オバログ

日記から読んだ本や映画の感想、時事問題まで綴るブログです。弱者の戦い方、この社会がどうあるべきかも書いていきます。

【レンタル同行人】2020年1回目のレンタルは落語に連れて行ってもらいました!

※このブログはアフィリエイト広告を利用しています。記事中のリンクから商品を購入すると、売上の一部が管理人の収益となります。

2020年に入ってまだ一度もレンタルされていなかったので「そろそろまたレンタルされたいなー。」なんて思っていたところ、以前、1度レンタルをしてくれたから久々に連絡をいただきました。(以前のレンタルの様子はこちらから)その依頼内容は落語に一緒に行きませんか?というものでした。依頼主さん(以下Aさん)は元々は知人と行く予定だったらしいのですが、その人の都合が悪くなってしまいチケットが一枚余ってしまったとのこと。どうしようかと考えていたところ、以前僕をレンタルした際に「今度機会があったらぜひ落語に連れて行ってください」と言ったのを覚えてくれていたんですね。

 

まさか覚えていてくれるとは思っていなかったのでこれにはびっくりでしたね。そんでもって、落語はいつか行きたいなぁとほんとに思っていたので、 気持ち的にはやや食い気味に「ぜひお願いします!」と返信をさせていただき落語にご一緒させていただくことになりました。

 

 

まずは近況について雑談をする


落語は東京の王子にある『北とぴあ』という場所で行われるとのことで、僕らは最寄りである王子駅の近くで待ち合わせをしました。開演が19時からなので、その前にごはんでも食べながら近況について話しましょうということで、僕らは落語が行われる会場のすぐ近くにあるファミレスに移動することに。この日は土曜ということもあって、僕らの前に家族連れやカップルがいて、席に着くまでちょっとだけ待ち時間がありましたがそれでも5分程度で席に案内してもらいました。

 

席について各々料理を注文後、近況についてお話をしていきます。以前会ったときの記事にもあるようにAさんはラブホテルで働いている方なので、まずは最近のラブホ事情や職場の様子についてお聞きすることに。

 

「最近客数が減ってるんですよねぇ・・・。」

 

Aさん曰く、2019年の10月に消費税が10%になった前後から、店にくるお客さんの数が明らかに減ったそうです。それまでは前年の売り上げを上回るなんて話も出ていたそうですがそれも過去の話。うーん、増税はラブホの運営にも影響を及ぼしているんですねぇ・・・。生活必需品は毎日のように買うわけで、この2%増えた分がじわじわとのしかかって、庶民の財布のひもは固くなる。となると、ラブホテルのような必需品とは程遠いものに対してお金を払う人は少なくなるのも当然なのかもしれません。もちろん、それって僕のレンタル業にも言えるわけですから、財布のひもが固くなる中「交通費などを出しても呼んでみたい」と思われるにはどうしたらいいのかを考えなきゃな―と思いました。

 

そんなこんなで他にも雑談からちょいとここでは言えないディーブな話をしていたら、そろそろ開演30分前ということで、僕らはファミレスを出て落語の公演が行われる『北とぴあ』へと向かいました。

 

ついに、人生初の落語を聴く!

 

会場に着くとすでに他のお客さんたちも多数いました。パッと見た感じ年齢層はやや高めで50代もしくは60代ぐらいの方が多かったですね。ただ、Aさんいわく今回は白髪率が少ないので自分がいつも見に行っている公演よりは年齢層が若めなのかもと。僕のような30代ぐらいの人となるとかなり珍しいようです。あとは、男性客の方が圧倒的に多いのかと思いきや、女性も結構いたのには驚きましたね。夫婦だったりグループで来ている人たちもいて、落語好きな女性も結構いるようです。女性で落語見に行きたい人は案外肩身の狭い思いをしなくて済むのかもしれません。

 

あと落語ってどのぐらいの規模の会場でやるのかなと思ってたのですが、この日使われたのは『北とぴあ』のさくらホールという場所で、定員は1300名らしいです。ただ、二階席は開放していなかったみたいなので、今回お客さんは1階席のみを利用したようですが、満員とまではいかなくても席はかなり埋まってて、この規模の会場でもお客さん来るんだなーと。もちろん出演者や場所によって客入りも違うのでしょうが、落語人気を実感しましたね。

 

この日の公演は19時スタートで、途中10分休憩を挟んで21:30過ぎまで。出演した落語家さんたちは前座の人も含めて5名でした。不勉強なもので今回出ていた方たちは知らなかったのですが、権太楼さんという方が一番のベテランでトリを務めていました。

 

 

チラシにも書かれているように一つの公演は大体3600円とか3700円程度のようです。笑点のようなテレビに出ている有名な方たちの公演だともう少し値段が上がって席によっては4500円程度するとのこと。

 

初心者でも落語は楽しめるのか?

読者の方の中にもまだ1度も落語を聴きに行ったことがないという人もいると思います。そういう方が気になるのは「落語って初心者でも楽しめるのかどうか」でしょう。僕も「落語って昔の話とかを語るからわからないんじゃないかな」って不安ではありましたからね。結論から言うと落語初心者でも落語は楽しめます。僕は落語家さんによってはゲラゲラ笑いましたもん。

 

そもそも、落語といっても古典落語と新作落語というのがありまして、新作落語はわりと今の社会を風刺したり時事ネタを取り入れた内容だったりするので、僕のような初心者でも普通にわかるんですよね。今不倫で話題のあの人のことを導入部分に入れたりとかしてね。いやっ、結構どぎついこと言ってたりするんだけど年配の人たちもギャハハハと笑ってて、中には笑いすぎて涙が出ているのをぬぐってる人もいるぐらいです。会場全体が楽しい空気に包まれてるんですよね。

 

もちろん古典落語を演じる落語家さんもいて、トリを務めた権太楼さんは『言い訳座頭』を聴かせてくれました。これは当然初めて聞くわけですけど、ちゃんと話も分かるし笑えるんですよね。古典なので難しいのかと思いきや決してそんなことはない。まぁ、多分内容をちゃんと把握していた方がもっと笑えると思うんですが、そうじゃなくても十分楽しめたというのが正直な僕の感想です。2時間半近くの公演でしたけど、あっという間に終わりましたもん。これは時間を忘れて楽しめたってことだと思います。

 

プロの芸を間近で体感できる!

落語家さんの何がすごいって、もう舞台上でずーっと話っぱなしなんですよね。ほとんど途切れることなく自分の持ち時間中はひたすらしゃべってるんです。まず、自分が披露する落語の内容を覚えるだけでも大変だと思うんですよね。一人で20分とか30分ぐらい話すわけですから。でも、どの落語家さんもまぁつっかえない。それだけでもすげぇなと感心します。

 

もちろん、それだけじゃなくて人を笑わせるための間であったり、お話の登場人物の役を演じ分けもするわけですし、声の強弱や感情をのせたり、そこに身振り手振りを加えたりするわけですよ。それを舞台にいる落語家さんたちは当たり前のようにやってるんですよね。その姿を見た時僕は「あっ、プロの芸人っていうのはこういう人たちのことを言うんだな」と実感しました。

 

あと、前座と真打のレベルの違いみたいなのを比較するのも楽しいです。前座さんでも、もちろん用意してきた話をスラスラと話してはいるんですが、なんていうかな、単にその話を聞かされているという感じがして、あんまり笑えない感じなんですよね。話をつっかえないようにするので一生懸命みたいな雰囲気が何となくこちらに伝わってきちゃう。もちろん、僕のような素人が細かい技術がどーのこーのとかはわかりませんが、会場を見ても笑いは少なかったです。

 

その一方で、真打ともなるとおそらく何百、下手すりゃ何千とか繰り返してきたんでしょうから、もう話がその人の一部になっているという感じなわけです。いやっ、これはあくまで僕が感じたことですけどね。でも、こういう師匠レベルの人と前座のこれから頑張っていく人の話の違いを比較したり、前座の人がこれから成長していく姿を見ていくっていうのも落語の楽しみ方の一つなんじゃないかな。

 

レンタル終了!

 

あっという間に落語が終わりレンタル終了です。なんと帰りにはAさんからお土産をいただきました。↑の卵焼きは古典落語『王子の狐』という話に出てくる卵焼きだそうで、今回落語の公演が王子だったのでわざわざ買ってきてくれたとのこと。

 

家に帰って食べてみたところ、けっこう甘みがありつつも食べやすくて上品なお味で、ペロリと平らげてしまいました。Aさんには前回もお土産をいただいているので、もう感謝の気持ちしかないです。ほんとにありがたい。

 

また、何かあればぜひお声がけくださいとお伝えしてお互いに帰路につきました。人生初の落語は予想以上に楽しめたので、また機会があればぜひ行きたいなと思いました。

 

今回のように「チケットが余ったから行きませんか」みたいな形でのレンタルも随時受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

 

僕のTwitter

https://twitter.com/neetkishitsu

 

レンタルの利用方法

『レンタル同行人』のルールや利用方法についてまとめてみた。 - ニート気質な僕の生きる道

【レンタル同行人】どういう時に利用したらいいかわからない方へ - ニート気質な僕の生きる道

 

過去のレンタル例

レンタル同行人 カテゴリーの記事一覧 - ニート気質な僕の生きる道