれでめっけもんです。案外お試しで入った職場が自分にとっては合うということもあるわけですから。

 

仕事はフロントと、客室掃除がメイン

これはあくまで社員とかではなくて一スタッフとして採用された場合だと思います。店長とかマネージャーになればスタッフの管理とか売り上げや採用などもっと多くの業務が発生することは当たり前です。

 

ただ、スタッフとしてであればやることは受付業務か、お客さんが利用した後の部屋の片づけといったことがメインになるそうです。

 

この辺ちょっとあいまいなのですし、店にもよるのかもしれませんが確かフロント担当と客室担当のどちらをやりたいかは選べるんじゃなかったかな。なので、「あんまり人と接したくない」みたいな人は客室メインで、「人と接することが好き、もしくはそんなに苦じゃない」という人は受付メインでやると働きやすいかもしれませんね。

 

ちなみに「部屋の使い方めちゃくちゃだったりすることってないんですか?」と聞いてみたところ、案外そこまで驚くような使い方をするお客さんというのは少ないとのこと。ただ、ごみが散乱していたりお酒の空き缶などが大量に置かれているなんてケースはあるようです。おそらく続けていくとその辺も淡々と処理できるようになるのかな?

 

ラブホで働く人は経歴や性格など個性的な人が多い

「ラブホに来る人はどういう人が多いのでしょうか?」

 

依頼者さんに聞いてみたところ、どうも経歴や性格面でなかなか個性的な人が多いそうです。まぁ、考えてみればそもそも採用された人がほとんど定着しない職場にあえて来る人たちなわけですから、自然とそういう人が集まっても不思議ではないのかもしれません。また、先述したように採用のハードルは低いというのもあるでしょう。

 

ただ、個性的といっても本当にバラバラなんだなと聞いていて思いました。それこそ、依頼者さんのようにひきこもり経験があるような人もいれば、音楽とかそういう表現者としてガチで活動しているんだけどそれだけじゃあ食べれない。なので活動に支障がなくて融通が利くバイトを探しててラブホにたどりついたり、かと思いきや昼と夜の仕事を掛け持ちしながら働く苦労人のような人まで千差万別です。

 

これをどう捉えるかはその人次第でしょうが、面白いと思える人もいると思うんですよね。だって、あんまり音楽とか表現活動やってる人の話とかって聞けないじゃないですか?似たような人たちばかりの集まりだと、話題も似たようなものになりがちだけど個性的な面々がそろっているということは、それだけ各々がしてきた経験や持っている話題も刺激的だったりすることもあるわけで。そういうのが楽しめるっていう人ならラブホもありなのではないかなぁと思いますね。

 

警察沙汰、もしくは警察の人が時々手配犯を探しに来ることもある

これはなかなか刺激的なお話かもしれません。時々ラブホで事件があったなんてニュースが入りますが、ああいうのって頻繁にあるものなのかなって思ってお話を聞いてみることに。

 

ニュースに流れるような大事件なんてことはめったにはないみたいですけど、お客さん同士のトラブルなんかはやっぱりあるみたいですね。まぁ、でもそれを言えばコンビニだってそうだろうし、世の中にある多くのサービス業ではその可能性があるわけで、ラブホだけが特別危険ってわけではないとも思いますが。

 

あと、これはラブホならではだなーと思ったのは、警察の方が「こんな人来てませんでしたか?」って手配犯の聞き込みで来ることもあるんだそうです。ラブホって一般的なホテルと違ってそんなにしっかりと身分証明書を確認されたりはしないでしょうから、逃亡犯からすると身を潜めやすい場所ですもんね。そうやって、ラブホからラブホへなんてケースも無きにしもあらずかも。

 

雑談の後はカラオケで始発まで歌いまくる!!

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他にもラブホのディーブな話を山ほど聞かせてもらったのですが、依頼者さんのプライバシーがありますからここもカットです。いやぁ、予想以上に面白かったです、ラブホ話。「そんなことあるんですか?」っていう話をどっさり聞けたので、また一つ自分の中で面白い話を蓄積することができました。依頼者さんには感謝でございます。

 

そんなこんなで2時間以上は話をしていて、そろそろ店を出ましょうかということになりました。で、次に向かったのは近くにあるカラオケ店。そこで始発の時間まで過ごしました。

 

ここではあんまり会話はなかった気がします(笑)時々「おー、この曲懐かしいですねぇ」とか「いやぁ、○○好きだったんですよ」みたいなことを言った記憶はありますがが、基本的に僕と依頼者さんが交互に曲を入れあうという形に。久々のカラオケということもあったしほぼ休みなしで歌いあってたのでやっぱり喉がしんどくてね。20代の頃とか一人カラオケで連続で曲入れても問題なかったころを思い出して、自分の老いっぷりに涙を流しそうになったとかならなかったとか。

 

依頼者さんとはお互い年齢が近いということもあって、知ってる曲だったり自分たちの青春時代にはやっていた曲が中心だったので「この曲全くわからねぇ・・・」と戸惑うこともなく楽しみながらカラオケに興じました。それこそ、僕の10個ぐらい下の人とかカラオケ行くと「ふあっ!?」ってなるときありますからね。ゼンゼンキョクガワカラナイ・・・。そんな時もとりあえず手拍子して知ったかしちゃう自分の器の小ささよ。

 

そんな僕とは対照的に依頼者さんはちょこちょこ今売れてる人たちの曲も歌ってたりして偉いなぁと思ったり。僕はほんとに今の人たちの曲って分からないんですよね。これは単に僕の怠慢でしかないわけですが、まさかここまで流行りの曲に疎くなるなんて思いもしなかった・・・。このまま放置してたら感性がどんどん老いていく気もするので、ちょこちょこ若者の流行りとかもチェックしなければなぁと思います。

 

レンタル終了!!

カラオケで3時間近く歌いまくって帰宅することに。帰りにはなんとお土産でお菓子までいただいてしまい至れり尽くせりでした。ほんとにありがたいことです。

 

とても丁寧で話しやすい雰囲気の依頼者さんでした。また、ラブホのことや「身内にはできない話」のその後についてもお聞きできればと思っております。

 

レンタル受付中!!

レンタル同行人の依頼を受け付け中です。今回のように時間調整で利用したいという方や、カラオケで歌いまくりたいという方からの依頼も大歓迎!!一人だとハードルが高いこともレンタルすればできるかも?レンタルに興味がある方は↓に利用方法や過去記事も貼っておくのでよかったらご覧ください。

 

【過去記事】

【レンタル同行人】はじめてアイドルのライブに行ってきた!! - ニート気質な僕の生きる道


 【レンタル利用方法】

『レンタル同行人』のルールや利用方法についてまとめてみた。 - ニート気質な僕の生きる道